折原一のサイン本と上野動物園のパンダ

折原一が、ご自身のサイトで「上野の本屋さんで、文庫新刊『叔母殺人事件』にサインをしてきました」と書かれてあったことで、むくむくと頭をもたげるぼくのミーハー精神。
そんな訳で、何も予定がなかった今日、朝から上野駅までやってきたのでした。
折原一の新刊は、特設棚に"サイン本"と書かれたPOが張り出され、ドン、と置かれてありますよ。
迷うことなく、難なくゲットしました。
折原一『叔母殺人事件』のサイン本

当初の目的を上野駅到着後、わずか数分で果たしてしまいました。
このまま帰るには何かもったいない気がします。
せめて交通費分はモトをとらないと......などとセコいことを考え、フト外を見ると、楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
そうだ、そこに広がるのは上野公園。
上野公園をうろついてみることにしました。

適当に足の赴くまま歩いていると......おお。
何と上野動物園の前に出てきてしまっていました。
公園内を歩いていると、いつの間にか上野動物園の入口前に立っていたのでした......
上野動物園なんて、子供の頃に一度、関西からパンダを見にきたことがあるらしいのですが、全然覚えていません。
(しかも当時は、パンダラッシュで観客は立ち止まり厳禁だったため、あまりゆっくり見られなかったらしい)
そんな訳でせっかくだから、パンダでも観に行くかー......と思い立ったのです。
周りは家族連れやカップルばかりのなか、オッサンが一人ウロウロしていると、変質者と思われないでしょうか。
ちょっと気がかりだったのですが、それ以上に気になったのは入園料金。
某ディズニィランドみたいに数千円も掛かっては、暇つぶしになりません。
恐る恐る入園料金を確認してみると、「大人600円」......って、安っ! さらには小学生以下の子供と60歳以上のお年寄りは無料っ!
これでやっていけるのかしらん。

そんな訳で、入園してすぐにまずは家族連れやカップルに入り混じってパンダちゃんを観に行きました!
ガラスの向こうにいるのは......おおう、確かにパンダちゃんです。
しかし暑いのか、パンダちゃんはパンダ舎のなかでグロッキー気味。
しばらく様子を見ていたのですが、ずっと観客の方にケツを向けてお休み中です。
秋というのにこの暑さにグロッキーなパンダちゃん
それでも、続々とパンダ舎にはニンゲンたちがやってきては群がっています。
子供たちも口々に「かわいいー」とか言っています。
が、なかには親が子供に無理矢理、「ほら、パンダちゃんよ。かわいいねぇ」。
明らかに「それ、子供に無理に思い込ませてるだろ」とツッコミたくなるような親御さんもいらっしゃいます。
グロッキーなパンダちゃんよりも、こうしたニンゲンたちの生態を見ている方が面白いかもしれません。
グロッキーのパンダでも、「そんなの関係ねぇ」とパンダ舎に群がるニンゲンたち

しかし暑さでグロッキーなのはパンダに限らず、ほとんどの動物が「まいったー」。
ゴリラなんて、これ、どうですか。
まったくやる気が感じられないゴリラ
まったくやる気が感じさせられません。
(何のやる気なのかよく判りませんが)

グロッキーな動物と、泣き叫ぶ子供たちと、妙にはしゃいでいる親たちを見て歩いているうちに、「まもなく無料のガイドツアーが始まります」とのアナウンスが流れました。
タダという言葉に反応するぼく、これはモトをとるチャンスです!
集合地点に向かうと、ガイドのお姉さんがスタンバイしており、このようなネームプレートをぶら下げます。
ガイドツアー参加者の証、ネームプレート
そして45分ばかりのミニツアーが始まります。
子供たちがゾロゾロとついて周り、その周囲をオトナたちが囲むという構造ですが......あれ?
常に子供たちに混じって、オッサンなぼくがお姉さんの傍についてまわっているのですよ。
何度子供たちに足を踏まれたり、手を繋がれたりしたことか。
オリの前で説明をするガイドのお姉さん

しかし、さすがはミニガイドツアー。ちゃんと見るべきところはおさえています。
ぼくが勝手に見てまわっていた動物たちは皆、グロッキー状態だったのですが、ツアーでまわる動物たちはとても元気なんですよ。
例えばカバ。
水中でジッとしていたのが、お姉さんが説明をはじめるとこんなサービスを見せてくれたのでした。
歯医者さんのプロモーションビデオみたいなカバ
歯医者さんのプロモーションビデオでも使えそうなぐらい、「カバ!」と口を開けてくれました。
またシマウマ舎では、シマウマとバーバリーシープとやらがメチャクチャ仲良し。
ずっと一緒に遊んでいました。
ずっと一緒に遊んでいるシマウマとバーバリーシープたち。とっても仲良しなんです
これって、「人質同士の間に生まれる連帯感」みたいなものが、動物のなかでも生じているということなのでしょうか......(違うと思います)。
あっという間の45分間、ツアーの最後にはお土産までいただきました。
ミニガイドツアー参加者にはお土産までいただけます(参加は無料なのに) カバの缶バッジです。

こうしてオッサン一人でも怪しまれることなく、半日ほど過ごした上野動物園。
最後にもう一度パンダを見てから、帰ることにしました。
相変わらずパンダ舎の前は黒山の人だかりですが......おお?
今度はちゃんと動いていますよ。
黒山の人だかりは、パンダちゃんの一挙手一投足に注目し、ちょっとでも動くと「おお......」。
どよめいています。
パンダ舎の前は相変わらずの人だかり
今度こそ、ぼくもジックリとパンダちゃんの動くところを見ることができたのでした。
ただ残念だったのは、上野動物園に行く予定なんてまったくなかったため、カメラの用意もちゃんとしておらず、途中で電池切れになってしまったことなんですね。
これからは、日々、充電した電池も予備で持ち歩くようにしなければなりません。
20070917-002.jpg

最後に、オマケのムービー。
オリの外に設置されたパイプに挿された木の枝を、サルがとても気になっている様子です。
何とかしてこの枝を取ろうとしているのですが......。
突然に子ザルが横から飛んで入ってきます。
「ねえねえ、何をやっているの?」とやってくるのですが、邪魔をされたサルはメチャクチャ怒ります。
その怒り方がニンゲンのようでおかしいので、ぜひともご覧ください。
「ねぇねぇ、それ何して遊んでるの?」「うるさいな! 子どもは引っ込んでなさいっ!」「......はい」
【動画(wmv形式)で再生する】

コメント

確実に何かひとこと言ってますねあれ(笑)

私もこの週末に動物園に行くのです!!パンダはいないのですが・・・
なんだか哺乳類はテンションがあがります・・・楽しみ!!

ゴリラが・・・中に誰か入っているようにしかみえません(入ってない上にゴリラじゃない、というのもアリに見えますが・・)

ねぇ、絶対にあのサル、子どもが飛びついてきてメチャクチャ怒ってますね。
アゴで「向こう行け」って言いながらも、さらにてで押しのけるところは、なんとまあ大人げない(笑)。
とか言いながらも、きっとぼくもサルのことは笑っていられないと思います。
サルのふり見て我がふり直します。

ゴリラもねえ、ホント、どんなオッサンが寝転がっているのかと思ってしまいましたよ。
サルやゴリラのああいった姿を見ていると、「サルって、本当に人間にとても近い動物なんだなあ」と実感しました。

しかし動物園に行くことなんて何十年ぶり……。
懐かしさでいっぱいでした。
ほ乳類はホント、和みますよ。
ぜひともchietheさんも癒されてきてくださいね。

お久しぶりです。パソコンが壊れたのでご無沙汰ですた。
パンダちゃん、かわいいですね~(*^_^*)
お写真アップしていただいてありがとうございました。

ダレカさん、こんばんは。
PCが壊れていたのですか。それは災難でしたね。
いつ何時PCは亡くなってしまうか判らないので、ちょっとでも調子が悪くなってきたら戦々恐々ですね。
(何度もHDDがいかれてしまって、メールや写真データを昇天させてしまった経験あり)

ガラス越しとはいえ、実物のパンダちゃんはなかなかキュートでした。
ふらりと動物園に行ってみるのもいいものですね。
またいろんな所に行ってみたくなってしまいました。