電話があったことをお伝えください

普段、何気に使っていると思うのですね。

「お電話ありがとうございます」
「あ、もしもし。ナニガシと言いますが、ナントカさんいらっしゃいますでしょうか」
「ただ今、会議中です。終わったら折り返し電話させましょうか」
「いえ、こちらも出先なので。では、お電話があったことをお伝えください

……出た! 必殺“お電話があったことをお伝えください”攻撃!。
この言葉、電話を掛けた相手が不在のときはついつい使っちゃう便利な魔法の言葉なのですが、そもそもどういう意味なんでしょう。
イヤ、意味は判りますよ。「お電話がありました」って言っておいてくれってことぐらい。
ただ、その言われた方はどうしたらいいのでしょう。
普通は「ああ、そう」で終わっちゃいます。だって、どうしようもないんですもの。

そんな訳で、その存在価値が今イチ判らないナゾの言葉、“お電話があったことをお伝えください”
利点を考えてみました。

  • 電話を掛けたんだぞと、とにかくものすごいプレッシャーを与える
  • こんなに電話を掛けて頑張っているんですと慈悲を請う
  • 掛けた相手のメモ用紙を伝言だらけにして浪費させる
  • そして、エコロジーの時代なのにと怒られる
  • 伝言を受けてくれた女の子とと電話を掛けた相手の仲を取りもっている
  • その2人が結婚するときは「オレの電話がキッカケで……」と自慢する
  • 2人に子供が生まれたら「オジサンのおかげでキミは生まれたんだよ」といらんことを言う
  • 2人が別れたら、知らんぷりしておく

……うーん、ロクな利点がないです。

唯一生き残っている公衆電話で話をしている人
唯一生き残った公衆電話で話をしている人を見て、そんな妄想が一瞬にして色々と涌いてしまったのでした。
この人も、掛けた相手が不在だったら、「では、 お電話があったことをお伝えください」と言って切るのでしょうか。