般若心経にルビを振ってやるぜ!

いやあ、インターネットってこんなにもスゴいものだったんですね、翻訳サイト。
日本語で書かれたWebサイトのURLをチョコチョコッと入力するだけで、あららら。
あっという間に英文サイトに早変わりしちゃうのですよ。
試しにこのブログをExciteの「ウェブページ翻訳」で翻訳してみましたぜ。
結果は……ホラ!
まるでバイリンガルなブログのようになりました
どうですか、これ。
まるでブログの本場、アメリカで発信されているような感覚にすら陥ってしまいます。
カッコいいのですよ、とってもカッコいい。
ぼくって英語がペラペラやん……バイリンガルやん……ステキやん……。
もうそんな風に、もう自分で自分に恋しちゃいそうなほどなんですよ。クラクラ。

しかし、このページをよくよく見てみると……
「ぼくのミステリな備忘ログ」のタイトルがメチャクチャおかしいのです!
「My log of ..mystery.. Sonawa」って、いったい……。
途中を「...」で誤魔化してるし、そもそも「Sonawa」って何よ、「ソナワ」って。

念のために他のサイトでも試してみました。
今度はinfoseekの「Webページ翻訳」です。
結果は……
今度はまとも(そう)なタイトルになりましたよ!
おお、やったぜ、ベイベー!
タイトルが「The reminder log that is my mystery」と、通じるか通じないかは別として、割りとそれっぽく読めるんですね!
そもそも「ソノワ」なんて変な造語はありません!
ヒャッホウゥゥゥ! かっこいいぜー、ベイベー!
ますます自分に恋してしまう自分。禁断の恋。ナルシスの恋。うっとり。

しかし、今度もこのページをよくよく見てみると……
ところどころ日本語で誤魔化してるー!
ところどころで日本語使ってるよ。

そうなんです、所詮は翻訳サイト。
コンピュータが機械的に単語を読み取って機械的に置き換えていくだけなので、文意まではチェックしてくれないのでしょう。
だったら同じ「機械的に置き換える」だけで済むサイトはないものか……と探していると、ありました。見つけたんですよ。
その名も「ひらひらの ひらがなめがね」。
URLを入力すると、サイト内に記述されたすべての漢字にふりがなをつけて表示してくれるのだそうです。
漢字にふりがなをつけるだけだったら、文意なんてチェックする必要はないので完璧に遊べそうですね。(← こら)

ただし、残念ながら現在の仕様では別ファイルにしたスタイルシートに対応していないのか、このブログを表示させようとするとレイアウトが崩れてしまいます。
仕方ないので無理やりにスタイルシートを組み込んだ「特別ページ」を作成してページを表示させてみました。
(フォントサイズもちょっと大きくしてみました)
すると、ほら! この通り。
ブログにルビを振って、小学生のお子様でも読めるようにしました

ね、すごいでしょう。
まるで小学校の低学年児童向けのようなサイトが出来上がりですよ。
ステキです、ステキ。
バイリンガルに加えて、子供向けの優しさまでもがにじみ出るサイトになっちゃったのですよ。

そうなると色々と試したくなるのが人情です。
読み方が難しい文章と言えば、般若心経ですね!
ぼくなんて自慢じゃありませんが、「はんにゃーはーらーみたー」の一説だけしか知らないのです。
そんなぼくにとって、これはもうまさに千載一遇のチャンス!
苦しいとき、悲しいとき、辛いとき、どんなときでもくじけないためにも、今こそ般若心経を丸暗記しちゃおうってな心意気なんですよ!
そんな訳で、レッツ・トライ!
般若心経にルビを振ってやったぜ!
……あれ?
いきなり1行目から空白で誤魔化してるー!
そのあともところどころが虫食い状態のように誤魔化されてしまっています。
これでは般若心経が読めやしません。
こうなると、他の言葉もちゃんとルビを振って正しく読めているのかどうか、まったく判りません。

どうやらいきなり般若心経は難しかったのかもしれません。
ならば、名前です、名前。名前で試してみましょう。
名前と言えば、もうニッポン人にとっては「寿限無」しかありませんよね!
もう「寿限無」なしには名前にふりがなをふることは語れません。
ぼくなんて自慢ではありませんが、出だしの「じゅげむじゅげむ、ごこうのすりきれ」までしか知らないのです。
そんなぼくにとって、これはもうまさに千載一遇のチャンス!
苦しいとき、悲しいとき、辛いとき、どんなときでもくじけないためにも、今こそ「寿限無」を丸暗記しちゃうのですよ!(← 何でやねん)
そんな訳で、レッツ・トライ!

いきなり「ことぶきげんむ」って……
……あれ?
般若心経よりも簡単なはずなのに、いきなり「寿限無」が「ことぶきげんむむ」なんて名前に変えられていますよ。
海砂利水魚は「うみじゃりすいぎょ」だし、ラストの「長久命の長」なんて「ながひさいのちのちょうすけ」って、ゴロが悪すぎます。
(落語のオチが変わってしまいそうですね、「名前を呼ぼうとすると、皆、舌を噛み切ってしまって死んじゃう」とか ← 縁起でもないネタだ)

結局、ヒトはあくまでヒトであり、まだまだコミュニケーションの手段がコンピュータに取って代わることはできないんだな……とIT社会の限界を実感させられた今日と言う1日なのでした。
何をやってんだか、オレ。

コメント

あっ!これイイ!!(笑)
実はずっと温めているネタというかブログで紹介しようとしている本(ウェブ翻訳がメインの・・・)があって、でもなかなか書けてないんですけど、こっちの方がおもしろそうだななんて思ってみたりして・・・このサイトはしばらく遊べそうですね~

タイトル、私は前者の訳し方好きですねぇ(笑)
 「・・・」という言葉につまってるんだか(たどたどしく訳しているような)
ミステリー感を出そうとしているのか・・・
備「そな」(わる)忘「わ」(すれる)って読んじゃったんでしょうね。
sonawaログなんてちょっとカッコイイ!!(響きが・・・)

こんばんは。
お返事が遅くなりました。

しかし 「sonawa」の謎がおかげで解けました!
“備忘ログ”を勝手に分解してしまったら自分で訳が判らなくなってしまった……ということですね。
chietheさん、スルドイですよ!

しかしこの翻訳サイトは、他にもツッコミどころがたくさんあって笑ってしまいました。
「東京堂書店」って最初のサイトではちゃんと「Tokyoudo Bookstore」になっているのですが、2つ目のサイトでは「Tokyo Temple Bookstore」って……お寺の本屋さんにされちゃってます!

ぜひともルビの方でも遊んでみてください。
ぼくはこっちもこっちでもあまりのすごさに感動してしまって、遊びまくってしまいました(笑)。
このサイトの方がログを見たら、かなり恥ずかしいことになっているかと思います。