北山猛邦の著者直筆POPだ、クルックー

さすがに150部限定の小冊子はなくなっていたようですが、北山猛邦の久々の新刊『少年検閲官』がサイン入りで特設平台に山積みになっていたのですよ。
さらにはここ、紀伊國屋新宿南店ではサイン本のみならず、著者直筆POPまで飾られてありました。
しかし、この鳩たちのトボケようときたら。
クルックー。
オトボケ鳩たちの会話が和む北山猛邦『少年検閲官』の著者直筆POP

しかしこのPOP、本の置き場所があらかじめ「ココ↓」と指定されてあるので、必然的に設置場所が限定されてしまうというかなりデインジャラスなつくりになっているのですね。
通常、POPは本を平台に置き、その上に設置するものなので、「ココ↓」と指定してあっても問題はないはずです。
が......、やはり「著者直筆だから、捨てるわけにもいかない」と頑張って使いまわすのか、たまに本棚に収められている本にPOPが無理やり差し込まれてあったり、
一時は平台の上に放り出されていた笠井潔の直筆POP
またあるときは、微妙にその設置位置がズレてしまったために『世界の中心で愛を叫ぶ』が御巣鷹山のJAL機墜落事故のように思われてしまったり、
これではまるで
と,POPの設置は一歩間違えるととんでもないことを引き起こしてしまう、とてもデインジャラスな媒体なのです。
うかつに触るとヤケドしちまうぜ。

デインジャラスといえば、このPOPにはもうひとつデインジャラスな運命を背負っているのです。文字どおりに。
試しにPOPの裏を覗き込んでみましょう......。
こんなところにもオトボケ鳩がいたんです、クルックー
ホラ。
なんとこんなPOPの裏側、誰も見ないであろうところにも、オトボケ鳩が1羽、描かれているのです。
しかも鳩なのに空も飛ばずに急いで帰っているし、汗までかいてるし。
しかしPOPは表を見せてナンボの世界。
こんな裏側まで見せるような本屋さんがあるのでしょうか。
いや、そもそも本屋のPOPを飾るスペースの制約を考えると、裏側なんて見せる余裕もないはずです、
あったら、光文社もこんなPOPの裏側を何やら修整テープでゴニョゴニョしないでしょう。
いまだに謎の光文社60周年記念ロゴ修整テープのあと
そういった意味でも、作者のせっかくの力作が気づかれずに終わってしまいそう......というリスクまで背負っているのです。
さあ! 皆で北山猛邦の著者直筆POPを見かけたら裏側まで覗きこもうぜ!