こんなところでも地球温暖化被害が

思いっきりローカルな話題ですみません。

こんなドラッグストアのチラシが新聞に折り込まれていたのです。
ドラッグストアの折込チラシ
何だか、いかにも個人商店の店主が急ごしらえで印刷所に発注してつくってもらいましたと言わんばかりの安っぽいチラシです。
が、その安っぽさゆえに何やら非常なる悲壮感が全体からにじみ出ているのです。
その悲壮感の原因は、チラシの冒頭にあったのでした。
地球温暖化の被害はこんなところにまで!
どうですか、この悲鳴。
ドラッグストアを営む店主の心からの叫びですよ、叫び。
安倍総理、あなたには届きますか。
海は死にますか。
山は死にますか。
風はどうですか。
空もそうですか。
おしえてください。
……って、さだまさしの「防人の歌」なんて歌っている場合ではなかったのです。

きっと、大量に仕入れたホカロンとか、カゼ薬、うがい薬、マスクが全然売れなくて困っているんだろうな……と思いつつ、広告をよくよく眺めてみると……おい。
暖冬で売れ残りとは思えない商品のラインナップ
暖冬と全然関係あらへんやん!
暖冬だから洗剤の「トップ」をなぜ売りたいのか。
しかも冒頭で「買ってください」と懇願していた割には、このトップ、“お1人様1点限り、200名様限定”って……どないやねん。

さらにこの広告の暴走は続きます。
この“超特価価格”(←“超特価”と“価格”、同じ言葉を足してしまうあたりもどうかと。印刷屋さんも止めてあげてください)の下には、“今話題の商品・売れている商品”が掲載されているのです。
どう見ても“話題の商品”はおろか、“売れている商品”とも思えない品揃えの数々
やっとホカロンが来た! しかもウサギの困った顔でのお辞儀つき!
そして店主の心の叫び「暖冬で売れ残ってしまいそうです!買って下さい」……って、うぉぉい!
ここは“売れている商品”のコーナーだったんじゃなかったんかいな。
しかも冒頭であんなに堂々と大きく「暖冬で困っています 買って下さい!」と高らかに宣言しておきながら、本当に困っている商品は片隅でこんな小さな扱いなんですよ。
そりゃ、ウサギの着ぐるみのなかの人も怒ってしまいますよ。
「一日ずっと中腰でお辞儀し続けて、この仕打ちかい!」

商売とはかくも難しいものだったのですね。