万城目学の扱いって……

とある本屋さんに行くと……おお。
デビュー作がいきなり「本屋大賞」にノミネートされた効果なのでしょうか。
万城目学の2作目、『鹿男あをによし』が特設の平台に山積みとなっていたのですね。
ゴミ屋敷のように積み上げられている……というか、放置されされています
立てられたり斜め向けられたり、積み上げられたり、反対向きにされたり……って、汚すぎ。
しかもこれ、全部「著者サイン本」なんですよ!
この光景、どこかで見たことがあるなあ……と考えたところで

ぼくの家と同じ状態じゃないですか!

ぼくの家では、もはや既に本棚に本が入りきらない状態になっているため、パソコン部屋であろうが、本棚部屋(通称:「リアル書庫の部屋」)であろうが、リビングであろうが、家中のアチコチに買ってきた本が積み上がっている状態なのです。
せっかくこれだけの数のサイン本を書いた貰ったのに、平台の上にこんなぶっちゃけ状態って……。
まさに、カオス渦巻く平台と化してしまったのです。
お客さんはいったいどの本を取り出せばいいのでしょうか。
立てられてあるヤツ? それとも反対向きのヤツ?
取る本には気をつけないと、いつ何時本が崩れてしまうかもしれなくってよ(←なぜにお蝶婦人言葉?)。
人生は、人生ゲームじゃなくジェンガのゲームなんですね!

しかも!
このカオス的平台置き場を見る角度を変えてみると、衝撃の事実が判明したのでした。
こんなところにサイン色紙が!
なんと、こんなところにサイン色紙が隠されていたのでした!
隠れています。見事に隠れています。
全然読めないのです。
かろうじて「角角」と書いたその上に小さく“カクカク”と振り仮名があります。
その下の漢字は隠れていて見えませんが、“シカジカ”とこれまた小さな字で振り仮名が見えるので、きっと“各各 鹿鹿”す書いた、作者渾身の一発ギャグだったのでしょう。 それが、こんな風に隠されているなんて、思いもよらなかったに違いありません。 しかも隠しているのが自分の本ならまだしも、森見登美彦によって阻止されてしまっているのですから、悔しさも相当なものだと思うのです。

そういえば、以前にも別の本屋さんでもこんな光景を見たことを思い出しました。
せっかく著者サイン本をたくさん用意したのに……サイン色紙が誰の目も付かないような非常に低い位置に飾りつけられてあったのですよ。
平台の下の方、よく見えないところに何かがあるのでした
ああ、万城目学はいつもこんな目に遭わされるのでしょうか。
なぜに、ゆえに。