夜桜五景

いつも訳の判らないことばかりを書き散らしていて「リソースの無駄遣いだ」「ネット界の恥さらしだ」「頭がおかしいのではないか」「中橋家の穢れだ」などと言われ続けているぼくですが、そんなときだからこそ、たまには風流な話題で心を潤してみましょう。
(残念ながら、今日は品性下劣なネタもオチも何もありません。あるのはぼくの心の中に宿る高尚な心だけなのです)

ニッポンジンが世界に誇る三大文化と言えば、「フジヤマ」「ゲイシャ」「サクラ」ですが(本当か?)、その桜が今や盛りとあちらこちらで盛大に咲き誇っているのです。
会社の行きかえりにそっと寄り道をしてみると……おお、おお。ある。ある。
いつもの木にいつものように桜の花が精一杯に咲いているのです。
気が早いヤツはもう散り始めてしまっているので、今週が勝負どころなのでしょう。

そんな訳で、「夜桜五景」です。
“五景”って……これまたえらく中途半端な数字です。
通常、こうしたときは「ナントカ百景」などと、百という数字にこだわるものなのですが、いえいえ。
そこはそれ、何事もやるからにはあくまで中途半端に通してこそ、ぼくという人間なのですよ!
それでは早速発表へとまいりましょう。

【夜桜五景・第一番】
会社近所の枝垂桜
これは「ぼくのミステリな読書日記」時代から、毎年この時期になると必ず登場してくる会社近所のしだれ桜です。
段々と花が咲き始めてくると、このしだれ桜を植えている企業も気を利かせてライトアップをし、わずかの期間だけですがオフィス街のオアシスとなっているのです。
ただ気がかりなのは、何だか毎年毎年、咲く花がしょぼくなっていっているような気がするところなのですが……大丈夫なのでしょうか。

【夜桜五景・第二番】
続いてこれも、とある会社の敷地内にある桜の巨木です。
ライトアップは街灯にお任せ状態。
しかしその花の隙間から街灯を覗き込むと、なんとも言えず幻想的なサクラ・ワールドがそこに展開されるのでした。
レイアウトを考えた植樹ではなく、街灯やら電線やらが複雑に絡みこんでいて、全体像は意外と見苦しかったため、サクラ・ワールドを皆さまにはお見せいたしましょう。
カモーン、サクラ・ワールド!
出でよ、サクラ・ワールド!
満開の桜の間から街灯を見る

【夜桜五景・第三番】
地味に地味に単なる桜の花々。
地味だけど、いきなり「ねえ、オジサン。遊んでよ」と訴えかけてきたカワイイ桜の花々
頭の上には満開の花が咲き揃っているのですけど、これだけ何なのでしょうね、無精者の枝先に咲いた花なのでしょうか。
道端を歩いていると、いきなり目の前にべろりんちょと垂れ下がってきたのでした。
あるいは、高いところにまだ手が届かない半人前の枝なのかもしれませんね。

【夜桜五景・第四番】
住宅街の桜の木です。
個人のお宅の庭の木をライトアップしてくれています
個人のお宅の庭の桜なのですが、ライトアップをわざわざしています。
クリスマスの時期にはイルミネーションを飾る家も多いのですが、こんな桜をライトアップするようなおウチってあまり見たことありませんね。
そういえば、以前に住んでいたおウチの近所にも、桜の木を庭に植えているお宅があり、こちらでも春先、桜が満開になるころには夜の何時間かはライトアップをしていました。

【夜桜五景・第五番】
そして、いよいよ夜桜五景のトリを飾るのは……、これです!
密かに名づけた「桜ロード」
桜がすぐ頭上で咲き乱れていて、それはそれで非常に気持ちいいのですが、なんと言っても足元がすごい。
花びらでブチ模様なんですね。
ここは狭い路地なので、余計に花びらが拡散せず、こうしてブチ模様となっているのです。
密かにこのシーズン、ぼくはこの路地を「桜ロード(The SA・KU・RA Road)」と呼んで、今日も虎舞竜の「ロード」を13章まで歌いながらこの道を歩いていくのです。
いや、ただ単に「ロード」繋がりと言うだけで、別に悲しい話は何もないんですけれど。