折原一と山田正紀のYA!

折原一のWeb日記頭蓋骨の裏側によると、先日、山田正紀とともに「理論社YA!」シリーズの売れ行き状況の偵察で、都内何箇所かの本屋さんに行き、そのついでに店頭本にサインをしたとのことが書かれてあったのです。
その“偵察”に行った店の中に、いつもぼくが定点観測所としている「紀伊國屋書店新宿南店」の名前があるではないですか。
これはもう居ても立ってもいられません。
ぼくのなかのミーハー野郎の血が騒ぎだして止みません。
そんな訳で早速、紀伊國屋書店新宿南店へと行ってきたのでした。
ミステリコーナーを覗くと、おおう。あります、あります。ドドーンとあります。
理論社YAシリーズのサイン本
考えてみたら、これまで折原一のサイン本も、山田正紀のサイン本も、「早川書房サイン本フェア」としてはよく見かけたのですが、それ以外の出版社からとなると、あまり見たことがないような気がします。
ちょうど「理論社YA!シリーズ」も出版点数が増えて、そろそろ買っていっておかないと、とても追いつかなくなるのではないかと思っていた矢先のこの出来事。
かなりいいタイミングでのきっかけとなって、この両作家の作品に加えて、他の作家の本もゴソッと買いだめしちゃったではありませんか。
まんまと作家と出版社の思惑にはまってしまったぼくなのでしたです。
理論社YAシリーズ、折原一『タイムカプセル』と山田正紀『雨の恐竜』のサイン本

ところで。
この「理論社YA!シリーズ」ですが、なんと読めばいいのでしょうね。
“りろんしゃワイ・エイ!” ……?
うーん、これじゃあちょっとくどいのです。
じゃあ、“りろんしゃや!”
……関西弁になっちゃいましたよ。

そもそも「YA!」とは、いったい何の略なんでしょうか。
“ヤング・アダルト!”のことだと思っていたのですが、これを直訳すると「若い大人!」……意味がよく判らないのですね。
「若い大人!」ですよ、「若い大人」。略して「若大人!」。
『美味しんぼ』に出てくる華僑のエライ人のことでしょうか(← それは周大人)。
しかも「若い大人!」って、わざわざビックリマークを付けて絶叫するほどのことではないと思うのですね。
これは絶対に他の意味があるに決まっています。
そんな訳で、ビックリマークを付けると意味が通りそうな「YA!」の元の言葉を考えてみましたよ。

  • ゆったわね、アナタたち!
  • やったわね、アナタこそ!
  • やかましいわよ、アナタたち!
  • やっつけるわよ、アナタたち!
  • やってくれたわね、アナタたち!
  • よくもやったわね、アナタたち!
  • やられたわ、アカンわ!

……ノォォォウ!
絶対違うのです、違う。
どうしてこんなオカマのケンカみたいになってしまうのでしょう。
そうじゃなくって、きっと本当の意味は、“よくも悪しくも!”と言うことだと思うのですよ。
つ・ま・り。
「まあ読む人によっては、“よい作品”もあれば、“悪い作品”もあると思うけど、よろしくお願いします」という、出版社から読者へのメッセージが込められているに違いないのですよ。