病魔に冒されたビニール傘、その後

いつからか、通りすがりのフェンスに掛けられてある1本のビニール傘。
しっかりと本体はヒモで括りつけられて、雨水なんて入り込む余地もないはずなのです。
しかし、なぜかその体内には水が溜まってしまい、とんでもないことになってしまっているのでした。
病気持ちのビニール傘
この水が溜まった形といい、溜まっている水の色といい、ついつい見てしまうこちらまでお腹の中がむず痒いような、変な気持ちにさせられてしまうビニール傘。
病魔の侵攻は深刻なんです。
現実逃避主義者のぼくとしては、お腹の辺りがシクシクするような病気チックなビニール傘はなるべく見ないようにして通り過ぎていたのです。

ところが、ある日ついそのビニール傘の方を見てしまったのでした。
すると、なんと!
すっかりお腹の水は抜けていたのでした
お腹の水がすっかり抜けているではありませんか。
錆びた色は付着してしまっていますが、水はまったく残っていないのです。
傘も「これじゃあいかんな……」と、いつの間にか治療に専念していたのですね。
しかし、これだけの治療を行うのですから、自然治癒力だけでは無理なことでしょう。
きっと大手術が執り行なわれたはずです。
それにしてh、見たところビニール傘に穴が空いている様子もありません。
つまり、傷跡一つ残さずにやってのけた完璧なオペという訳なんですね!
まさに神業ですよ、ブラボー! ブラボー!
それにしても、こんな手術をやってのけるのはいったい誰なんでしょう。
ブラックジャックか、スーパードクターKか、Dr.汞なのか。
ドクタースランプや、ドクター中松だけではないことは確かです。

コメント

闘病中なのを失礼なのですが、
重たいおなかをかかえて、ぶらさがってるのが
けなげで。。
手術にもたえ、次の持ち主があらわれるのをまつばかり。

病気には見事打ち勝ったビニール傘なのですが、どうもその中が病気の影響ですごい錆色になってしまっています。
新しい持ち主が見つかっても、その人はこの傘を開くのにスゴイ勇気が必要かと……。