むはははは。
これはスゴイのですよ、スゴイ! スゴイんですったら!
筋金入りのミステリファンなら、誰もが老後は絶対にお世話になりたくなるような……いや、あるいは逆にお願いだけはしたくないような、そんな複雑な心境に鳴ってしまう福祉施設があったのでした。
その名も、“みたて”。

「ホラ、おじいちゃんの好きな“みたて”がいっぱいよー」とか、息子の嫁に言われながら連れてこられそうです。
しかしミステリファンの皆さま、どうでしょう!
何しろ、“みたて”ですよ、“みたて”。
「すこやかの家 みたて」に始まって、
- グループホーム みたて
- グループリビング みたて
- デイサービスセンター みたて
- ファミリーケア みたて
- ケアサポートセンター みたて
これはもう、“みたて館”だらけと言ってもいいでしょう。
ひょっとしたら、設計者はかの中村青司なのかもしれません。
だとすると、綾辻行人はもうこれだけで「館シリーズ」の目標10冊をクリアして、さらにおつりが来るのですね!
ここでは、どのサービスを受けに行っても待ち受けるのは「MI・TA・TE Murder Case」! キャー!
ある日はアガサ・クリスティに倣ってマザー・グースが、別の日には横溝正史になぞらえて俳句が、そして童謡や数え唄に子守歌……うーん、これは油断なりません。
入居者、利用者にとっては夢のような“みたて”ライフがエンジョイできるのですぞ。
しかも、なぜか一歩この敷地内に足を踏み入れると、携帯の電波は届かなくなるわ、大嵐か大雪で出られなくなってしまうわ、電話線が切れてしまうわで、もう大変。
……って、なぜか「MI・TA・TE Murder Case」のはずが、嵐の山荘モノにすり替わってしまっています。
そりゃ、中村青司の館なんだもの、何か起こらなくちゃいけませんって。
しかし、これだけ“みたて館”があるとなると、内部で起こり得る“みたて”のネタもすぐにつきてしまうでしょうね。
だんだんと扱うネタがなくなってきたら
- 本人の名前のみたて
- 地酒の銘柄のみたて
- 森博嗣作品名のみたて
- 九九のみたて
- 数字順のみたて
- 五十音順のみたて
- いろは順のみたて
……などと、もうレパートリーを無理矢理に広げようとしちゃいます。
あとになればなるほど意味が判りません。
「数字順のみたて」って何でしょう。
ひょっとすると、1人目は身体の形が「1」に、2人目は「2」の形にさせられているとか……。
とすると、「五十音順のみたて」や「いろは順のみたて」なんてますますムリです。
そもそも“あ”からして、どうしたらいいのやら。
やはりこんな感じになるのでしょうか。

ネタに煮詰まっちゃったら、今度はサービスそのものが“みたて”になっちゃうのかもしれません。
「デイケアーのMI・TA・TE」や「介護のMI・TA・TE」などなど。
サービス利用者にとってはどっらもどっち、もう既にエライことなんですが、「MI・TA・TE Murder Case」の主役となるか、サービス内容が「デイケアーのMI・TA・TE」になってしまうのかは、入所者の運次第と言うことで。
えー、何かメチャクチャいい加減で無責任なことを言ってますが、あくまで“みたて”という言葉のみに反応してしまった悲しきミステリファンの妄想と言うことで、お許しください……。

コメント
おはようございますこめこです。
「みたて」ってすごいですね~(^^ゞ・・・でも、私の友人に同じ名前に「や」がついた友人がいます。お父様は建設関係らしいので、名前と職業がリンクしてる!?
という感じです・・。
でも、みたてで「館」シリーズまで行くとは、凄いです。でも、そこだけ携帯の電波が届かないとなると・・ミステリーになりますねー(^^ゞ
ところでまた、電車が女性のバッグを挟んで出発して、一人怪我ってこわいです。何かの呪い?(オーバーですね・)中橋さんも電車にも、気を付けてください。
Posted by こめこ at 2007年5月29日 08:26
コメントをありがとうございます。
が、済みません、どうもぼくの頭がついて行けていないようです。
名前に「や」が付いてるって言うのは「みたてや」さんという方がいらっしゃって、その方のお父様が建設関係をされていると言うことですよね。
えーっと、そこで「名前と職業がリンクしている」という意味がよく判りませんでした。
すみません、野暮なヤローで。
バッグを挟んでケガをしたというのは全然知らなかったのですが(月曜日のことだったらしいですね)、今朝も前を走る電車が前の駅で安全点検しているとかで途中で停まってしまいました。
おかげで、ホントにここ最近、目標時間に会社に着くことが少なくなってしまいました。
Posted by なかはし at 2007年5月30日 01:24
すみません分かりにくくて(^^ゞ
えーと、名前はあっています。で、お家を建てる方なので、家を作る→家を見立てる(微妙に意味が違うのかな・・)と言う感じで考えておりました(^^ゞ
私のほうが勘違いかもしれないので、気になさらないでください
Posted by こめこ at 2007年5月30日 08:02
なるほど! これは大変失礼しました。
いやあ、まったくのミステリ者として「みたて」とくるとついつい「見立て殺人」を想像してしまったのです。
ただ、実在する福祉施設なので堂々と「見立て殺人が起こる場所」なんて書くわけにはいかず(←書いちゃったよ……)、苦し紛れにタイトルで「Murder Case」とつけ、あとは察してもらえるかなと「ある日はアガサ・クリスティに倣ってマザー・グースが、別の日には横溝正史になぞらえて俳句が、そして童謡や数え唄に子守歌……」と書いたつもりだったのです。
やっぱり、そもそも「見立て殺人」と言う語自体がマニアックでディープだったのかもしれませんねー。
せめてヒントとして「キチガイじゃが仕方がない」とでも書いておけばよかったのかも(←余計にマニアックでディープだし、シャレならんし)。
しかし家を建てることを「家を見立てる」というのですねー。これは知りませんでした。
日々勉強に精進いたします。
ということで、これからもよろしくお願いいたします。
Posted by なかはし at 2007年5月30日 09:08