少年よ、カレーライスになりなさい

1日3食で1年365日、すべてカレーでもいいぐらい、カレー野郎なぼくです。
そんなカレー野郎が街中でついつい引き寄せられるのが、カレー屋さんから漂ってくるカレーのかほり。
かほりですよ、かほり!
カレーのかほり! ビバ!
そんなカレーのかほりに対するぼくの情熱ってば、きっと警察犬すら凌駕していることでしょう。
(そんな訳ありません)

カレー野郎は、今日もカレーのかほりに誘われて、このカレー屋さんの前で立ち止まってしまいました。
カレーのかほりが漂ってきて、もうタマリマセン!

何が気になるって、プンプンと「これでもか」と路上に垂れ流してくるカレーのかほりだけでなく、そのウインドウ。
限定20食! 手作りロースカツカレー780円
なんと、ロースカツカレーが“限定20食!”なんですよ!
しかも手作り!

……って、あれ? 冷静に考えると、何が“手作り”なのかよく判りません。
「カツが手作り」って意味だと思うのですが、それって

  • カツに衣を付けるのが手作業
  • カツを揚げるのが手作業
  • カツ用の肉にスライスするのが手作業
  • カツ用の肉にブタを解体するのが手作業
  • カツ用肉のブタを育てるのが手作業
  • これらすべてが手作業

うーん、どれ?
カレーのかほりに入り交じって、ほのかに“ワナのかほり”が漂ってくるのでした。

そもそも、“限定20食!”言っておきながら、この店は24時間営業なんですよね。
このカレー屋さん、24時間営業だったのです
そうです、24時間、店が開きっぱなしです。
ということはですよ、“限定20食”っていったい何時から何時までの間に出される20食なんでしょうか。
ますますワナのかほりが漂ってくるのでした。

……あ。
しかしよくよく見れば、この張り紙のどこにも“1日限定20食!”とは書かれていないのです。
つまり、ひょっとするとこのお店では、本当に“手作りロースカツカレー”が20食分だけしか用意されていないのかもしれません。
ワナのかほりが薄らいでいくのが感じられたのでした。
(でもやっぱり、何が“手作り”なのかは判りません……)

とりあえず店内で「何にしようかな」と、張り出されてあるメニューをキョロキョロ。
すると、そこには何やら、カレーに関するトリビアネタを披露するポスターが張り出されていたのです。
「少年よ、カレーライスになりなさい?!」とか言っちゃっているポスター
クラーク博士がカレー好きだったのか、それとも単に「カレーは飲み物だ」と豪語してはばからなかったのか、それは判りません。
が、驚いてしまったのは、このトリビアネタのタイトル

ボーイズ ビー ライスカレー?!

……って、おい!
「少年よ、カレーライスになりなさい」ってどういう意味なんでしょう。
訳判りません。
まあ、最後に「?!」なんてつけているから、これはある意味、「宇宙人が来襲      ?」みたいな東スポのノリのジョークとして書いたのでしょうね。
「ボーイズ ビー アンビシャス」で「少年よ、大志を抱け」だから、えーい! いっそのことカレーライスにしてしまえぇぇぇ!みたいなノリ。
でも、最後に「?!」と付けることで、「冗談ですから。んもうイヤだな、お客さん」と誤魔化しちゃっているそんな感じです。

しかしこのポスターを最後までよくよく見てみると……
やっぱり実のところは本気で「少年よ、カレーライスになりなさい」と言っていたようなんです
店の顔であるはずのキャラクターが、キャラクターが、キャラクターが……。
クラーク博士になりきって、メチャクチャ言い切ってますよ!

「少年よ、カレーライスになりなさい」

カレーにされてしまった少年たちの明日は、いったいどうなってしまうのでしょうか。
(一晩寝かされて、とってもおいしくなっているのかもしれません ← おい)