TRICK+TRAP8月例会に参加してきました

吉祥寺で開催されたTRICK+TRAP8月例会に、張り切って参加してきました。

場所がなかなか判りづらいと言うことで、地図を印刷していったのですが......確かにこりゃ迷っちゃいます。
そこはもう駅の傍とは思えないような閑静な住宅街。
それも単なる住宅街ではなく、大きなお屋敷がゴロゴロしている高級住宅街なのですよ。
「不審者に思われないかな」と恐る恐る通り抜け、本当にこんなところで大丈夫なのかな......と不安になるような細い路地を曲がると、ジャジャーン、そこが会場の「吉祥寺西コミュニティセンター」です。
時間に余裕をもって家を出たはずなのに、到着したのはなぜか開催時間直前。
ギリギリセーフです。

今回の例会は「加納朋子サイン会」と言うことで、受付で新刊『ぐるぐる猿と歌う鳥』を受けとったのですが......あれ?
そこにはなぜか大崎梢も座っているのですよ。
なるほど、さすがは元書店員、手馴れた動作で本を受け渡してお手伝い......って、違います!
もともとTRICK+TRAPでは、大崎梢の新刊『片耳うさぎ』をサイン入りで販売しますとアナウンスしていたのですが、申し込んだ方には今日、併せてお渡しされるそうなのです。
これは送料が要りませんからラッキーですね!
受付にご本人が座っていたのは、その新刊の受け渡しのためなのでした。
さらには、青井夏海の新刊『雲の上の青い空』まで積み上げられているのですよ。
ということは......今日は三作家によるサイン会ということになるのですね。なんと豪勢な!

会場に入ると、おお、人がいっぱいだ......。
定員40名近くの人数がギッシリ詰まっているため、もう会場内は熱気でムンムンムシムシていますよ。
サイン会の方法としては「テーブルに分かれて行う方式」がとられました。
あらかじめテーブルのシマが4つ作られており、適当に10名ずつ分かれて座った参加者のところに、作家の方々が来られる......というものです。

そんな訳で、ぼくが座ったテーブルでは、まず最初に「青井夏海サイン会」が行われたのでした。
サインしていただいているところをいつものように撮らせてもらいました。
......が、まるで"サインしているところ、見ちゃイヤーン"状態ですね。

通常のサイン会のときは、隣に立って、ページを押さえるヘルプの方がいらっしゃるのですが、そうしたヘルプの方の存在って偉大なんだなあと思いました。
(「偉大だなあ」と思うだけで、まったく動かないところがぼくという人間なのです)
新刊『雲の上の青い空』に書いていただいた青井夏海サイン

そして厚かましくも、同じテーブルの方にお願いしてツーショット写真まで撮ってもらいました。
同じテーブルに座った見ず知らずの方にお願いしてツーショット写真を撮っていただきました

テーブルの方々がひととおりサインをいただいたあとはフリィ~タァ~イム。
ここぞとばかりに色々とお話を伺わせていただきました。
以下、メモ書きで覚え書き。

  • 当初は自費出版だった『スタジアム 虹の事件簿』が創元推理文庫から出たきっかけ
  • 『赤ちゃんをさがせ』がエネーチケーでドラマ化されたときの"壮絶な「裏」事情"
  • 以前のサイン本で、"おまけ"として用意した「名刺」の意味

続いてシャッフルタァ~イム。
といっても、作家の方が席を入れ替わります。
ぼくが座るテーブルでは、今度は「大崎梢サイン会」となりました。
「よろしくお願いします」とサインをいただいているところを再び激写です。
しかし......やはり「サインしているところ、見ちゃイヤーン」と隠されているようになってしまいました。

今度もやっぱり、「ヘルプとは、作家の方がカッコよくサインするための重要な役割なんだな」と、その存在の偉大さを知ったのでした。
(しかしやはり自ら進んで「ヘルプをしましょう」と言わないヘタレなぼくがここにいる......)
新刊『片耳うさぎ』に書いていただいた青井夏海サイン

ちなみに、今回サインをしていただいた新刊『片耳うさぎ』、まだ本屋さんに並んでいない本だそうです。
今日持ってこられたのも、大崎梢ご本人のところに「著者見本」として出版社から送られてきたものを持ってきたのだそうです。
それはすごい! オフィシャル・ブートレッグならぬ、「オフィシャル・フライングゲット」じゃないですか。
(正式には21日の夜か22日ごろから店頭で並び始めるそうです)
そんな訳で、

まだ本屋さんには並んでいないから、今日手にしたことを、今日中に自慢しないと!

ということで、ツーショット写真。
嬉しそうな顔して、サインしてもらいたての「オフィシャル・フライングゲット」本、『片耳うさぎ』を持っています。

そしてまたしても色々とお話を伺わせていただきました。

  • そんなことが!と驚いてしまうデビュー秘話
  • なぜ短期間のうちにミステリフロンティアから3冊も出版できたのか
  • 今回の新刊は"ガーリーな"横溝正史(奇妙な老婆も出るよ)
  • 小説では書いていないけど、もっと奇矯な行動する書店の客はもっといるよ
  • 『暴れん坊本屋さん』の久世番子と出版社の受賞パーティに出てみよう!

今回は、新刊の書店用販促POPも特別にプレゼントしていただきました。
せっかくだからこちらにもサインを......とお願いすると気さくに応じてくださいました。
うさぎの形をした諸点用販促POP(サイン入り)
どうもありがとうございました。

そして最後のシャッフルタァ~イム。
「加納朋子サイン会」となりました。
テーブルの方に「ツーショット写真をお願いします」とカメラをお渡ししていると、気を利かせていただき、こんなツーショット写真まで撮っていただきました。
厚かましく「為書きには、サイト名の"書庫の部屋"というのも書いてください」とお願いしているところです。
加納朋子に厚かましくも大胆に「
で、頂いたサインはこんな感じです。
新刊『ぐるぐる猿と歌う鳥』に書いていただいた加納朋子サイン
もちろん、ちゃんとしたツーショット写真も撮っていただいています。
改めてちゃんとツーショット写真も撮っていただきました
ここでもまた、色々とお話を伺わせていただきました。

  • 当初のタイトルは『うずまき猿と歌う鳥』だった
  • 第3回鮎川哲也賞を受賞したのはもう15年前......

ちなみに鮎川哲也賞について同じテーブルの方と話しているうちに、「あれ? 第1回って誰だったっけ」。
今邑彩......は「13番目の椅子」だし、近藤史恵? ......違うような気がする、などとと悶々。
そこでフト気がつくと、傍に戸川さんがいらっしゃるではありませんか!
早速伺ってみると一発回答。「芦辺拓さんですよ」
なーるほど、ありがとうございます!
さらに戸川さんいわく「今邑彩さんは"0回"の受賞者ですね」。
おおう、おおう!
ということは、今邑彩の名前が出たのもあながち間違いではないということで。
(でも"第1回受賞者"ではないのだけれど)

そんなこんなであっという間に時間が経ち、残り時間も少ないと言うことで、テーブルで郵送分のサイン本つくりが始まりました。
おおう、加納さんが本に埋もれてしまっています......。
郵送分のサイン書きで本に埋もれてしまった加納朋子
サイン会の時には、ヘルプの方が加納朋子に付いていて、落款が押されていたのですが、郵送分はさすがに数が多く、残り時間も少ないということで落款は押されていませんでした。

今日はあまりに参加人数が多く、また作家の方も3名も来られていたため戸川さんも大忙しで、ゆっくりとお話をする機会がなかったのですが、それでも、前々からお伺いしたかったこれだけは訊いてきましたよ。
鮎川哲也『白樺荘事件』が未刊のままである理由。
なるほど、そういうことだったのですね。これでスッキリしました。

また戸川さんからは「中橋さん、関係筋の方とお知り合いになったのですってね」と言われてビックリ。
その方とお知り合いになったのは、ついこの間ですよ。
さすがはミステリ界のご意見番、情報が早いです。
でも、その方とお知り合いになったのは、戸川さんから教えてもらった情報があったからなんですね。
そう考えると、間接的にとはいえ、結局は我々ミステリファンは戸川さんの手によって遠隔操作されているような、そんな気がしてなりません......。

あっという間の3時間、終わりの時間も近づいたところで戸川さんから締めの言葉として、次回予告がなされました。
次回のTRICK+TRAP例会の予定としては、11月に日本推理作家協会60周年記念として「ミステリーカレッジ」が11日(日)に開催されるので、その前日祭として10日(土)にしたい......とのことです。
なお、そのときのゲストとしては今年でデビュー20周年となる"あの"大物ミステリ作家をお招きする予定だそうです。
その名前を聞いたとたんに、会場内にどよめきがおこりましたよ。
こりゃまたすごい申し込みがありそうです......。

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コメント

お疲れ様でした~♪
ワタクシは今回も「まさかの強運」を発揮して、「コロンボ同人誌」をゲットさせていただきました。
この強運は、一体何処まで続くのでしょうか??
次回の例会は、いつにもまして競争率が高そうですねえ。お互いに頑張りましょう。
では、また次回の例会にて。

おお、すごい! サイン色紙に続いてコロンボ同人誌もゲットされましたか!
実はぼくもじゃんけんに参加したのですが、「いつもの弱運」を発揮してあっという間に負け去ってしまいました。
同じテーブルから2名の方が当てていらっしゃったので、もうお一方がALPHAさんだったのでしょうか……。
(あれだけの人数がいると、もう誰が誰だか判りませんね)

次回はミステリーカレッジと、その前日祭となるTRICK+TRAP例会ですね。
今度はどのようなサプライズがあるのか……楽しみですね。
ではまた今後ともよろしくお願いします。

なかはしさん、こんにちは。

私も別のテーブルで参加していました。
お顔を拝見したので、ご挨拶だけでもと思ったのですが。
いかんせん、あの狭さでは動き辛く結局ご挨拶はできないまま。
戸川さんの中締めのご挨拶のあとすぐ退席してしまいました。

受付に大崎先生が座っていらしたのは分かりませんでした。
というか、ゲストが2名もいらっしゃるなんて聞いてなかったし。
失礼ながら大崎先生のお顔は存じ上げていなかったし。
本を受け取っておきながら、失礼極まりない私……。
まだ発売前だというのも知りませんでした。 有難や~。
私もうさちゃんPOPにサインしていただけばよかった……。

駒ちゃんシリーズについて伺ったところ「いつかは書きたい」ということでした。
読みたいような読みたくないような。 だって、読んだら終わってしまうから。

今週末は、劇団フーダニットさんのお芝居です。
若竹さんのサイン本も取り置きお願いしてあるし、楽しみです。

あらら、こまめさんもいらっしゃっていたのですか。
でもあのギッシリミッシリと埋まった会場内では別テーブルに座ってしまうと、なかなかお話する機会もありませんでしたね。

受付に大崎さんが座っていらっしゃったのにはビックリしました。
マジで「お手伝い?」と思ったのですが、青井さんの本とともに新刊が積み上げられているので「なるほど、今日はお三方のサイン会なんだ」と納得。
しかもサイン会はテーブル制で、ジックリとお話を聞かせていただく機会があってとて楽しかったです。
ブログ記事でも書きましたが、大崎さんの「こんな客がいるんだよ」シリーズのお話にはもう笑いながらも、「自分もひょっとして……」とドキドキしちゃいました。

本当にTRICK+TRAPの会合はいつ来ても楽しいですね。
絶対に他の本屋さんでは考えられないことがいつも起こるあたり、またヒッソリと伝説の本屋さんとしての「パート2」が復活しているようです。

劇団フーダニットのお芝居もぜひとも楽しんできてくださいね。
ではまた11月の例会でお会いできれば……よろしくお願いします。

ご参加ありがとうございました。
コロンボ同人誌(Columbo! Columbo!)ですが、販売もしていまして
こちら↓のサイトに情報があります(と、宣伝する)。

http://www.clapstick.com/columbo/
(安葉巻の煙)

またお目にかかる機会がありましたら
どうぞよろしくお願いいたします。

げげ。
ご本人からのコメントをいただいてしまいました。
今さらですが、記事内のお名前を「敬称略」で申し訳ありません。
(もともと本の紹介はいつも著者名を敬称略にしているため、こうしたサイン会のレポートなども必然的に敬称略になってしまっています)←かなり慌てて言い訳

楽しいひと時を本当にどうもありがとうございました。
コロンボの同人誌は見事に最初に座っていただいたテーブルから2名も当選者が出たため、ここでぼくまで勝ってしまえば、独占状態になってしまうので涙をのんで負けたのでした……。
って、すみません。ぼくは何を言っているのでしょう、焦っているためか、ウソばっかり言っています。

このコロンボの同人誌、神保町の本屋さんでも購入できるみたいなんですね。
今度、神保町に行ったときにお店を覗かさせていただきます。

また次作も楽しみにさせていただきますね。
今回は本当にどうもありがとうございました。

こんばんは。
加納さんのサイン本、郵送だったので、落款がなく、落胆…。
それよりも、
>鮎川哲也『白樺荘事件』が未刊のままである理由。
>なるほど、そういうことだったのですね。これでスッキリしました。

って、スッキリしません。教えてほしいのですが、
公表が×なら、メッセージででもこっそり教えてほしいです…。

何だか思わせぶりな書き方になってすみません。
しかしこの件は、いつかTRICK+TRAPの例会に来られたとき、直接戸川さんから伺った方が絶対にいいと思いますよ。
ということで、その日までのお楽しみに、ということで。

ただ、そんな大層な理由ではなく、きっと皆さんが思っておられるそのままだと思います(笑)。