母ニャンコの心配をよそに「オッパイ、ちょうだいー」

去年や一昨年は、この時期になると近所のネコだまりに可愛い子ネコがたくさん生まれていたのです。
帰り道に通り掛かると、そんな子ネコたちが遊びまわっていたり、ママニャンコがオッパイを飲ませていたりした光景が見られたものなんですね。

ところが今年はどうしたことでしょう。
まったく子ネコの姿を見かけないのです。
うーん、人間世界の少子化の波が、やはりネコ界にも襲いかかっているのでしょうか。

そんな今日、帰り道にフト通りの横の駐車場を眺めてみると何やらモソモソ動くものがあります。
「……ネコ? それも2匹?」
駐車場内に何かいます! しかも2匹いるようです!
写真では十分に明るいのですが、これ、ISO感度を400に上げてもシャッタースピードが1/2というトンデモ撮影モードなんです。

目を凝らしてよくよく見てみました。
すると……やっぱり!
ネコですね、間違いありません。うずくまっているのが1匹見えます。
しかし、やはりどうやらもう1匹いるようなのですが、どうもよく見えません。
見えているネコが、その1匹を隠すようにしているのです。
よく見えているネコがものすごい勢いでこちらを警戒しているので、なるべく驚かせないようにそっと覗き込んでみました。
すると……おおう。
見えにくいはずです。
もう1匹は、そのよく見える1匹のお腹の下に潜り込んで、チュパチュパしているのです。
母親の警戒をよそに、気楽に「オッパイ、もっとちょうだいー」とおねだりしている子ネコ
ウッヒョー、これは子ネコですよ、子ネコ!
よかったー、この少子化の時代にちゃんと生まれていたのね。
このネコだまり界隈で久しぶりに子供の姿を見ることができたのでした。

しかし、どうもお母ちゃんはぼくの存在が気になって仕方がないようです。
あ……。
「もっとー、オッパイちょうだいー」とあくまでオッパイに執着心を燃やす子ネコ
中腰になりました。
どうもぼくが見ていることがイヤで逃げ出すつもりのようです。
しかし相変わらず子ネコはオッパイをチュウチュウ吸っています。

ああ、とうとう逃げ出してしまいました。
母親は逃げる気マンマンですが、子ネコはオッパイを飲む気マンマンです
でもやっぱり子供はお母ちゃんのオッパイをチュウチュウ吸ったままです。
お母ちゃんも、きっとホントはサッサと逃げ出したかったのでしょうが、子供がオッパイにぶら下がったままではスタコラサッサと逃げる訳にはいきません。

とうとう草むらの向こうの陰に隠れるように行ってしまいました。
その最後の最後まで、子ネコはお母ちゃんのオッパイにしがみついてチュウチュウ吸い続けていたのです。
子ネコは最後までお母ちゃんのオッパイを放すことはなかったのでした

お前……大物になるよ、きっと。

コメント

相変わらずかわいい猫ネタ。
ほのぼのして癒されます。
特に夜勤明けのくたくたの精神と肉体にビタミン~って感じ。
8年前に飼ってた猫が死んでから
猫恋しい病にときどき罹ります。
これからもかわいい写真楽しみにしておりますよっ。

いやあ、すっかり子ネコを見なくなって、子ネコネタはなくなってしまいましたね。
去年だったか、一昨年だったか、じゃれる子ネコの動画までアップしていたほどなのに。
みんなどこかに行っちゃうんです。

そういえば、いつもスーパーで「待ちネコ」しているクロ、子ネコを3匹産んだのでスーパーのおばさんが連れて帰って世話をしているそうです。
いつも立ち話してネコ情報や近所の情報をし得てくれる「ネコおばさん」から一報を聞き、そのあと立ち寄ったスーパーで直接ご本人からレジで聞きました。

ネコ社会の少子化で、廃れつつあるネコだまり(ネココミュニティ)ですが、人間世界ではネコネットワークが確実に生きているんですね。
何だかちょっと温かいおばさんとのふれあいなのでした。