そして今日もまた、京浜東北線が止まる

いつも電車に乗ると本を読んでいるのです。
iPodでお気に入りの音楽をを聴きながら、完全に自分の世界に没頭しています。

今日も会社の帰り道。
電車に乗り込むと、いつものように読みかけのハードカバーを取り出すとすぐさま読書の体勢。
耳にはiPodのイヤホンを突っ込んでいるので、完全に物語世界内に没入しています。
物語は佳境を迎えてぼくはハラハラドキドキしていたのでした。

......、......、
......、......、
......、......、
......、電車動いてない?

そう言えば、先ほど駅に到着してからずっと、電車が止まっているような気がします。
顔を上げて「ウワォウ!」
何なのですか、これはいったい。
混むはずのない反対方向なのに、ホーム上に人が溢れていますよ
混むはずのない東京都心方面行きのホームに、人が溢れているのですよ。
「何だ、何だ」とキョロキョロ。
するとタイミングよく車内アナウンス......してる?
慌ててイヤホンをブッコ抜いて訊いてみると、

「前を走る電車が踏切通過中、異音がしたため車両点検しています。
その影響でこの列車もしばらく停車します」

何ぃ、またか......。
結局15分ほどで運転は再開されたのですが、「お待たせいたしました」というアナウンスだけで、車両点検の結果は言いやしません。
理由が気になって仕方ありません。
だって、"踏切通過中に異音"ですよ、異音。ジャスコじゃないんですから(それは"イオン")。
昔に一度だけ、ぼくが乗っていた電車で異音を体験したことあります。
それはそれはものスゴイ衝撃ですよ、いろんな意味で。
何しろ、異音は突然に、車両の下を前方から後方に向かってスゴイ勢いで走り抜けていくのですから。
ガリゴリゴリゴリ。

しかし今回は15分後にすぐ運転が再開したということは、そんなエゲツナイことではなかったようですね。
それだったら、余計に異音の理由が何だったのか教えてくれたっていいと思うのです。
......ああ、気になって気になって仕方がなくって、読書に集中できなくなりました。
満員の車内、ぼくの向かいにはオヤジが吊り輪からぶら下がっています。
そのオヤジの顔を眺めながら、異音の原因をあれこれ想像。
ひょっとしてオヤジに「あれ、こいつ。オレに気がある?」なんて思われたらどうしよう(思われません)。