桜庭一樹サイン会(池袋リブロ)

今日は池袋のリブロで桜庭一樹の新刊、『青年のための読書クラブ』出版記念のサイン会が行われたので行ってきたのでした。
桜庭一樹サイン会の告知
(あまりにぶっ飛んだ内容で読む方もぶっ飛んでしまった『青年のための読書クラブ』の感想はこちらです

14時ちょうどに拍手とともに登場した桜庭一樹、服装はメチャクチャかわいいゴスですよ、ゴス!(空手ではありません ← それは"押忍"
なんだか「桜庭一樹」というキャラクターにぴったりマッチしていてとても似合っています。
今回のサイン会、残念ながら写真撮影はNGとのことで、思いっきり目に焼き付けておきましたとも。
彼女が席についた卓上には、『ゲイルズバーグの春を愛す』ほか、数冊の本が置かれてあります。
また蝶の形をした香水の瓶が置かれてあります。
この香水の瓶の色が苺色なんですね。
ということは......ひょっとしてここは"聖マリアナ学園の読書クラブ"という設定なのでしょうか。
そう言えば、シールを貼るお手伝いをされているスタッフの方も、学校の制服のようなジャケットを着ていますね......。
とすれば、これはもう間違いありません!
やはりここは、「聖マリアナ学園」だったのですよ。
校内の奥深く、その存在すら忘れ去られた古い建物でひっそり活動している「読書クラブ」の部室なのでしょう。
ということで、その制服風のジャケットを着ているスタッフの方も、まるで先輩のサイン会を手伝いに来た「読書クラブの後輩」という感じに見えてくるから不思議です。
(そもそも桜庭一樹がこの「聖マリアナ学園の読書クラブ」部員であったことは、フリーペーパー「Darkness book catalog」で"先輩"として登場していることから、もう語られていることですしね)
ただし、その"後輩"が着ている制服ジャケットが、残念ながらクリーム色ではなかったのです。
ひょっとすると、「聖マリアナ学園」から転校してしまった「アウトロー組」なのかもしれません。

今回のサイン会は整理券番号順ということで、4番だったぼくはすぐに順番がまわってきました。
「よろしくお願いします」と挨拶しながらも、またいつものようにお願いしちゃっています。

「とても厚かましいのですが、サイト名も一緒に書いていただけますか」

"厚かましいのですが"と言いながらも、しっかり厚かましくお願いしているあたり、逆にあまり厚かましいとは思っていないのかもしれません。
厚かましいオヤジってイヤな生き物ですよねぇ。
しかしそこは桜庭一樹、快く

「いいですよ、書庫の部屋というのですか」

とサラリサラリ。
うひゃあー、ありがとうございます。
その後、黙っているのも何だか重苦しくてイヤだったので、勝手にペラペラと話し掛けてしまっています。
やっぱり厚かましいオヤジってイヤな生き物ですよねぇ。

「桜庭さんのサイン本にいつも貼られるシールが好きで、いつも"今回はこんなシールが貼られていた"ってレポートさせて貰ってます」
「あ、どうもありがとうございます」
「今日いただいたサインも、ブログでご紹介させて貰っていいですか」
「......緊張してきてしまった......」

ヤバイですよ、ヤバい。
変に気を遣わせてしまってどうするんです、ぼく。
そんな訳で急遽、話題を変えました。

以前のMYSCONで、サイン本に貼られているシールについて質問したのですよ」
「あー! あのとき質問された方ですか」
「そうなんです。シール好きなもので」
「いつも財布にはいくつかシールを持ち歩いていますよ(ニッコリ)」

って、明らかにシールの話題が多すぎです。
でもよかったー。最後はニッコリ笑ってご挨拶していただけたのでした。
ありがとうございます。
横で控えている「読書クラブの後輩」らしき女性にシールを貼っていただきました。
今回のシールは、キリスト教系の女学校のイメージを活かしてか、十字架なんですね。
しかもこの十字架、ビーズが付けられていて、とてもゴッツイのですよ。
ゴッツイ・ビーズ・クロス。
なんだか強力な最終兵器みたいな名前です。
サイン入りになった桜庭一樹『青年のための読書クラブ』

「ありがとうございました」と本を受け取ったところで「こちら、本日ご一緒にお渡しさせていただいています」。
ぬおおおおー!
何だかすごい小冊子を渡されてしまいましたよ。
その名も題して「青読クラブ案内」
サブタイトルとして、「2007年度入部希望者へ」。
メチャクチャこだわっていますねえ。部の勧誘パンフレットですよ。
しかも、中身がかなり充実しているのです。ページ数、多っ!
そして、一番気になったのが

何かゴワゴワしてものが挟み込んである......

「これは何かあるな」とピピーンと来たぼく、我慢できなくっていきなり通路に出たところで中身を覗いてみました。
ドシィィィー! こ、こ、こ、これは!
紅茶のパックですよ、紅茶のパック!
本物の紅茶のパックが、この2007年度のクラブ勧誘パンフレットとしての小冊子に挟み込まれてあるのです。
桜庭一樹サイン会のオマケの小冊子「青読クラブ案内」のさらにオマケは紅茶のパック
そう、読書クラブといえば外の騒ぎとは無縁に静かに本を読みながら、紅茶をいただくのがクラブ活動。
そのクラブ活動の源となる紅茶パックをわざわざつけてくれているのです。
しかもその紅茶パック、リプトン(我が家での定番)じゃありませんよ。ノット・リプトン。
これまで買ったことはおろか、見たこともないようなオシャレパックな紅茶なのですよ。
きっと、サイン本に貼り付ける「ゴッツイ・ビーズ・クロス」シールに、小冊子の作成とコピー、製本化(折り)に加えて、そしてこのティーパックの準備だけでもう、本の売り上げのお足は出ているんじゃないかとハラハラドキドキ。
何しろ、先日のMYSCONで大森望に指摘されるまで、「文庫本にサインしたときも200円のシールを貼ってしまった」ことでお足が出ていることに気がついていなかったのですから......。

いや、しかしそこはやはり桜庭一樹。
その旺盛なサービス精神にありがたく感謝です。
いやあ、それにしてもとても素敵な方でした。

今回の直木賞に候補作品として『赤朽葉家の伝説』が挙げられていますが、残念ながら世間的な予想としては本命・北村薫のようです。
しかし、ダークホースとしてぜひとも『赤朽葉家の伝説』に受賞していただきたいものですね!
(賄賂に弱いタイプ)。