キミ、まだいたのか!

世間では、やれ「もの言う株主が現れた」だの「増配を要求した」だの何やら非常に、かしましい状況ではあるのですが、あいにくと株なんて各種銘柄を最低単位でしか買えないチマリーマン(チマチマとしたサラリーマン)のぼくには、トンと縁がないお話なのでございます。

そんな訳で、今日も「配当金」とは名前ばかりに悲しいお小遣い程度のお金をもらいに郵便局へ行ったわけですよ。
すると……あれ?
2千某円かのお金をもらえるはずが……お札が1枚しかありません。

こ、こ、こ、こらぁ!……と怒る前に「ちょっと待てよ」。
千円札にしては色味が青っぽくありません。
どちらかというと赤っぽい感じ。

ということは、これは5千円札?!

うわーい、やったー!と喜ぶチマリーマンなぼく。
郵便局員が気が付かないうちに、素早く財布のなかにお金をしまい込み、猛ダッシュで郵便局の外へと飛び出し、後ろを確認。
うん、大丈夫。
「待てーっ!」と裸足で駆けてくる愉快な郵便局員の気配はありません。
(あまりの喜びようにサザエさんの歌と混同している模様)
やったね!
まるで郵便局強盗に成功したかのように喜ぶ、クエンティン・タランチーノ状態なぼく。
もう世間のヤツらにオレさまのことを「チマリーマン」とは呼ばせないぜ。
「レザボア・ドックス」とでも呼んでくれ。
(あかんやん、ほとんど失敗してるやん。だから「キリング・ゾーイ」でいいや)

オフィスに戻って、いざ、戦利品を確認です。
郵便局員にいつ取り押さえられても言いように、懐にコッソリと隠しておいた財布を取り出しました。
そして、なかに入っているお札を引き出したのです。
いまどき、2千円札って
これって……どこからどう見ても……2千円札……。

アホかー!