丸の内消防署に防火管理者の届出書を提出してきました

以前までのあらすじ:
マンション管理組合の役員になり、監査という役職とともに防火管理者もすることにすることになったぼく。
どうせやるのだったら会社の方でも防火管理者になっておこうと決意。
念のために総務ブチョーを通じて、会社住所の管轄消防署に「マンションと会社の防火管理者を兼任してもよいか」と確認すると「ダメ」。
しょんぼりとした日々を過ごしていたのでした。

しかしどうも納得ができません。
幸いにして講義を受けたばかりなので、手元にはバッチリと消防法や火災予防条例が書かれたテキストもあり、ネットにも抜粋ではなく全文が出ています。
そのどこにも、「防火管理者を兼任してはいけない」とは書かれていないんですよ!
これで決まりです!
お役所に対抗するには「お役所意識」、普段はその弊害に悩まされる「事務的対応」を逆手に取ればいいのです!

早速、消防署の親玉である東京消防庁に電話して、「消防法にも火災予防条例のどこにも、"防火管理者の兼任をしてはいけない"と書かれていませんが、ダメなのですか?」と訊いてみました。
ところがあっさりと「いえ、いいですよ」。
え? いいの?......と拍子抜け。
もうね、徹底的に戦うつもりでテキストを用意し、ブラウザも立ち上げて消防法やら火災予防条例やらを表示させていたのに、一言で終わりですよ。
最初から親玉の方に確認しておくのだったぜ。

改めて総務ブチョーに「東京消防庁はオッケーって言ってますよ」と伝えて、再度、消防署に「オタクの親玉はOKと言ったからいいんじゃないか」と確認してもらいました。
すると、さすがはお役所意識。縦割り感覚には敏感なんですね。
結果はオッケー、兼任できることになりました。

さて、ここで今後お役所と戦う予定がある方のために備忘録。
お役所に対抗するには「お役所意識」、普段はその弊害に悩まされる「事務的対応」および「縦割り感覚」を逆手に取ってやりましょう。
よっぽどのことがなければ、あっさりとオッケーになっちゃいます(そのはずです)。

ということで書類を揃えて、堂々と丸の内消防署へ行ってきました。
大手町の官庁街のど真ん中にある丸の内消防署、「随分と立派な建物だなあ」と間違えて東京消防庁に入ってしまいました。
そりゃ立派過ぎるわけだ。親玉の方ですもの。
「丸の内消防署はお隣だよ」と教えられて隣のビルを見ると、おお、確かに消防車がズラリと並んでいるのです。
東京消防庁に隠れるように建つ丸の内消防署

どこかきらびやかな雰囲気がある親玉・消防庁の建物と違って、やけに地味な建物の、地味な階段を上がって担当部署。
「防火管理者の申請をお願いします」と、書類を受付で差し出すと、受け付けてくれたオジサンが「じゃあ、そこに掛けてお待ちください」。
通路の真ん中に置かれた事務机に座って、周りをキョロキョロしちゃいます。
だってお役所のなかをじっくり眺められるチャンスなんてないんですもの。
もう、ここぞとばかりに観察をしてきてやりましたよ。
その姿はかなり怪しかったことでしょう。
何しろ、通り行く職員の皆が皆、「なんだコイツ」という感じで見ていくのですから。
危険度レベル7ぐらいの警戒警報レベル発令されていてもおかしくなかったかもしれません。

しかし「消防署」と言っても、電話をする人、何か打ち合わせをしている人......そこらの会社と変わりないんですね。
まあぼくがいるのは事務方の部署ですから、やっていることと言えば、会社組織と変わりないのでしょう。
ただ事務方には関係ないはずなのに、出動のための庁内放送は全館に流れるのです。
普通の会社ではそんな放送なんて流れてきません。
電話している人、うるさいとは思わないのかなあ。

また女性職員は制服姿です。
いや、男子職員もオッチャンを含めて制服姿なのですが、やはり女性職員の制服姿には萌え萌えになっちゃいます。
今時、オフィスで制服姿のお姉さんが見られる光景なんてないですよねえ。
そんな訳で制服姿でオフィス内を歩き回る姿に萌えながらも、別にオジサンを見ていても仕方ないので、ずっとお姉さんを見つ続けていたのでした。
もはやバイオハザード並みにクライシスな存在のオレなのでした。

さて、ここで今後防火管理者になる方のために備忘録。
「防火管理者の届出書類はコピーを取って2部持っていきましょう」

ぼくは1部しか持って行かなかったのですが、それでは提出者側の控えがないのですね。
「1部しか持ってきてないの?」と聞かれると、ちょっと嫌みっぽく「じゃあ、"控え"としてコピーをとってくるから、もうちょっとそこで待っていてください」とか言われちゃいました。
そんな嫌みな言い方しなくても......と思っていたら、受け付けてくれているオジサン、書類を持って部屋の外に出て行ってしまいました。
ま、まさか......。
コピー機って各オフィスに1台あるんじゃなかったのですか!
ひょっとして「印刷室」みたいなところに行っちゃったのでしょうか!
しかも戻ってくるまでえらく時間が掛かっていますよ。それって!
「コピー申請用紙」とかをオジサンが書かされ、その申請用紙の提出順に1枚ずつコピーされるのを待たないといけなかったのかもしれません。
うう、だったらごめんよー、オジサン。
税金を大切に使ってくれてありがとう。

さて、すべての書類は受け取られ、晴れて防火管理者になったぼく。
帰りに「せっかく消防署に来たこともあるし、盛大に放水していってやるかー」と、トイレに立ち寄ったのですね。
すると......ん?
トイレの奥から、何やらウンウン唸る音がするのです。
これが「ウンウン唸る声」だったら判るのですよ、トイレだけに。
しかし、それは「音」なんです、「音」。
うわー、何だろうなあ、キショク悪いよなあ......と恐る恐るトイレの奥を覗いてみると......おお。
トイレのなかには、なぜか洗濯機が! しかも動いています。洗濯も勤務のひとつなのでしょう
なんとトイレのなかで洗濯機が動いているのですよ。
風呂場に洗濯機というのだったらまだ判るのですが、なぜにトイレで洗濯機?
洗濯物を取り出すとき、床に落としでもしたらもう大変。
もう一度洗い直し......たとしても、着たくはないなあ。

ああ、しかし。
こうして日々、消防士の方々は我々のために働いてくれているのですね。
ご苦労様であります!(敬礼)

コメント

これは……(絶句)。
匂い物質は空気中をただよって鼻の粘膜に付着→匂いがする。ということを考えると、全く洗った気になりません。とても不思議ですね。

ダレカさん、おはようございます。
なるほど、洗濯する場所も選ばなければいけないわけですね!
ただ、ぼくの場合であれば干す場所がトイレのなかでなければ、洗う場所そのものはトイレでもまだ許容範囲に入るかとと思います。
ただやっぱり洗濯ものを取り出すときに、いれるカゴを床に置くのは抵抗があるし、かといってずっと手に持ち続けるのも不便だし……消防士さんも大変です。