友だちが参加したポタライブワークショップでの発表会

相方の友だちが、今日、ポタライブのワークショップ初級篇の最終発表を行うということで、相方と2人で観に行ってきました。

演劇経験がまったくないズブのシロートであるぼくが、現在「週刊ポタライブ」状態で、プロの方々に混じってどっぷりと演劇のワークショップに浸りきってしまっているのも、そのお友だちが「ポタライブのワークショップって面白そうだから参加してみようかなあ」と言ったひとことがきっかけだったのですね。

そのお友だちも演劇経験がまったくないのに、「参加しようかなあ」と言っていることで、「あ、誰でも参加できるんだ」とぼくも腹を決めて参加したのでした。
つまり、そのお友だちの、そのときの言葉がなかったら、今のぼくはここには存在しないことになりますね。
そういう意味では、ぼくの「命の恩人」にあたるのでしょう。
いや、別に「ワークショップに参加していなかったから死ぬ」ということはないのですが、少なくとも“ワークショップに参加しているぼくがこの世に存在していない”ということで、やっぱり「存在しない=死」から救ってくれた恩人ということなのかなあ……と。

その触発された方のぼくは、ノロウィルスにやられたりしたものの、数ヶ月掛かりで初級篇を終わらせることができました。
しかし、そのお友達は当時仕事が忙しくてなかなか参加することができず、ようやくこの初夏の開催に参加することができたのです。
その“恩人であるお友だち”が全5回の締めくくりである作品発表、いわば「卒業公演」を駒場で行うということで、相方と二人してワイワイ覗きにお伺いさせていただきました。

しかし現場に行ってみると、うえぇぇぇぇー!?
今回の発表メンバーのあまりの豪華さに、もうオシッコをちびってしまうかと思うぐらいにビックリしたのです。

まずはダンサーの神村恵さんです。
ダンス、あるいはそれに巻き込んだ何らかの身体表現で作品発表を行ってくるのかなと思っていたのですが……おおう。
見事に期待を裏切ってきました。
それまでの小出しにしていたイメージを、ラストシーンで大きく展開させ、息をのむほどの迫り来る圧巻に「すげえ」。
相方なんて、もうその神村さんが紡ぎ出した作品自体で醸し出すイメージそのものにやられてしまったらしく、ずっとポロポロと涙を流しながら見入っていたそうです。
ダンサー、神村恵さんの作品発表

そして、もう1人はなんと!
花組芝居の立ち上げメンバーの1人である広田豹さんが参加されていたのです。
ドヒャーですよ、ドヒャー。そしてオシッコジャー。
ずっと昔からのポタライブのお客さんだったそうですが、今回、ワークショップに参加されたと言うことで「うう、スゲエ」。
やはり役者としてのキャリアがある方が創られると、テーマの「浮き上がらせ方」と言うのを心得られているのですね。
朗々と、時には飄々と語りかけられる案内からは見事に物語が紡ぎ出されていくのでした。
何気なさのなかにも、見事に「観察」と「取材」の効果が立ち現れているのです。
ご本人としては「もっとコンパクトにしたかった」とおっしゃられているのですが、いえいえ、観客の立場とするとまったくそんなことは感じさせられなかったのでした。
(結構な距離を歩いたそうですが)
しかし果たして東京大学に柏はあったのでしょうか……。
広田豹さんの発表。何気ない立ち振る舞いにも「見せ方」の美学を感じさせられます

一方、今日の発表を見に来られている方々も、プロの方ばかりなのですよ。
シロートなんて、我々2人だけです。
まずはポタライブのパフォーマーとしてもお馴染みのダンサー、垣内友香里さん。
俳優の笠木真人さん。
ひょっとこ乱舞からは中村早香さん。
もう思わず

「プロばっかりかいっ!」

誰に向かってか判りませんが、思わず訳の判らないツッコミを入れてしまったのですよ。
しかも観客の人数は10名です。
路上を案内するポタライブの定員で言うと、目一杯の状況なんですね。
わずか数人の観客でもイッパイイッパイになるのに、しかも今回は「プロとプロの演技の合間」に、「プロを相手にしながら」ちゃんと発表をしていかなければならないのです。
いやあ、これはコワイです。

しかし、今回発表した方々は、相方のお友だちも含めて、皆さんきっちりとうまくまとめ、のびのびとやりたいことをやっていたのですよ。
電信柱を人間関係に見立てる発表、そして東大の構内を田舎の情景に重ね合わせて描写した発表
ポタライブを見たことがないという方でも、しっかりと面白い内容の作品を発表されていたのでした
(皆さん「緊張したー」と言っていたようですが、いえいえ、そんな様子がまったく見えないところがすばらしい)
とても面白い発表ばかりで楽しいひと時を過せたのでした。

最後は皆さんで駒場駅前のおいしいカレー屋さんに行き、さらにあれこれ談義。
このアフタートーク(ならぬ雑談)がまた裏話が色々と聞けて面白いのですね。
やはりクリエイティブなことをお仕事にされている方のお話を伺うことは、とてもいい刺激をいつもいただけます。
というか、ぼく自身ももっとクリエイティブに生きていかないとなあと言う気持ちにさせられます。
これはもちろん“演劇を作る”ということだけでなく、

  • 「会議をもっと参加者全員がクリエイティブに」
  • 「上司への報告をもっとクリエイティブに」
  • 「顧客とのコミュニケーションをもっとクリエイティブに」

と、会社生活においての何ごとでも「クリエイティブに行う」ことを目的とすれば、もっと会社生活も楽しくなるんじゃないかなと思うのです……。

明日からまた頑張ろうっと。

コメント

見に来ていただきありがとうございました。お久しぶりにお会いできてうれしかったです。
私の写真、mixi画像用に頂いてもよろしいですか?
今、神村さんの作品が私の心の中でじわじわ来ています。多分発表を控えて楽しむ余裕がなかったのだと思います(笑)。

どうもお疲れさまでしたー。
奥海さんの作品は、とても楽しそうだったのがかなり印象に残りました。
神村さんの作品もすごかったですね。
ウチの相方は夜、お風呂に入っているときも涙がまた出てきたとか言っていましたよ。
やはり「表現者」の方の作品は、何かしら心にずっと残るものであとから出てきたり、思い出したりするものなのでしょうねえ。

写真の件ですが、使っていただくのは全然問題ないです。
が……取り込んでいただくとお判りのように、2枚1組にしているんですね。
なので、もしよければ画像修正・加工をしていないそのままの状態での写真をお渡しします。
お気軽にご連絡くださいね。

こんばんは!かづかです。
見にきてくれてありがとうございます。
なんだか恥ずかしかったり緊張したりで大変な一日でした(笑)
蚊に食べられて足もとても痒かったです(´・ω・`)

あはは、一番最初に一緒に参加できなくてごめんなさい。
一言声を掛けてくださればよかったのに(^^;
もともと私もどうしよーかなぁーって感じで迷っていたのでw

私も秋に中級を目指す予定です(あくまで予定ですが^^;
これからもポタライブへ一緒に参加していきましょう~♪
ではでは~☆
かづかでした。

おお、命の恩人!(笑)

日曜日はどうもお疲れさまでした。
なかなか1時間では準備ができなくて、もうイッパイイッパイだったと思いますが、それでも神様が降りてきてくれて(神様が味方してくれて)、素晴らしいパフォーマンスの競演があってよかったですね。

いよいよ中級篇にも挑戦ですか!
またしても先輩風を吹かすと、中級篇では「作品をつくる」ではなく、「劇をつくる」になり、それと同時に毎週「作品をつくって当たり前」な課題があってなかなかハードなのですが、他の方の作品も毎回見られるので実に楽しいですよ。
(その代わり自分のときはゲーを吐きそうなぐらいツライですが ← キタナイな)

アフター雑談のとき(@カレー屋さん)に話題になった裏切りシステムに、「ああ、これのことか!」と笑いながら挑戦してみてくださいね!

それでは、また夏の「LOBBY」では、相方共々よろしくお願いします。