水蕎麦を食べに幸手へゴウ!

あちぃ~。
一体、何なんですか、今日のこの暑さは。
家にいても、部屋に直射日光がガンガン差し込んで、まるでサウナにいるかのようなうだる暑さですよ。
もうこうなったらトコトン逃げ出してやることにしました。
でもどこに行こうかな……と思ったところで、

「そうだ、おいし~いお蕎麦を食べに行こう」。

おいし~いお蕎麦屋さんは数多くあれど、今日の日のようなこの暑さでは、“水蕎麦”をツルツルッとたぐりたいのです。
そんな訳で高速にのって、埼玉は幸手市にやって来ました。
お気に入りのお蕎麦屋さん、「十割そば ふくろう」です。
十割そば ふくろう
横浜からだと、結構遠い場所にあるので、なかなか行くことができないのですよね。
そんな訳で朝早くから目を覚ました今日なんてチャンスですよ。
高速にのってやって来ました。

久しぶりに食べた水蕎麦は、あー、もう「キン」と冷えていて最高なんです。
今日のような日には最高のごちそう、水蕎麦
蕎麦自体も、夏だというのに香りが高く、噛んだとたんにお口のなかいっぱいに風味がバフンバフン、広がります。
そして、もっともこの蕎麦の風味を引き立てる命は「水」。なんというか、甘い。
もうね、蛍の気分ですよ。
子どもの頃、「ほ、ほ、蛍来い。こっちの水はあーまいぞ」の“水が甘い”という意味が判らなかったんですよね。「砂糖水みたいなものなのかな」と。
それがこの水蕎麦を食べることで「なるほど!」。
“水が甘い”というのは“メッチャクチャうまい水”という意味だったのですね!
大人になって初めて判った歌の意味、そのきっかけが、このお蕎麦屋さんでの水蕎麦との出会いだったんです。

あと、ここのお蕎麦屋さんは蕎麦以外のメニューでも、なんでもおいしいという奇跡のお店なんです。
ということで頼みも頼んだり。

ジャジャーン、そばがき。
上品な味わいが楽しめました、そばがき
ここのそばがきは、通常タイプ以外にも、天ぷらがわざわざついてきます。
この天ぷらがまた、おいしいのなんの。
それでなくても、モチモチっとした食感がとてもソフトで上品なお味のそばがきなんですが、それがさらにからりと天ぷらなんかに揚げられようものなら……おおう。なんと官能的な。
目をつぶって食べると舌に絡みつくこの食感、いやーん、エッチ。
お餅の天ぷらといっても判らないほどに、なめらかな舌触りと食感が楽しめます。

そして、ジャジャジャーン。かつおのお刺身。
薬味が「これでもか!」とのっていますが、その下にはかつおの刺身も「これでもか!」と……
もう脂がノリノリで、お口のなかに入れるととろけ出すんですよ!
んまあ、なんてイヤラシイかつおなんでしょうか(←そんな感想ばかり。でも本当だもん)。
またちょっと変わっているのは、厚く切ったお刺身本体に切れ目を入れ、そこにショウガをひとかけ挟み込んでいるんですね。
すり下ろしたショウガをお刺身にのせていただくのもいいのですが、こうしてひとかけ挟み込んだ状態でいただくと、またショウガ本来の味も濃厚に、お口いっぱいに広がって、かつおの薬味として思う存分引き立ててくれるのでした。

フト気が付くと、周りのお客さんはざる蕎麦やたぬきなんて頼んで、すぐに店を出ていっているのですよね。
そんななか、1人、長っ尻の客。
お勘定してみると、オオウ。3000円でした。お昼で3000円って……高級フレンチか!
いやいや、高級フレンチをいただきに行ったと言ってもおかしくないお店なんですねー。

つくづく残念のは、このお店、1人で来てしまうと食べられる量が決まってしまうので、あれもこれもと幅広く食べられないことなんです。
ホント、全メニューを制覇したいのですよ。