桐野夏生と勇嶺薫のサイン会と講談社ノベルス特製しおり

ここしばらく、サイン会にはトンとご無沙汰だったのですが、先月、篠田真由美サイン会に行ったことがきっかけになったのか、フト気が付くと、5月下旬に本屋さんで行われる「新刊記念サイン会」に続けて行くことにしてしまっているのでした。

まずは5月21日。
朝日新聞に連載されていた小説『メタボラ』の発刊記念として、桐野夏生のサイン会が紀伊國屋書店新宿本店で行われます。
うーん、思えば桐野夏生は2年前にも『魂萌え!』の新刊記念サイン会に行ったのでした。
桐野夏生と言えば、著者近影でもいつも眉目麗しゅう方なのですが、目の前におわしましたご本人も、それはそれは写真に違わずステキで麗しく、さらには優しいという、もうオ・ト・ナ全開な方で、とろけてしまうかと思ったほどだったのでした。
その桐野夏生に再びお目に掛かれるのかと思うと、もう心はドキドキ、ばくはつ五郎なのです。
(あまりの高揚感に、もうワケが判りません)

続いて5月27日。
初めて「大人向け」の小説を書いたと言うことで、ペンネームをひらがなの"はやみねかおる"から漢字に変えた勇嶺薫の新刊『赤い夢の迷宮』発刊記念サイン会がリブロ池袋本店で行われるのです。
これまで「はやみねかおる」名義でのサイン本は持っていたのですが、もちろん「勇嶺薫」名義は初めてです。
いったいどんなサインになるのかドッキドキです。
と言うか、ご本人の顔さえも知らないので、いったいどんな方なのか、これまたドッキドキなのです。

どちらのサイン会も、先着順での整理券配布制なので、なくなってしまわないうちに......とセコくも取り置きをしてもらえるかどうか、それぞれのお店に電話で問い合わせてみました。
まずは、新宿の紀伊國屋書店です。
「桐野夏生のサイン会に行きたいのですが、本を取り置いてもらえるでしょうか」と訊ねると、「はい、承りました」。
何とも拍子抜けするほどあっさりOKでした。
しかも、なんと嬉しいことに、本はサイン会当日まで取り置いてもらえるとのことです。
桐野夏生のサイン会は、月曜日の夜と、平日になるので、もし持って行かないといけないとなると、朝から本を持って会社に行かなくてはならず、不便なことになるところでした。
ありがたいことです。

続いて勇嶺薫の本を取り置いてもらえるか、池袋のリブロに電話しました。
紀伊國屋書店のある新宿ならまだしも、リブロのある池袋となると、なかなか行く機会がないので、実はこちらでの取り置き願いが大本命だったのです。
ところが! ガビーン。
電話に出たお姉さん、とても申し訳なさそうな口調で「お電話での取り置きは行ってないのです、あいスミマセン」。
アイスミマセンってアンタはジョン・レノンかい!......などというディープでマニアックなツッコミはさておき、こうなったら仕方ありません。
今日はちょうど週末だし、まあいいか、と会社を出てから池袋まで足を伸ばしたのでした。

リブロに行くと、おお、あります、あります。はやみねかおる......いや、勇嶺薫。
他の講談社ノベルスの新刊と比べても、異常繁殖しちゃったんじゃないの、と心配になってしまうぐらい大量に山積みされています。
早速手にとってレジに向かおうとすると......なぁんですと!
帯にはこんなことが書かれてあるではないですか。
講談社ノベルス創刊25周年記念イベントが盛りだくさん
なんと「特製しおり」が書店店頭でもらえるのですよ!

講談社のプレゼント戦略と言えば、古くは講談社文庫の「庫之介」から、昨今では京極夏彦の豆本など、全員プレゼントはいいのだけれど、帯についた応募券を切り取って送付しないといけないのですね。
それがイヤなんですよ。帯を切り取るという行為が。
なので、いつもこうしたプレゼント戦略は涙をのんで見送ってきたのですが、「店頭プレゼント」とあればこれはもう、貰わないわけにはいきません。
レジでお金を支払うときに、もちろん「整理券」と、帯を指差して「このしおりも頂けますか」と訊いてみたろ......なんとトホホなことに

あいにくとまだ入荷しておりません。あい、スミマセン。

「明日には入ると思うのですが」とのことでしたので、「ではレシートを持って取りにきたら頂けますか」と訊いてみると、「ええ、結構ですよ」とのこと。
ああ、店長さんらしき方が傍にいて、的確な判断を下してくれて助かったぜ、ベイベー。
とは言うものの、池袋なんてそうそう来られません......。
それこそ直近で来る予定は、その27日に行われるサイン会な訳です。
うーん、本の取り置きはダメでも講談社ノベルス創刊25周年記念しおりは取り置いてもらえるのかしらん。
どちらにしても、「しおりが入荷しているかどうか、まずはお電話して確かめていただけますか」とのことでしたので、入荷確認の電話をしたときには厚かましくも「サイン会まで取り置きしてもらえませんか?」と頼んでみることにします。