実技はエキサイティング!な防火管理講習2日目

昨日に引き続き、今日も「防火管理講習」の2日目。
会社の貴重な有給を 消火 消化してやって来ましたよ。
午前中の座学、昼からは形ばかりの簡単な確認テストしてから、待ってました!
いよいよ実技のコーナーなんですよ、実技のコーナー!
(出し物じゃないんだから、「コーナー」とは違います)

まずは消火器の取り扱い。
皆でゾロゾロと、1階の消防署ガレージに向かいます。
消防署ガレージのなかに足を踏み入れるというだけで、もうワクワク、ドキドキしているんです。
そしてこのガレージ内には、きっと本番の火事さながらにガソリンをぶっかけてボーボーと紅蓮の炎を巻き上げる一斗缶が用意されており、「火事だぁーっ!」とか「オイラはめ組だぁーっ!」とか何とか叫びながら、燃え上がる炎を消火器で消すのかと思いきや......あらららら。
消火器訓練に燃え上がる紅蓮の炎は登場しません。厨房の換気口みたいなもの目掛けてショワー
なんか、厨房の換気口を横にしたようなもの目掛けて、訓練用に水を詰められた消火器でショワー。
うーん、火はないのか。
火のない消火器訓練なんて、まるで2丁拳銃の出てこないジョン・ウー監督映画のようなんですよ。
誰か、2つの消火器を両手に持ち、横っ飛びになりながら放水してくれないかと思ったのですが......もちろん誰もやりません(ぼくもできません)。
ガソリンとは言いません、灯油でもいいんです、いや、もういっそのこと天ぷら油でも!
とにかく「火」という迫力が足りず、ちょっぴり 消火 消化不良気味のぼくなのです。

そして登場したのが「消火栓」。
ビルの廊下などに設置されているをのよく見かけるアレですね。
ガレージ内に設置された消火栓からホースを引っ張り、厨房の換気口を横にしたようなもの目掛けてスタンバイ。
「放水、始めーっ!」と声を出すと、職員がバルブを開栓するのです。
あっという間に水がブワワワワワワワーーッ。
救急車をバックに、鮭の生け捕りで喜ぶ熊の気分を味わえます
水の圧力で、ホースが手のなかで踊り狂ってます。
鮭を生け捕りにした熊のような気分です。
思ったよりもスゴイ迫力で大満足なのでした。

全員が放水体験したところで、今度はガレージ2階へ上がります。
ここから6メートル下、1階への避難体験をするのです。
後楽園ホールのバルコニーぐらいの高さでしょうか
しかしこれはさすがに全員体験する時間がないとのことで、希望制です。
「ハイ、ハイ、ハイ、ハイ! やりたいです、やりたいです!」とぼく。
張り切っています。あったり前ですよ、こんな機会を逃して、いつできるというのですか!
ところが他の皆さんは奥ゆかしいのか、それともオトナだったのか、あまり手を挙げる人がいません。
よかったー、もし希望者が多くてジャンケンにでもなったていたら、絶対に負けてたところです。

体験者が決定したところで、脱出口をスルリスルリと下に降ろします。
下では別の職員の方が「オーライ、オーライ」と受け取ってくれていますが、これは別に下に人がいなくてもOKなタイプだそうです。
脱出口を下に降ろします
脱出口の反対側、つまりこの避難器具の入口、進入口はどうなっているのかというと、こんな感じで真横にビヨーンと伸びています。
入口はこちら側。垂直に向こうにせり出しています
ちょっと判りにくいですね。
下から見上げるとこんな感じです。
下から見上げたところ
こんな風に写真を撮りまくっていたため、きっとどこかのスパイと思われたのでしょう。
説明されていた職員の方がぼくに向かって「では、あなた。一番手でお願いします」。
では、お先に失礼いたします。
いよいよ脱出行の最後の写真
この脱出器具、見た目は垂直落下でドン!という感じがしますが、いえいえ、全然大丈夫なんです。
実はこれ、筒状の部分は中がギュッとすぼまっていて、しかも螺旋状にねじれているのです。
なのでこの筒状の垂直落下の部分に身体を押し込んでも、落ちていきません。
まるで腸のなかに残留している便秘状態のウンコになったような気分ですよ(←汚い)。
ひょっとしたらコーラックを飲むと、この上から水をドバーッと掛けられるようなものなのでしょうか。
確かにそれはたまりません、あっという間に腸外に出てしまいます。
そんな目には遭いたくないので、「ウンショ、ウンショ」と思いっきりキバッて出てやりましたとも。
「ウンショ、ウンショ」と気張って腸外へ......じゃなかった、避難します
(バルコニーあたりで「ウンショ、ウンショ」と気張っていて、袋が膨らんでいます)

しかし今、改めて写真を見直していると......なんだ。
皆、バルコニーの上から身を乗り出して、興味津々で見てるじゃないですか。
いや、ホント、これは面白かったですよ。ぜひとも次回、機会があれば試してみましょう。
ぼくは今度6メートルと言わず、120メートルぐらい降りましょう(できません)。

そして修了。
無事、防火管理者の資格証が手渡されたのでした。
うーん、しかしジックリ見てみると、これ、パウチされただけの紙ですよ。
あまりありがたみがない......。
でもテキスト代込み6千円で、「消防署」という普段は足を踏み入れることのない場所に立ち入ることができるし、エキサイティングな実技体験もできるし、さらには「防火管理者」なんて資格までくれちゃうのですから、防火管理講習、なかなか侮れないヤツです。
「危険物取扱者」の資格を持っている方は、セットでも持っておいてもいいんじゃないのかしらん。
楽しいよ。