ブログの復旧ですが、イチからやり直しているので「あれも」「これも」と機能を入れていたぼくは段々と面倒になってきて、逃避モードに入っちゃいましたよ。
そもそも前回のバージョンアップでも同じように苦労したのを思い出しちゃいました。
文系サラリーマンがこんなことをやってちゃいけません。
仕様書なんてもちろんありませんが、どなたか日当払いますからやってください。
そんな訳で逃避モードです。
道尾秀介ですよ、道尾秀介!
待ちに待った彼の短篇集『片眼の猿』が発売されているのです。ヒャッホウ!
会社帰りに紀伊國屋書店の新宿南店にウキウキモンキー(←『片眼の猿』だけに)と浮かれポンチのデインジャラス野郎となって買いに出かけたのです。
何しろ紀伊國屋書店の新宿南店と言えば、早くから道尾秀介に力を入れていたのか、デビュー作の『背の眼』以来、『向日葵の咲かない夏』、『骸の爪』、『シャドウ』に至るまで、ずっとサイン本が並べられていたのですよ。
今回の新作もきっとサイン本で置かれてあるのだろうな、ウッシッシ......とお店にいったのです。
ところが......ないのです、ない。
まったくないのです。
いや、本そのものは平台にドーンと積み上げてあります。
ところがまったくの普通の本。シュリンクされたサイン本なんて全然置かれてありません。
普通の本しか置かれてないのです。
店員さんに訊ねてみました。
するとわざわざ調べに行ってくれたのですよ。
お忙しいところをすみません。
やがて済まなそうな顔で戻ってきた店員さん、その済まなそうな顔つきそのままの口調で「誠に申し訳ございませんが、サイン本の入荷予定は、今のところございません」。
ガビーン、やはりそうですか。
別に狙っていた訳ではないのですが、結果として道尾秀介の出版作品はすべてサイン本で手に入れてきただけに、今回もぜひ!と意気込んでいたのですよ。
それが早くも5冊目にして挫折してしまうとは......しくしく。
きっと、意気込んでしまったのが裏目に出てしまったのでしょう......。
仕方ありません、サインのない『片眼の猿』を買って店を後にしたのです。
ところが、出ていたのですよ。今回も。
平台に積み上げられた『片眼の猿』とあわせて、またしても"ご自由にお持ちください"と「応援ペーパー」が置かれてあるのでした。
"ご自由に"とか"タダ"とか"サービス"とか"試供品"と言った言葉には誠に弱い、卑しい卑しいぼく。
当然のごとく1部いただいて帰りました。
この「応援ペーパー」、製作はもちろんいつものように"ときわ書房聖蹟桜ヶ丘店"です。

ときわ書房と言えば、「あなた、いったい誰?」でお馴染みの(そんなんでお馴染みにされても......)ときわ書房の宇田川さんです。
以前にTRICK+TRAPのお茶会でご本人にお会いし、その気さくな人柄に初対面ながらもずうずうしく「ここぞ」とばかりにお店の話をお伺いしてきたのでした。
(「今でも聖蹟桜ヶ丘店の店長は茶木則雄さんなのか」「どうしてときわ書房の聖蹟桜ヶ丘店だけ辻村深月のサイン本が置かれてあるのか」......などなど)
そのときのお話によると、どうやら聖蹟桜ヶ丘店ではこうした販促グッズ製作が好きな店員さんがいらっしゃるようで、こうした応援ペーパーは、これまでにも(ぼくが知っている限りですが)桜庭一樹や米澤穂信、森見登美彦に道尾秀介(vol.1)......とミステリ系作家のものが多くつくられていたのでした。
そして、この「応援ペーパー」がつくられたときには、必ず、その作家のサイン本が店先に並べられていたのです。
そんな訳で、今回も念のために電話して訊いてみました。
「道尾秀介の新刊『片目の猿』の応援ペーパーを読んだ者ですが」
「ありがとうございます」
「こちらこそ(←何がだろう?)。で、ひょっとしたらそちらのお店にはサイン本が置かれてあるのかなと思いまして......」
「はい、ございます」
......! 何ですと!
以前の辻村深月のときもそうでしたが、今回も拍子抜けしてしまうほどあっさりと「ええ、サイン本がございます」。
ううむ、何気ない顔して聖蹟桜ヶ丘駅前のOPAにコッソリと店を構えているときわ書房聖蹟桜ヶ丘店。
実は恐るべき存在のお店なのではないでしょうか。
そんな訳で、逃避モードのすっかりスイッチが入れ替わってしまったぼく、横浜から聖蹟桜ヶ丘に向かって駆けつけています。
(本がダブってしまうことは、完全に意識の外に追い出してしまっている様子です......)

JR南武線で分倍河原まで出て、京王線に乗り換えたのですが、パスネットとSuicaの組み合わせでの乗り換えってこれまで結構邪魔くさかったのですね。
しかし今日からはパスモの開始!
早速使ってみました。おお、快適じゃないですか。
一発通り抜け。

パスネットがまだあと3000円も残っているのに、そんなSuicaなんて使っちゃってどうしよう。
パスネットの残高は、Suicaに吸収してもらえないものでしょうかね......。
しかしこの「1枚でどこでもOK」というのは、知らないうちに行動をトレースされてしまっている可能性だってあるのですね。
ひょっとしたらこのパスモとSuicaのサービスって、私鉄とJRが「乗客のために」協力しあって始めたのではなく、警察庁からの強力な圧力で「仕方なしに」始めたのかもしれません......。

コメント
毎度ご利用ありがとうございます(笑)。
今後も本店(船橋)、聖蹟桜ヶ丘店ともにサイン本を(できるかぎり)ご用意致しますゆえ、何卒ごひいきのほどよろしくです。
ではでは~。
Posted by ときわ書房本店宇田川 at 2007年3月20日 22:29
ぬおお、宇田川さん!(汗)
その節(ブログでも吉祥寺でも)はどうも大変失礼しました。
また今回も勝手ながらご紹介を失礼しています。
残念ながら本店はなかなか行くのが難しいのですが(と言いつつ、横浜から電車1本で行けるので聖蹟桜ヶ丘に行くより便利そうです)、ぜひともときわ書房さんには隠れたサイン本のメッカとなってください!
そうそう、森見登美彦の『新釈 走れメロス』のPOP、見ましたよ!
ぜひともその勢いで「駆け抜けた京都MAP入り 森見登美彦応援ペーパー vol.2」をつくってください!
(そしてサイン本をお売りください!)
今後ともよろしくお願いします。
Posted by なかはし at 2007年3月21日 00:31