誰かが家の本を漁っている

奇跡のように発刊される天城一傑作集シリーズですが、その第3弾『宿命は待つことができる』が買った状態のまま、床に他の多数の本と一緒に積み上がっていたのでした。
「このような“出版されることが奇跡のような本”(しかも高い)を床に転がしておくとバチが当たるよな」と、本棚にしっかりとしまいこんだのです。
第1弾『密室犯罪学教程』と第2弾『島崎警部のアリバイ事件簿』の隣にちゃんと並べておいたのです。
それが先週の話なのでした。

ところが今日。
「何か読む本ないかな……」と買った状態のままで床に転がっている本を崩して探していたときのことです。
……あれれ?
天城一傑作集の第3弾『宿命は待つことができる』が出てきたのですよ。
先週、確かに本棚にしまいこんだはずなのですよ!
なのに、また同じ床から同じ本が出てくるとは……

ひょっとすると昼間、留守中に何者かが侵入しているのでしょうか。

そして、賊は勝手に本棚や買ったまま床に積み上げてある本を漁っては、抜き出したり、持ち出したりしているのです。
そんな不審に思ったところでゾゾゾゾゾ……背中が寒くなりました。
それってメチャクチャヤバイのですよ。
家を出るときは、いつもキッチリとカギを掛けていきます。
もちろん、家に帰ってきてから入るときはちゃんとカギを開けています。
掛け忘れたことなんてありません。
またカギが開きっ放しで不審に思ったことすらないのです。

ということは……、つまり合鍵を持っている管理人さんが勝手に留守中に忍び込んでいる?
あるいは ……マンション管理会社の人?
キャーキャーキャ、コワーイ……と、一人暮らしの乙女のようにガタガタ震えながら、とりあえず床に転がっていた天城一の本だけは、ちゃんと本棚に戻しておこうとすると
ダブってるだけだったのでした……しかも全然気がつきませんでした

ウギャー。

もっと恐ろしい結末が待ち構えていたのでした。

コメント

さすが中橋さんw

二回読めば元が取れます!

うう、そんな示し合わせたかのように1分違いでコメントしなくても……(涙)。

●ひろしさん:
でもね、全然2回買った覚えがないのですよ。本当に。
だからこそ余計に「恐ろしい」と感じてしまったわけで。
夜中のうちに小人さんが持ってきてくれているんだったら、それはいいんですけどね。

●がくしさん:
そうか! 「2冊持っている」と思うから損したような気になるわけで、2冊とも読んじゃえば、十分に元が取れますね……、え?