天野月子ファンクラブイベント「特別臨時集会 Vol.3」 in 渋谷

タイトルだけ見ると、濃いファンによるオフ会が開催されたみたいですが、いえいえ。
立派なライブなんですよ。
しかしそんな「オフ会のように感じさせる」ネーミングセンスもまた、天野月子のダサカッコいいところなんでしょうね。
そんな訳で、今日は天野月子のファンクラブイベント「特別臨時集会 Vol.3」が行われる渋谷のライブホールまでお出かけです。
天野月子ファンクラブイベント「特別臨時集会 Vol.3」(渋谷・duo MUSIC EXCHANGE)

思えば、これまで好きなアーチスト、お気に入りのアーチストは数多くいたのですが、ファンクラブにまで入ったのは初めてのことなんですね。
入会するまでは、「お金の無駄遣いかも」「ちゃんとモトをとれるかな」「他に欲しいモノを買った方がいいんじゃないかな」などと、年会費のことばかり心配していたのですが、No、no、no(なぜんひ英語?)。
こうしたファンクラブ会員限定のライブが開催されたり、またライブのチケットがファンクラブ会員に先行発売されたりと、もうそれだけで「ああ、ファンクラブに入って本当によかった……」。
なんと単純な。
こんなことなら、クヨクヨと悩まずにもっと前から入っていた方がよかったのですよ!
いや、なんと悔やもうとも今さらなんですがね。

そんなことはさておき。
今回のライブ会場は、渋谷は道玄坂。
周囲をラブホテルに囲まれた一角にあるduo MUSIC EXCHANGEなのです。
17時スタートと、変則的な開始時間のため、まだ明るい歓楽街をウロウロしてきました。
手をつなぎながら歩いている若いカップルが、

「ここ、どう?」
「うん、いいよ」

と気軽にホテルに入っていく姿に、オジサン、なんだかドギマギしてますよ。
そんな明るい淫靡さを漂わせるホテル街のド真ん中を突き進むと……おお、いるわいるわ。
開場時間にはまだ早いのに、もうすでに集まってきているファンたちの姿が会場前……どころか、道路すらもはみ出して、向かいのラブホテルの入口にピケを張ったかのような状態で固まってわんさか。
(えーっと、「ピケ」が判らない方は、70年安保を体験したオトナに訊いてみよう! ← そう書いているぼくはいったいいくつなんだろう)
ラブホテルの入口にわんさかと人が集まってエライコトになっている道玄坂のライブホール前

ホテル前にこんなにスゴイ人だかりができていたら、ホール向かいにあるラブホテルに入ろうとするお客さん、皆、恐れをなしてしまって、素通りしてしまうんじゃないかしらん。
いや、ホテルに入ろうとするお客さんは、まだ素通りできるからいいのです。
問題は「ホテルから出ようとしているお客さん」。
外が大変なことをなっているとも知らず、ずに外に出てみたら、出入口がライブホールの開場待ちのお客さんに取り囲まれていて、集中砲火でジロジロと見られてしまうのは……イヤだなあ。
ライブホール前にあるラブホテルに入るときは、ライブの開場時間と終演時間を確認しておいた方がジロジロと見られて恥ずかしい思いをしなくていいかもしれません。

……ってぼくは何の心配をしているのだ。

そんな訳で、ある意味ラブホテルの営業妨害チックになりながらも、16時の開場時間を待ちました。
今回は整理番号が37番とかなり前の方だったので、余裕を持って入場完了です。
ところがオールスタンディングのライブの場合、「初めての会場」では立ち位置を決めるのに結構悩んでしまうのですね。
大抵がワンドリンク付なので、

  • 先にドリンクを確保しておきたい
    (ライブ終了後では皆がドリンクコーナーに殺到して大変)
  • ライブ開始までゆっくり飲みたい
    (カップをずっと手に持っているのは大変)

と、そんなわがままが叶えられるポジションを1人で探し、1人で確保し続けなければなりません。
今回は早かった整理番号を活かして、最前列位置をキープしましたよ。
しかし最前列と言っても、“ド真ん中”は絶対にいけません。
危険なんですよ、危険。デインジャラス。
何しろ、ここ最近のライブは“モッシュ”が当たり前のように行われるので、そんな“ド真ん中”“最前列”なんて立っていたら、「押しつぶしてください」と言っているようなものだと思うのですね。
ここはひたすら身の安全を考え、ステージ上手の端っこにヒッソリとたたずみ、ゆっくりとドリンクを舐め舐め、開演を待っていたのでした。

……?
何ですか、 この会場内に流れているBGMは?
ずっと先からドラえもんがリピートで流され続けているのですよ。
ドラえもんですよ、ドラえもん。
ドラえもんのサントラがずっと、延々、何回も何回もループで流されているのです。
もう頭のなかはすっかりドラえもんのBGMに毒されてしまうのでした。

やがて17時過ぎ、会場が暗くなり始まりました!
まずはギタリスト(アースシェイカーの石原“シャラ”慎一郎)と、天野月子によるアコースティックライブ。
3曲目は、いつもライブでは大盛り上がりに盛り上がる定番の曲なのに、敢えてアコースティックによる演奏にアレンジしてしまうあたり、今回のライブが特別であるように思えます。

続いてはライブはちょっと休憩、のお楽しみコーナー。
「天野月子を探せ」ということで、ステージ上に“スクリーム”の格好をして現れた3名のなかから、“ホンモノの天野月子”を当てようと言うベタベタなコーナー。
しかし映画で見る限りでは、“スクリーム”の格好ってギャグにしか思えないのですが、リアルにあの仮面を見たら……結構コワイよ。

そして、いよいよメインとなるライブです!
今回の選曲は、事前にファンクラブ会員によって投票された「好きな曲Best5」を集計し、それをベストテン方式で演奏していくと言うパターンなのでした。
こうして1位までの発表が済み、いったんステージから降りる一同。
しかしトータルの演奏曲数としてはまだまだ少ないのですよ。観客たちは不完全燃焼で爆発寸前。
やがて1人で現われた天野月子に、「ギター片手にアコースティック?」と思わされるも、不完全燃焼だったのは天野月子自身もそうであったかのように、「10曲じゃ足りないよねっ!」
その言葉とともに、再びメンバーが登場し、11位から13位までの曲をアンコールとして演じたのでした。
そして13位の曲が終わったところで本来であれば終了の予定だったのか、場内に明かりが点ります。
しかし明るくなっても止まないアンコールの声。
「みんな、帰らないよ……」と言いながら、再び天野月子が登場しました。
「やっぱり最後はこの曲で終わらないとね」と言いながら、ライブの最後となっている曲を、これまた珍しく、ギター1本のアコースティックバージョンで歌い上げるのでした。

以下、いつものように自分自身のためへの覚え書きとしてのセットリスト。

【アコースティックコーナー】
01. 箱舟
02. HONEY?
03. 日曜日

【お楽しみコーナー】 (MC:天野月子マネージャー・音倉子さん)
「天野月子を探せ(ホラーバージョン)」

【天野月子ひとりベストテン】
04. 10位:菩提樹
05. 09位:スナイパー
06. 08位:聲
07. 07位:ウタカタ
08. 06位:花冠
09. 05位:Howling
10. 04位:鮫
11. 03位:箱庭
12. 02位:カメリア
13. 01位:蝶

【アンコール】
14. 11位:stone
15. 12位:B.G.
16. 13位:烏

【アンコール】 (その2)
17. 巨大獣(アコースティック ver.)

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