小竹向原でポタライブ・ワークショップ「4.構成-A」「5.構成-B」

昨年12月から参加しているポタライブのワークショップも、いよいよ残すところ今日1日となりました。
本当であれば、まだ2つのプログラムが残っているのですが、どうしても都合が合わなかったので主宰者の方に無理にお願いし、午前・午後の詰め込みで実施していただくことになったのです。
そんな訳で、今日は主宰者の方と「マンツーマンレッスン」になってしまうのかなあとドキドキしながら待ち合わせ場所に向かってみると……おお。
ぼくを含めて6名もの受講者が揃っていたのですよ。

そんな訳で、朝の9時半(会社並みの朝早さだ!)、小竹向原駅の改札口を出て、長いワークショップの始まりです。
まず最初に出た指示は

自分の決めたテーマに沿って、気になるものを探して、それを写真に撮ってください。

気になるものを求めて、皆で街中を探索しました。
指示どおり、あちらこちらから携帯電話のカメラで写真を撮る「シャリーン☆」という音が響くなか、ぼくは何を撮っていたかと言うと……
ブサイクなチョビひげを生やしたニャンコの親子
ブッサイクな顔したネコです。
何なんですか、そのブサイクさは。
チョビひげなんて生やしています。後ろから恐々と覗いているのは、彼の子供でしょうか。
まだ半人前らしく、チョビひげが片一方しか生えていません。
しかしそれを含めてもブサイクのDNAをお父ちゃんから受け継いでしまった可哀想なネコの子供なのでした。

また、とある住宅の前を通り掛るとコーギー犬が外の柵に繋がれて、日向ぼっこの真っ最中でした。
そっと近寄っていくと、不審そうな目で見ながらも「遊んでくれるの?」と期待をされてしまったので、必殺のゴールドフィンガーテクを駆使してやりましたとも。
イヌにも相当効くんだぜ、オレのゴールドフィンガーは
するとどうでしょう、日向ぼっこのコーギー犬、ぼくの必殺テクに耐え切れず、敢えなく昇天してしまったのでした。
ぼくのフィンガーテクに耐え切れず、敢えなく昇天し、ひっくり返って動けなくなったコーギー犬
……って、いったい何をしに小竹向原まで来ているのでしょうか、ぼくは。
すっかり皆とはぐれてしまいましたよ。

とりあえず集合場所となっていた駅前のジョナサンに向かいました。
ここでは「チャート作り」に専念します。
作成したチャート表を前に、皆悩む
いったん作成すると、主宰者の方からチェックが入ります。
「この言葉と、この言葉は同義ではないか?」
「この言葉の位置は、本当にここでいいのか?」……などなど。
ぼくの場合は、どうも「いい格好してやろう」と無意識のうちに考えてしまっているようです。
主宰者の方からのツッコミに、「人間としてはこの位置にあるべきだけど、ぼくとしては本当はこの位置の方がいいです」と言う言葉を繰り返し、結局はとってもネガティブ大好き人間になってしまっていたのでした。
あはははは、そう言えばそのとおり。
こんなチャート表になってのでした。
ぼくのチャート表
何やら「市原えつ子」とか文字が見えるかもしれませんが、そこはあまり気にしないでください。
チャート表を作成したところで、時刻はもう13時。
本来はここで「4.構成-A」が終了なのです。
しかし今日は1日ぶっ通しでワークショップな日。
引き続き、最後のワークショップ「5.構成-B」に入っていきます。

実は以前にもこの「5.構成-B」には参加したことがあったのですが、そのときは前半の演習のみで、目玉となる“作品発表”は、チャート表を作成する「4.構成-A」に参加していなかったので、できなかったのです。
そんな訳で、本業の方々に混じり、ひとりボーボーと燃えているシロートのぼく。
しかし、やっぱり他の方々の発表はすごいですわ。
俳優なのにセリフが一切ないパフォーマンスを披露し、本業のダンサーさんも「とてもよかった」と絶賛されていたり、
先が読めない展開に、観客はなすすべもなく付いていき、最後に「ああ、なるほど」と頷くミステリ仕立てのパフォーマンス

他の街でのワークショップに参加していたため小竹向原にはあまり馴染みがないのに、作品の神様が降りてきたのか、トンデモナイものをいくつも見つけ、きれいに作品として昇華されていった方。
作品として昇華する展開のまず入口となった石仏たち

そしてトリを飾ったのは、ダンサーの方。
ダンス作品だろうなと思っていたのですが、そこは意外なセリフによる作品。
しかし、ただのセリフではありません。
やはりそこはダンサーとして訓練された賜物なのでしょう、話す言葉がすべて情景として“見えて”くるのですね。
これはすごかったです。
特にラストシーンの圧倒的な美しさ、無駄のない見事な集約、伏線の回収と3拍子そろってしまい、もう涙腺が刺激されっ放しなのでした。
ファインダーが曇って見えないのは、ぼくのまぶたまで雨模様だったから

……で。
そう言うお前はいったい何をしたのか、と。
ええ、ええ。いつもどおりのいつものごとく、このブログで書き散らしているようなネタ集をやっちゃいましたよ。
返却用傘立てがあんなところに……
駅にある「共用傘」の返却先が、こんな誰も気軽に入れるないようなところにあったり、

公園の階段下のガードレール
公園の階段下に設置されたガードレールは、いったい何から公園を守っているのでしょうかと問いかけてみたり、

「自転車はOK」なのに、乳母車や車椅子といったいちばん必要する人を排除する遊歩道
「自転車は気をつけて通行してください」とOKを出しておきながら、いちばん遊歩道の存在を必要とする乳母車や車椅子の人は排除するイヤラシイ遊歩道に憤ってみたりしながら、歩き回ったのでした。

ゴール地点であるアパートでとある演技をしてみました
ゴールは、この「とあるアパート」を目指すことにしたのです。
が……しかし、何と言う恐れ多きことを!
このラストシーンに持っていくために、本職の方々相手に演技なんてしちゃっているよ、オレ。
これって例えば、警官マニアが警官になりきって職務質問のマネをしてみたら、相手はホンモノの警察官だったというぐらいにアホで恥ずかしいことを「やっちゃった」……ということに、今頃になって気がついています。
……ハズカシイ。

しかし5回のワークショップが終わってしまうと、「終わっちゃった」とぽっかり空虚な気持ちだけが残っていることに気がつきました。
これがいわゆる“燃え尽き症候群”ってやつでしょうか。
主宰者の方からが「ぜひ、中級編もお越しください」とお勧めいただいているので、結構その気になっちゃったりしているのですが……“集団創作”なんですね。
ますます本業の方々と肩を組んでやることになってしまうわけで、ぼくごときサラリーマンが紛れ込んでも大丈夫なんでしょうか。

コメント

おお~是非是非中級編にも参加を!!(←続きを見たいリクエスト(笑))
このポタライブ、本っ当に楽しそうですねぇ・・・いいなぁ。
あとあのチャート表は何か自分の中の単語なんでしょうか?それとも(用意された)任意の単語を・・・・・何かの軸に沿って置いていっているんでしょうか。。。
もう本当毎回感心しっぱなしですよ。

目つきの悪いちょび髭のしっぽの先っちょだけ白いのにきゅんときました。。。(撃沈)

ポタライブ、一度観ると絶対にはまってしまうこと間違いナシですよ。
3月は、本公演を毎週行うので、ぜひ春休みとして日程が取れるのであれば無理してでも観に来ていただきたいところなんですが……。

チャート表は自分でつくるんですね。
まず、決めた「テーマ」から連想する言葉を20個書き出します。
それを「negative」「neutral」「positive」の3グループに分け、そのなかで下位から上位に向かって「not important」→「important」とレベル分けをすると言うものです。
意外と自分がnegative好きで、neutralだけどimportantなことは観察しない奴だと言うことに気が付かされるのですね。
作品づくりは、これらをバランスよく配置し、それを順になぞっていくことで観客に伝わりやすいということを記してくれるものだそうです。
(かなりネタバレですが、主宰者の方いわく割とワークショップでは一般的なモノだそうなので書いちゃいました)

ブサネコはあんな目つきなんですけど、かなり人懐っこかったんです。
お母さんだけは全然懐いてくれませんでしたが、最初は子供と遊んでいると、お父さんも「ワシも混ぜてくれい」と寄ってきたところだったのでした。