今や押しも押されぬ世界のHaruki......と言っても、角川春樹のことではありません。
村上春樹ですよ、村上春樹。
その村上春樹のサイン本はたまに見かけることがあります。
サインそのものには、"村上春樹"と書かれる漢字バージョンと"haruki"と書かれるローマ字バージョンがあるようですが、だいたいのところ、こうしたサインにはスタンプが押されています。

これは......なんでしょうか。
リリー・フランキーあたりが書きそうなキャラクターのスタンプなんです。
とは言うものの、桜庭一樹のシールのように、必ずしもサインにスタンプを押す訳ではなさそうなんですね。
例えば、サイン会が行われる時にはスタンプを持参する訳ではなさそうです。

しかしこの"押されるときは押されてある"スタンプには、どうもいくつもの種類があるようで、「一体どれだけ種類があるのだろう」とメチャクチャ気になっていたのでした。
そんなある日のこと。
池袋にあるリブロに行ったときのことです。
村上春樹コーナーができていたのですね。

そしてなんとそこに立てかけられてある地味なPOP、これをよくよく見てみると......Oh~!

村上春樹のサイン入りPOPだったのです。
しかしこの地味さはどうなのでしょうか。
もう「村上春樹」と書くだけで他には何もいらない、まさに「僕がキャッチコピーです」状態。
さすがは世界のHaruki、やっちゃってくれてます。
しかもこの地味な著者直筆サイン入りPOP(......と言うのでしょうか)に押されてあるスタンプは、よく見かける「春」バージョンに加えて、見たこともない「羊」バージョン!
ああん、ああん、もう村上春樹と言えば、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』か、『羊をめぐる冒険』か、というぐらいに羊が好きなぼくとしては、この「羊」スタンプを前にして垂涎が止まらなくなってしまうのでした。
じゅるじゅる。
そしてその隣の平台には、さらに別の村上春樹コーナーがあったのです。

もちろん、こちらにも「僕がキャッチコピーです」と言わんばかりに、POPと呼んでいいのかどうか判らないほどに地味な著者直筆サイン入りのPOPが飾られてあるのです。
これもよくよく見てみれば......鼻血ブー。

「ウサギ」に「鳥」に「赤とんぼ」......。
これまた見たこともないスタンプが、「これでもか!」と惜しげもなく使われているのでした。
うーん、ますます判らなくなってきました。
世界のHarukiは一体何種類のスタンプを持っているのでしょうか?
あるいは......。
ひょっとして、彼にはスタンプ集めという密かな趣味があるのかもしれなくってよ!(← 誰?)
