MYSCON8の昼の部に参加してきました

年に1度開催される"ミステリファンの""ミステリファンによる""ミステリファンのための"イベント、それが「The Mystery Convention」、略して「MYSCON」なのです。
今回から昼夜2部制となり敷居が低くなったのでMYSCONに参加してきました。
このMYSCONは2000年から毎年開催されているのですが、ぼくが参加したのは最初の1回だけという超人見知りぶりを発揮してしまい、なんと今回参加するのは7年ぶりなのですよ。
まあ、参加といっても昼の部だけなんですが......。
MYSCON8 昼の部

会場は九段下のビル内にある会議場です。
地下鉄の駅を降りて、印刷していった地図を見ながら会場に向かっていくと......おお!
もうちょっとで会場だというところまで来たところ、道路上にはもうこんな行列ができているのですよ。
早くも会場入りできなかったミステリファンが路上で行列......?
会場に入りきれなかった人がビルの外まで溢れてきているのでしょうか。
これは大変なことですよ! 早く並ばなければ......と焦ったところで......あれ?
どうも行列が中途半端なところで途切れています。
よくよく見てみると
なーんだ、ラーメン屋さんへの行列でした
ラーメン屋さんに並んでいるのでしたー。

本当の会場はこちらです。
まだまだ開場したばかりで空席ばかりですが、すぐに熱気ムンムンになります
(本来、会場での写真撮影は一切禁止なのですが、記憶力が弱く、メモ代わりにカメラで撮影しておかないと何も覚えられないため、スタッフの方に頼み込んで人が少ないうちに撮らせていただきました)
客席前方にカメラが2台設置されています。
スカパー!の「ミステリチャンネル」から収録に来られているそうです。
なるほど、それでミステリチャンネルのカレンダーとボールペンが配られていたのですね。
ミステリチャンネルからのお土産
またハヤカワ・ミステリ・マガジンからも取材に来られていて、後方から写真を撮られていました。

今回、昼の部はゲスト作家の方が3名もいらっしゃり、かなり豪華な内容となっています。
第1部が海堂尊さん、第2部三津田信三さん、第3部が桜庭一樹さんです。
では以下、長くなってしまいますが、順にレポートをさせていただきます。

【第1部】海堂尊さん(インタビュアー:大森望さん)
(以下、いつものように敬称を略させていただきます)
海堂尊と言えば、本業はお医者さん。
しかもこのミス大賞受賞以来、次々と本を出版され、それがまたどんどんと売れて行くものだから、勝手にぼくのイメージは、『白い巨塔』の財前五郎、あるいは渡辺淳一センセイ!
そんな"大センセイ"だったので、きっと登場しても傲慢無礼な態度で、壇上から「フン」と我々を見下ろしてくるのだろうなあ......などと思っていたのです。
ところが実際にご本人が登場すると......え? あの方が海堂尊?
ずい分と物腰の柔らかい優しそうな方なのでした。
こんなお医者さんが近所の病院にいるのでしたら、ぜひとも診ていただきたいものです。
以下、インタビューの要約です。

  • 『チーム・バチスタの栄光』は当初、田口医師しか登場しなかったので1部で物語の進めようがなくなってしまい、止まってしまっていた
  • ところが休暇先のスキー場で突如、「生真面目な田口と正反対の人物を登場させればいいんだ」と気づき、そこで厚労省の変人・田口を登場させたところ、筆が進んで一気に書き上げてしまった
  • 「白鳥の登場に驚いた」と感想を頂いたが、書いた本人も驚いた(笑)
  • 『バチスタ』受賞後に「新人は早く本を出さないと忘れられる」と言われ、自作に着手するも、「小児科」と「救命救急センター」の話にしたため、50枚程度書いたところで「これは1000枚ぐらいになるな」と気づいた
  • 1000枚であれば「上下巻にしてもらえばいいや」と思ったが、担当者に「下巻は売れません」と言われる。そのために「小児科」の話が『ナイチンゲールの沈黙』、「救急救命センター」の話が『ジェネラル・ルージュの凱旋』と2作品に分けた
  • 『ナイチンゲールの沈黙』は内容が混乱に満ちているとの意見を頂いたが、当初の構想のまま『ナイチンゲールの沈黙』と『ジェネラル・ルージュの凱旋』をあわせたままであれば、もっと混乱してしまうところだった
  • 桜宮市という架空の街を舞台にしているのは、現在の日本が「東京」と「地方」という構図に分かれており、その「地方」の記号として作成した。そのため「どの街がモデル」と言うことはなく、どの地方都市に当てはめてもらってもよい。いずれは「東京」の物語も書く予定にしている
  • シリーズ化のつもりは特になかったが、「『バチスタ』で登場させたキャラクタをそのまま使えば、次作以降も書けるな」ということで結果的にシリーズ化となってしまった
  • 読者によっては「社会派小説」、あるいは「キャラクター小説」という読み方をされているかもしれないが、書いている本人としては特にどちらの小説であると言うことは意識していない
  • ただし読者として「面白いもの」を書くという意識はしている(特にハリウッド映画が好きなので、最後には正義が勝つような爽快なストーリーなど)
  • 書き始めのきっかけは、ラストシーンがショートムービーのように突然浮かぶので、そのシーンを書きたいがために、出だしを考え、あとはどんどんと書き進めていく
  • 書くスピードを効かれたので計ってみたところ、1日100枚だった。これは医学専門書を執筆するときも同じスピードである
  • 小説執筆は、医師を続けながらなので毎日は書けない。まず構想を練って、まとまったところで年休などを利用して一気呵成に書く
  • 書くことは楽しいと感じているが、専業作家になるつもりはない
  • 初めて小説を書いたのは小学生の頃だが、瀬名秀明の『パラサイト・イヴ 』を読んで「ぼくも書いてみよう」と書き始めた。結果は4枚書いたところで終わってしまった(場内失笑)
  • その4枚が実はもう一度書き直し、2作目の『螺鈿迷宮』になった(場内驚愕)
  • 小説やマンガはよく読む。医療マンガでは『飛龍』や『ゴッドハンド輝』はよく描けていて面白いと思う
  • とにかく目についた本やマンガをアトランダムに読むため、京極夏彦はまだ1作しか読んだことがない。それは『どすこい(仮)』......(場内大爆笑)

今回、ミステリ関係でのイベントに参加するのは初めてということで、かなり緊張されているのとのことでしたが、インタビューの合間合間に医療現場で働いている方の声として、「これだけは皆さんにも知っておいてほしいのですが」として、

  • 現場では上司がルールを変えてしまうためせめて小説内だけでも論理的に行きたい
  • 医療の現場はとにかく疲弊している
  • 年功序列のために下の声が上に届かない

と言った現実をしっかりと伝えられるあたりは、さすが学会などで発表に慣れているなあと思わされるのでした。

ここでひとつ恥ずかしい告白を。
最後に「質問が寄せられていますが......」と大森望さんが読み上げられながら激怒していたあのアレ、すみません。
ぼくの質問でした。書き方が悪かったと反省しています......。
本当は「なぜ海堂尊さんの作品は、大賞受賞後も2作目、3作目と次々にスマッシュヒットを放っているのでしょうか」と言うことを訊きたかったのですが......激怒されていたので、フォローできませんでした。
すみません、すみません。
(ただしインタビューを訊いていると、「なぜ海堂尊は売れているのか」がよく判りました)
そう言えば、すっかり忘れていました。
もう10年近く前にも山田正紀を激怒させたこともあったのでした。
よくよくぼくには、温厚そうな人を怒らせることにかけては、ピカイチの能力があるようです(← ただ単にイヤなヤツというだけです)
海堂尊『ジェネラル・ルージュの凱旋』サイン本

【第2部】三津田信三さん(インタビュアー:笹川吉晴さん(探偵小説研究会))
(以下、いつものように敬称を略させていただきます)
休憩を挟んで、続いては三津田信三の登場です。
三津田信三といえば、これまた作中から勝手に「ガタイがゴツくて、コワモテで、"オレに触れるとケガするぜ"」みたいなタイプの人だとイメージしていたら......あらあら。
まるで隣の家に住む気さくなアンちゃんという感じの方だったのです。
こんな方が、あんなネッチョリと身体中に絡みついてくるような文章で物語を書いちゃうの......とかなり意外でした。
ええ、ええ。ぼくの想像力なんてメチャクチャいい加減なものなんですよ。
以下、インタビューでの要約です。

  • ホラーとミステリの融合を目指しているが、ガチガチの本格推理小説を書くのは絶対にできない
  • 伏線を張り出すと、どこまで張ればよいのか判らなくなってしまうが、ホラーであれば仕掛けとして浮かび上がってくるし、特に落とさなくてもいいやと言う気楽な気持ちもある
  • もともとはミステリが好きで、キッチリと落としていないホラーは好きではなかった
  • そのミステリ好きが高じて、最終的には「本格ミステリ原理主義」的なところまでいってしまい、その反動でホラーが好きになってしまったのかもしれない
  • 今では作品はジャンルにこだわらず、「面白ければいいんではないの」という気持ちでいる(でもやっぱり本格ミステリは書けません)
  • カーのお勧めは......作品ごとに一長一短がある「バランスの悪い作品」ばかりなので、正直挙げるとなると難しい
  • 敢えて挙げるとすれば『火刑法廷』がミステリとしては優れている。ただし欠点としてはホラーの要素がないこと
  • 『三つの棺』も好きだが、穴が空きまくっているで勧めづらい
  • 密室モノとしては『爬虫類館の殺人』のトリックがすごい!
  • 『貴婦人として死す』はもう伏線の張り方がとてもすばらしい!
  • 作品至上主義で特に「誰が好き」というものはないのだが、江戸川乱歩だけはなぜか別。全集も読み、他に読むものはないのかと未収録の随筆を読むため、雑誌を探したりとかなりのめり込んだ。もちろん東京創元社から復刻された『貼雑年譜』もすぐに予約した。ただし中止になった1度目のときはお金がなかったのと、講談社の廉価版を手にしたばかりだったので予約していなかった......(ポリポリ)
  • 自身が編集した13巻の「ワールドミステリーツアー」は、大戦の影響なのか意外とドイツが集まらなくて苦労した。結果、「ドイツ/フランス篇」と合体をさせた。また、もっともリクエストが多かった「東欧篇」がもっとも売れなかった
  • 小説家としてのデビュー作である『ホラー作家の棲む家』は、もともと「短編」+「中編」+『ホラー作家』という構成で、短編と中編を読んでから「ホラー作家」を読むと冒頭でどんでん返しがあるという仕掛けになっていた
  • しかし編集者から「『ホラー作家』だけで出しませんか?」と言われた。それだけ読むとそのどんでん返しの部分の意味が判らなくなるが、それもまた味わいがあるように感じて「それもいいか」と変更した
  • 各作品内で登場してくる固有名詞が同一のため、矛盾が生じたり、混乱が生じたりすることもあるが、それは例えば『A』と『B』と言う小説が2作あるのではなく、『B』と言う小説のなかで書かれた小説『A』と言う考え方をすると、また違った見え方をしてくるかもしれない
  • もともと、そういった『A』『B』のような関連性がある『蛇棺葬』と『百蛇堂』は、1冊の作品だった。しかしそれではあまりに長すぎるということで、2作に分けて出した
  • 物語にかなりリアリティを持たせるため、「迷宮草子」という同人誌には実在の作家の名前を挙げているが、それはちゃんと「このようなタイトルの小説を書いたことにさせてください」と許可を取った
  • 作品内でよく実名を挙げるため、作家仲間からは「殺すなり、犯人にするなりしていいよ」と言われていたが、実際にはできなかった(それって『百蛇堂』のこと......?)
  • そんな物語にリアリティを持たせているためなのか、実家に帰省したとき、『ホラー作家の棲む家』を読んだ父親から「お前、まだあの家に住んでいるのか」とかなり心配をされてしまった

しかし驚いたのは、小説家デビュー作の『ホラー作家の棲む家』と『作者不詳』がもう絶版なっていると聞いたことです。
だって、これって出たのがついこの間じゃないですか。
しかもこの2作がなければ、『蛇棺葬』『百蛇堂』に続く「三津田信三シリーズ」(と言っていいのかどうか悩みまずが、とはインタビュアー笹川吉晴さんの弁)の面白みが消滅してしまうような気がします。
うーん、文庫版を早く出すべきですね。
しかし『作者不詳』はあの小口まで真っ黒で、大きくそこに「UNKNOWN」と書かれていたあの独特のデザインがよかったのですが......文庫では無理でしょうかねえ。
三津田信三『凶鳥の如き忌むもの』のサイン本

【第3部】桜庭一樹さん(インタビュアー:大森望さん)
(以下、いつものように敬称を略させていただきます)
そして休憩後、トリを飾ったのは今回のゲストで紅一点、桜庭一樹です。
やはりインタビューの中心は『赤朽葉家の伝説』について。
これはあとで要約を載せるとして、ぼくがもっとも訊きたかったことをあらかじめ質問しておきました。
するとやったね!
海堂尊のときは大森望を大激怒させてしまったのですが、今回は「なにやらマニアックな質問がありますが......」とちゃんと訊いていただけました。

桜庭一樹のサイン本のひみつ。

そう、以前にもブログで記した「桜庭一樹のサイン本にはすべてワンポイントのシールはついているのか」と言う点です。
やはり、サイン会のときには物語の内容にあったシールを大量に買ってきて、1つ1つ貼っているそうです。
またシールは何でもOKというわけではなく、ちゃんと内容に応じてシールを変えているそうです。
例えば今回のサインでも『赤朽葉家の伝説』のときは『赤朽葉家』用のシール、『少女七竈と七人の可愛そうな大人』のときは『七竈』用のシールと貼り分けていたとか。
しかし、大森望から「ご自身でシールをそんな大量に買うと言うことは、文庫のときは損しますね」と指摘されても、意味が判らず「......?」。
「シールって1枚50円とか60円するでしょう。文庫の印税と同じぐらいじゃないですか」と言われて、そこで初めて気が付き、かなりショックを受けてすっかり固まっていました。
さらには「『GOSICK』のときは、1枚200円ぐらいのシールを貼ってた......」とも。
『GOSICK』って1冊600円ぐらいでしょう。完全に足が出ています。
ということで『GOSICK』のサイン本をお持ちの皆さまは、もっとも豪勢な桜庭一樹のサイン本ということになるのですよ。取り扱いにはくれぐれもご注意くださいませ。
大森望からは、「今後は、文庫本用のシールを用意しましょう」と提案されていました。
......が、またしてもすみません。
今回、ぼくが桜庭一樹にサインを頂こうと持って行ったのは『ブルースカイ』。
見事に文庫本なんです。どうもすみません。
あとは「例えば街中で突然サインをお願いされたときは、シールは貼ってもらえないのでしょうか」とも質問しました。
「お前、いったいどこでサインを貰うつもりやねん」と言われそうですが、やはり桜庭一樹サインファンとしては、シールがつかない場合をあらかじめ想定しておかなければなりません(かなり意味不明)。
しかし驚いたことに、「親戚などからサインを頼まれることもあるため、いつでもサインできるよう、普段から財布のなかに何種類かシールを入れています」。
なので道端などでサインを求められても応じることができるのだとか。
すごいですよ、すごい。
作家は仕事場にいるときだけではなくて、外を出て、家に帰ってくるまでも作家なんですね(遠足か)。
それでは以下、インタビューの要約です。

  • 東京創元社からは最初に「好きなように書いて結構です」と言われ、『少女には向かない職業』を書いたが、2作目では「桜庭一樹の初期の代表作を書いてみませんか」と言われた。冗談かと思ったが、担当者の目は真剣だった
  • もともとヴァージニア・ウルフの『オーランドー』や、ガルシア・マルケスの『百年の孤独』にインスパイアされ、またケネディ家のように"国の歴史"と"個人または家の歴史"がシンクロしている物語を書きたいと思っていたので、そこで『赤朽葉家の伝説』を書き始めた
  • しかし歴史の幅はマルケスで100年、ウルフになると360年だが、日本だとチョンマゲの時代になってしまう。さすがにそれでは時代劇になってしまいそうなので「戦後50年」とした
  • 物語の場所としては、東京ではなく地方の誰も知らないような街でも"国の歴史"とシンクロする"一族の歴史"があるということで、鳥取を舞台とした
  • 書店さんに訊いた話では、お客さんのおじさんが"今度、鳥取へ行くものでね"と言いながら、『赤朽葉家』を買っていったそうだ(おじさん、大丈夫だったのかなあ......と心配そうな優しい桜庭一樹)
  • サイン会ではおじさん率が思ったより高く、数人から「今日はおそらく私が最年長でしょう」と言っていた
  • ずっと彼女を「プー太郎」だと思いこんでいて、ことあるごとに「早く帰ってこい」と言っていた親戚の叔父さんが、週刊新潮の書評欄で大森望が『赤朽葉家』を褒めていたのを読み、「頑張っているんだ」と褒められ、すごく嬉しかった
  • 吉川英治文学新人賞にノミネートされたが、その連絡が外出中、留守電に「至急連絡ください」と入っていた。携帯に電話すると、その方がちょうどご飯中だったらしくモグモグ言うばかりでなかなか飲み込めない様子に思わず笑ってしまった
  • また「吉川英治文学新人賞」と言われてもピンと来ず、周りが大騒ぎをしているのを見て「ああ、何だかすごいことなんだ」と思った(確かに「賞」にはこだわりがないのか、大森望に"次の作品はこの辺りの日程でドコソコの出版社から本を出しましょうと言われたら、それは賞にノミネートされる道筋なんだよ"と説明されても"ふーん、そうなんだー"という感じでした)
  • 原稿を書くスピードは1日2時間、10枚から15枚が限度。かなりその2時間で消耗してしまい、夕方に会った人からはビックリされることもある
  • 『赤朽葉家』での第2部は、漫画家の話ではなく、本当は着物姿のイメージで演歌歌手の物語にしたかった(場内爆笑)
  • しかし着物姿では幼なじみとして黒菱みどりが出てきてしまい、被ってしまうために演歌歌手のプロットは却下した
  • 第2部では、不良グループの対決物語をかなりのページを費やして書いたのに、全部ボツになってしまってメチャクチャ悔しい。いつかスピンオフの物語として出したい(さらに場内大爆笑)

このボツになった「不良グループ対決物語」の内容を一生懸命トツトツと桜庭一樹が語るのですが、それがもうおかしくておかしくて場内は爆笑の渦。
大森望も「それいい! ボツにした編集者は小説を判ってないねぇー!」と大笑い。
「ただ、もしそのエピソードがボツにならずに入っていたら、吉川英治文学新人賞のノミネートはなかっただろうけど」......ということなので、なぜに会場内が大爆笑になっていたのか、その物語の内容は判ってもらえ......ないか。
とにかくイメージとしては、「死亡遊戯」の舞台設定に「ウェスト・サイド物語」と「花のあすか組!」を足して、さらに「スケバン刑事」のトンデモさを足してぐちゃぐちゃにかき回して、そして桜庭一樹風味で割ったような感じというのでしょうか(ますます判らん)。
とにかく、そのボツになったエピソードを復活させた『赤朽葉家』のスピンオフ作品を楽しみにしています。
桜庭一樹『ブルースカイ』のサイン本

こうして、3時間にわたる昼の部が無事、終了しました。
多くの方々はそのまま夜の部にも参加するのでしょうが、人見知りの激しいぼくには恐ろしくて行けません。
そんな訳で少ない顔見知りの方々には「すみません」と挨拶をさせていただきながら、会場をあとにしてきました。
しかし、久しぶりにこうしたイベントに参加するのも悪くないなあと言う気にもなっているのもまた事実ですね。
スタッフの皆さんは大変でしょうが、こうした2部構成であれば参加もしやすいので、また今後ともよろしくお願いいたします。

なお、今日の模様はミステリチャンネルで紹介されるそうです。
休憩時間には、大森さんがお3人に「どうでしたか」という個別インタビューを行い、撮影されていました。
見てみたいのですが、ウチのケーブルテレビ、ミステリーチャンネルが入ってないんだよなあ。
スカパー!で入り直すべきなのか......。

コメント

ミスコンに参加されたんですね。
膨大な報告、ご苦労様です。
海堂尊は前にブックレビューで見ましたが、
医療ミステリ界の三谷幸喜という感じでした。
激怒させた質問ってどんなんでしょうね。
桜庭一樹のサイン本の謎が解明されてうれしいです。
よくぞ訊いてくれました。Good Jobです。
しかし印税も考えずシール貼るって笑えます。
『Gosick』のサイン本は超レアになりますね。
『ブルースカイ』のサイン本、いいですね。
でも何のシールなんですか…

ううん、さすが一人囃子さん。
温厚な人を激怒って・・・。でも中橋さんも温厚ですよね。
言葉の行き違いって怖いですね。

●keitaさん:
いやー、もう桜庭一樹に質問できるとすればこんな機会以外にはあり得ないですからね。
「シールについて質問に答えてくれますように」と強く念じていました。
しかし強く念じすぎたのか、海堂尊のときは大森望に激怒されてしまいましたが(笑)。
『ブルースカイ』のシールですが、これはもう、ミュールでしょう。
『桜庭一樹日記』ではヒールでしたので、これで草履がくれば完璧です。

> 医療ミステリ界の三谷幸喜という感じでした。
なるほど! 確かに三谷幸喜ですよ、三谷幸喜! それは言い得て妙ですね!
もう見た目から話し方に至るまで三谷幸喜にそっくりです。
確かに物腰も柔らかそうですが、学会などにおいては相手をやりこめているそうですよ。
海堂尊も怒らせると怖そうです……。
(激怒されてしまった質問はナイショです)

●jackyさん:
いや、実はホントにイヤーなヤツなんです。
悪気はないんですが、天然ボケならぬ天然ワル。
うーん、ワルというとチョイワルみたいでカッコイイですね。じゃあ天然イヤなヤツ。
(メチャクチャ語呂が悪い)
温厚そうに見えるのは、ただ単に外面がいいだけです(笑)。
知っている人は知っていると思うのですが、ぼくがそこにいると、もうホントに大変なことになっちゃうのですよー。
しかしぼくは全然気が付いていないのですが。