初めての斜め+横書きだった有栖川有栖サイン会(有隣堂アトレ恵比寿店)

今日は、有栖川有栖の新刊『妃は船を沈める』発売記念のサイン会があるということで、恵比寿にゴウ。
♪チャララーン、ララララーンという、なぜか吉幾三の顔が浮かんでくるメロディが流れる恵比寿駅で降りると、その上にそびえ立つショッピングビル「アトレ恵比寿」。
その5階に、今日サイン会が行われる有隣堂があるのです。

15時開始の10分前、お店に到着すると......おおう。
もう既に会場からは列が延びています。そしてその先、最後尾はどのあたりかなあと見ていくと......おおう?
なんとバックヤードの向こうに消えて行っているのですよ。
バックヤード!
普段だったら、絶対に「関係者以外立ち入りご遠慮願います」とか書かれていそうな扉が、今日は大きく開かれていて、その向こうに列が伸びていっているのです。
もうそれだけで、気分は高揚、ワクワクドキドキ。
だって普段は絶対立ち入りできないようなところに、行けるんですよ。
ああ、もうこんな非日常感が味わえるなんて、ス・テ・キ。

取り置きをお願いしていたレジで本を受け取り、もちろんお金も払い、列の最後尾目指してバックヤードの世界にレッツゴウ!
ああ、いいですね、いいですね、メチャクチャいいですね。
ドアの向こうに一歩踏み込むと、そこはもうプロの世界。
通路の隅には梱包が解かれた段ボール、まだ梱包されている段ボールと、山が高くそびえ立っています。
そして、なんといっても涼しい!
さすがはプロの世界です、何時間いても居心地がよいとは恐れ入ります。
こんなサイン会待ち列だったらいつも経験してみたいものですね!
涼しいバックヤードでプロの世界を感じながらサイン会の待ち列

並んでいるメンバーを見回してみると、さすがは有栖川有栖、見事に女性ばかりなんです。
いや、男性もいます。ポツーン、ポツーンと......。
だいたいぼくの前後には、並んでいる人が100名はいたと思うのですが、そのなかに男性は、ぼくを含めて6人ほどしかいませんでした。
あとはぜーんぶ、女性ですよ。
何でしょう、この場違い感は。
例えて言うなら、そう、「去年まで女子高だった共学校に、男子1期生として入学した新入生の気分」が味わえたのでした。
もうヘラヘラ笑っちゃいます。

そんな男子1期生が味わいそうなドキドキ感を保ったまま並ぶこと約1時間、ぼくの順が回ってきました。
「お願いします」と本を差し出すと......え。
本を開いた有栖川有栖、なぜか整理券に書いたぼくの名前をジッと見ながら何か考えているのです。
うわ、うわ、うわ、いったい何なんでしょう。
ひょっとして今日のサイン会は男子禁制だったとか?
それとも年齢制限に引っかかったとか?
さっきまでの新入生のドキドキ気分はどこへやら、今度は別の意味でドキドキしてきてしまいました。
すると......

横書きにしてみましょうか。

うわおう、横書き!
これまで有栖川有栖のサインといえば、縦書きばかりだったはずですよ。
それを横書き!
ご本人も「これまで縦書きばかりだったから、横書きは初めてですね」って......。
それって、「日経新聞が今日から突然横書きになっっちゃったよ、おい」みたいなものなんでしょうか。
有栖川有栖からのそんな突然の提案にすっかり舞い上がってしまったぼく。

横でも斜めでもお願いします

もうワケ判りません。
そんな浮かれポンチ野郎が思わず口走ったポンチ言葉に、有栖川有栖、「斜めか......」と言うとおもむろに、うぉぉぉーい、本当に本を斜めにしちゃいましたよ!
そして、サラサラサラサラ......。
見事、斜め+横書きでサインを書いてしまったのです。
有栖川有栖自身も「初めてです」とのことの斜め+横書きサインの『妃は船を沈める』
周りでアシストしていた光文社の方も「これは珍しいですね」。
非常に貴重なサインをありがとうございました。

そして最後には、例によって記念撮影。
周りの方々はケータイのカメラなので、シャッターを押すと「シャララーン(←それじゃ"魔女っ子メグちゃん"の主題歌だ)」というのですが、ぼくの場合はいつも持ち歩いているデジカメ。
シャッター音は消してますし、フラッシュも写り方が嫌いなので基本的にはいつも発光禁止にしています。
だからカメラをお願いした方、「ハイ、いきますよ......、......、......アレ?」。
メチャクチャ心配させてしまいました。ちゃんと撮れています、撮れています。ス、ス、ス、スミマセーン。
最後には有栖川有栖ツーショット写真のサービスもあります!