突然の夕立、それはぼくのせい

あちぃー。
今日もメチャクチャ暑いのですよ。
何ですか、岐阜と埼玉では日本最暑記録を達成したとか。
確かに、梅雨を迎えるまでの長期予報では、

「今年の夏は厳しい暑さが予想されます。覚悟しておいてください」

なんてことを言っていましたよ。
でもね、梅雨が長引いて8月まで梅雨が明けないと、一転して

「今年の夏の暑さは平年程度でしょう」

とか言い直していなかったっけ。
もう、いい加減なんだからぁ、ぶうぶう。
気象庁でも、「だって温室効果なんだもん、ヒートアイランド現象なんだもん、異常気象なんだもん」と言っているのかもしれません。
だったら、そうか!
クールビズ導入の音頭や、また地球温暖化現象防止の対策の音頭は、環境省ではなく、気象庁が積極的に行うべきなのかもしれませんね!

あまりの暑さに、そんなくだらない妄想に取りつかれてしまった今日という日の夕方。
せめて室内に吹き込む風を涼しくしようと、ベランダに打ち水をしていたのです。
スロップシンクの蛇口にホースを繋ぎ、バシャバシャ、バシャバシャ、水を撒きます。
初めのうちこそ、慎重に水を撒いていたのですが、徐々に気分はノリノリのロッケンローラー。

「♪アーイ・アム・アン、アンチクライストッ、アーイ・アム・アン、アナーキィストッ……」

セックス・ピストルズの「アナーキー・イン・ザ・UK」を鼻歌でがなり立てていたら(どんな状態なんだろう……)、徐々にホースからほとばしる水の勢いが増してきたのですよ。
その勢いたるや、もうスターリンがライブで行った放尿行為にも匹敵するんじゃないかしらん。

HAHAHAHA、もう誰もオレを止められやしないぜっ!

ホースを股間に当てては遠藤ミチロウのぼくはもう暴走全開、フルスロットルで放尿全開ですよ。
するとベランダの外、下の方から子どもの声がしたのです。

「あれぇ、ママ。雨が降ってきたよ」

「まあ、まあ大変」と洗濯物を取り入れるように走ってきたママの声。
何、夕立か?と外を見ても、カラリと晴れた暑苦しい夏の空。
夕立なんて降ってきていやしねえー♪と、変なフレーズで相変わらず遠藤ミチロウ放尿状態のぼく。
そのうち、気が付いたのでした。

水の勢いがスゴすぎて、ベランダの外に水が噴き出していっていますよ……。

ヤバイのです、ヤバイ。
その後わずか数秒ですよ。
子どもの声がして、外を見て、水が外に噴き出しているのに気付き、ママが洗濯物をとりに出てくる気配がするまで。
その間にさっさとホースを片付けて、家の中に避難して、さも何もなかったかのように息を殺していたのでした。

いくら気分は遠藤ミチロウでも、子どもと洗濯物を取り入れるママにだけは勝てやしねえー♪