篠田真由美サイン会に行ってきました

篠田真由美の新刊『風信子(ヒアシンス)の家 神代教授の日常と謎』発売記念のサイン会が、丸善丸の内店といういつもウォッチングに欠かせない本屋さんで行われるということで参加してきました。
篠田真由美サイン会の告知
考えてみたら、サイン会なんて去年10月の「京極夏彦・大沢在昌合同サイン会」以来ですから、もう半年ぶりです。

サイン会の開始は18時30分からとのことでしたが、早めに行き、18時過ぎに会場の様子を見てみると......おお。既に列ができはじめています。
慌てて本を取りに行き、空いているフロアのレジでお会計を済ませて並びました。
早めに並べたのは良かったのですが、順番的には最悪でした。
ぼくの後ろに若い男性と年かさの女性の2人連れが並んだのですが、とにかくこの女性の方のやかましいこと、やかましいこと。
どうも話す内容から、この方、権威のある賞に関係のある某出版社の方らしいです......というか、丸判りです。
しかもこの方、とにかく話すことに夢中なのか、肩から提げたカバンやその方の身体がぼくにドンドンと当たるのです。しかも全然気が付いていないようです。
鬱陶しいことこの上ありません。
仕方なく、ぼくの方で身体に当たらないように向きを変えると、どういう訳か、ギャーギャー話しをしながらも向きを変えた方向に向かってピンポイントでカバンがガンガン、身体がドンドン当たってくるのですよ。
もうね、アメリカ軍の戦闘機にロックオンされた気分はこんなものなのか、と絶望感に襲われてしまいました。

さりげなく「当たっていますよー」と視線でアピールしたのですが、話すことに夢中でさっぱり気付いて貰えません。
ならば、相づちを打つお連れの男性に「アナタのお連れの女性が、ぼくにドンドンとぶつかってきて鬱陶しいのですよー」とアピールしようとしたのですが......ありゃりゃ。
そのお連れの若い男性、女性の方を見ずにどこかよそを向いていて、ぼくのすがるような視線には気づいてもらえないのでした。
いや、もし気が付いていたとしても、その女性の話し方や態度から発せられる

「ワタシは天下の●●●●社なのよ。ワタシに刃向かう輩は、遠慮なく潰しちゃうからね」

というオーラに押されてしまって、注意はできなかったかもしれません。

そしてこの女性は絶口調となり、ついには、ある物書きの方の悪口まで言い始めちゃいました。
天下の●●●●社の方が、公共の場(しかも自分の商売のテリトリーである本屋さん)のど真ん中であんな大声で、お願いする立場にある方の悪口を言うのですから......うひゃあ、恐ろしい世界ですよ。
しかも、その物書きの方と同じスタンスでいる割とキャリアの長い別の物書きの方は

「あの人はまだいいんだけどねー」。

その露骨な権威主義的なお言葉に、現代ニッポンの文壇社会を垣間見た思いがしたのでした。
文壇世界とは、かくもコワイ世界のようです。

しかし早くから並んで先頭の方にいたのが幸いしました。
後方からぼくの身体にタックルを食らわせ続けながら、現代ニッポンの文壇社会におけるキビシイ現実世界を絶口調で思い知らされ、気が狂う寸前に無事、ぼくの順が回ってきたのでした。

「お願いします」と席に着きながら、為書きには例によって例のごとく、「サイト名も一緒にお願いできますか」。
このセリフを恥ずかしげもなく言うあたり、ひょっとしたら後ろに並んでいた天下の某出版社のタックル女性と同レベルの厚かましさを身につけてきているのでしょうか。
篠田真由美はサラリサラリと"書庫の部屋"と書きながら、「書評サイトをされているのですか」。
......う、痛いところを突かれてしまいました。
「あ、いや、その昔は......あははは」と言葉を濁します。
「篠田さんには、TRICK+TRAPで何度かお見受けしたことがあるのですよ」と言ったことから、話題は自然とTRICK+TRAPのことになっていきました。
「いつかあそこでサイン会をしたかったのですけどねえ」とのこと。
やはりTRICK+TRAPでのサイン会は、作家の方にとっても一種のステイタスなのかもしれません。
また、「戸川さん、お店を閉めてからすごくつまらながっているらしいですよ」とも言われていました。
さらには「あの店に作家が行くと、すべての本にサインさせられたんですよ」と楽しそうに笑っておられたのが印象的でした。

落款まで押していただいたところでサインは終了。
サイン本を受け取り、「ありがとうございました」と立ち去ろうとしたところで「これをどうぞ」。
今回のサイン会のために用意された特別ペーパーだそうです。
内容は篠田真由美のご挨拶に今後出版予定されている作品の紹介、そしてメインは短いながらもちょっとした"お楽しみ企画"となっているのでした。
篠田真由美『風信子(ヒアシンス)の家 神代教授の日常と謎』サイン本

コメント

こんばんはー!!!!!
私もしっかりサイン会に参加させていただいていたのですよ!
緊張しすぎて篠田先生にまともに声をかけられませんでした・・・・・↓↓
でも、念願のサインをいただけて幸せでしたvv
それにしても・・・・一人囃子さんにお会いできなかったのも残念でなりません。

いいですね、サイン会。
直接サインしてもらえるのはうらやましいです。
でもそれより気になるのはその女性が何社で、誰のことを言っていたか、です。
イニシャルトーク、してほしいです(笑)。
あ、RSS版は写真がありません~。
あと質問ですが、RSS版はコメントは残せないんでしょうか。

おお、りこさんもやはりいらっしゃっていたのですね。
ぼくも「いらっしゃるかなあ」と探そうと思ったのですが、後ろにいた天下の某社の方のタックル攻撃に加えて、恐怖の文壇事情に身を震え上がらせてしまって、それどころではありませんでした。
膝カックンの練習がお互いに無駄になってしまって残念ですね……。
TRICK+TRAPの話はやはり我々お客さんだけでなく、作家の方にとっても思い出深い場所のようで、店を閉められてサイン会ができなかったことが残念そうでした。
でもお店を閉めて「つまらながっている」と聞いたときは、戸川さんらしいなあと思うと同時に、「これはTRICK+TRAP2ができるかな」と期待もしてしまいました。

またどこかのサイン会でお会いするかもしれませんね。
そのときは「そこに謎はありますか」に加えて、膝カックンすることにしましょう。
(何ちゅう約束だ)

同じ出版社の人ではないかもしれませんが、やはり権威を振りかざしてるタイプの男性を見たことがあります。
列に並んでるときに退屈で普段どおりに談笑しているだけなのかもしれませんが、時と場合をわきまえて欲しいところですよね。

それにしても、戸川さんはつまらなくしているのですね・・
この間、名古屋の知り合いから東京に行くついでに寄って来たいから場所を教えてほしいと言われ、寂しい気持ちになったところでした。
どこかで誰かが再開したら、また参加してほしいものです。

ひょっとしたら、本人にしてみたら権威を振りかざしているつもりは全くないのかもしれませんね。
ただその言動が、「他人に不愉快に思われていないか」とか、「迷惑を掛けていないか」とか顧みるだけのことができないだけで。
そういった意味では、「かわいそうな人」なだけなのかもしれません。
しかし最近は「企業のコンプライアンス」がやかましく言われており、エレベータやトイレ、電車の中での会話にも注意するように言われる世の中なのに、こういった出版会社の方々は意識がないのでしょうかねえ。

TRICK+TRAPと言えば、あのお店で古本屋さんを開業されるという方のブログをたまたま見つけました。
古物商の許可をとっている最中なので開業はこれからのようですが、お店にいるとTRICK+TRAPだと思ってお店にやってこられた方がいて、お互いにビックリした……と言うことが書かれてありました。

戸川さんのブログでは、また何かイベントを……とのことですが、お身体が無事によくなられましたら、ぜひともそう言ったファン同士の交流の機会も復活させてほしいですね。

色々と思うところがあり、ひょっとしたら「かわいそうな女性の方」は出版“社”じゃなくて出版“関係”の方なのかもしれないと思うようになってきました。
もし某出版社と関係ない出版“関係”の方だったら、どうもすみませんでした。

その「かわいそうな女性の方」が某出版社の話ばかりしていたのは、ひょっとすると、連れの若い男性が某出版社の方だったからかもしれません……。
でもやっぱりその男性の方は、「前の方にガンガン当たってますよ」と注意はしてほしかったのですが……。

公共の場で人様に迷惑をかけるような人がいらっしゃる出版社は、作家さんには全く関係ありませんが、なんとなく嫌な印象が残りますね。
戸川さんは、なんか想像つきます(笑
二号店が出来たら今度こそ通い詰めますよ!!!!!!そして、篠田先生とお話しあいものです。
私自身、昨日は友人と遊んでいた所をこそこそ抜けてきたとこだったので、あまり時間がなかったのです。
膝カックンが出来なくて残念でした!
次回会うときまでに、完璧にしあげてきます!(なんちゅう返しだ
サイン会あるかなぁ・・・・・

●keitaさん:
コメントを書いていただいていたのに気が付かず、手動で表示させるのが遅くなってしまい、大変失礼いたしました。
(あまりにSPAM防止のシステムが強固すぎるのも、考え物ですね)

女性のことですが……それはさておき、と言うことでご容赦くださいまし。
まあ、あまり聞いていて(聞かされていて)気分が良くないことでしたもで、それを広めても……と言うこともありますしね。
(だったら最初から書くなよとツッコまれてしまいそうですが)

また「RSS版」とおっしゃるのは、RSSリーダーのことですね。
写真の表示は……うう、申し訳ないです。
ただしリーダーによっては、写真も表示されるものがありますので、そのあたりは、keitaさんが使われているリーダーの仕様ということでご勘弁を……。

あとコメントの件ですが、基本的にRSSリーダーというのは「フィード」として配信されているブログ本文のみを読み取る仕組みなので、コメントやトラックバックまで読みとることはないですね。
なので申し訳ありませんが、コメントやトラックバックはブラウザで読み取って頂くしかないと思います。
(なぜ、コメントやトラックバックをフィードで配信しないのかは、きっと大量のコメントが付くブログだと、きりがなくなるからではないでしょうか。いい加減な推量ですが)

●りこさん:
確かに抜け出してきたとなれば、時間が気になってしまって、ゆっくりお話を伺えないですね。
またズラリと後ろに行列ができているし、機械的に流れるので、そもそもあまりゆっくりお話を伺うことも難しいですし。
そう考えると、やはりTRICK+TRAPでのサイン会はのどかでよかったものですね。
次回、またどこかのサイン会か、あるいは「TRICK+TRAP2」でお会いするときまで(←勝手にお店があることを想定しています)、膝カックンの素振りを1日100回、欠かさずに練習しておきましょう。
ぼくはイメージトレーニングで完璧に理想的なスイングを習得しておきます。

TRICK+TRAPは作家さんとの距離が絶妙でファンの心をくすぐりましたよねーvv是非、2でもその雰囲気を残したまま復活して欲しいですね☆
お互い、膝カックンのトレーニングをしすぎて膝を壊さないように気をつけましょう!(笑

確かに、あまりに膝カックンの練習をやっていると膝を破壊しかねません。
というか、そもそも膝カックンの素振りをやっている時点で非常にアブナイ人物に見えてしまいますね。
やはりここはイメージトレーニングだけに抑えておきます。