あまり意味のない販売数限定

買い物しようとスーパーへ出かけたら、マルちゃんの大特売ですよ。
マルちゃん主力商品がズラリと並んで大特売
安いじゃないですか。
「安い」と思ってしまうと脊髄反射的に買い物カゴにポイポイと放り込んでいってしまうぼく、完全にスーパーの術中にはまってしまっています。
が、よくよく見ると……あれ?。
「お1人様よりどり2個まで」なんて書かれてあるではないですか。
「よりどり2個」って、全然“よりどり”ちゃうやん。

そんな訳でプンスカピー。
まあ特売とあれば、入荷数にも限度があるので品数を限定するのが当たり前っちゃあ当たり前です。
なので厳選しましたよ。
「やはりここはスタンダードに赤いきつねかな、いやたぬきも捨てがたいぞ、うーん、豚汁も気になるし、やっぱり焼きそばは好きだし……」

マルちゃん主力の商品群を前にして、いかにして2個に絞り込むか、唸っていたときのことです。
なんと、オバチャンがポイポイ、ポイポイと全部の商品を2個ずつ買い物カゴに入れていくではないですか。
「おいおい、厚かましいのが出てきたよ、たかがマルちゃんのインスタントごときに」……などと、思っていると、また次のお母さんも買い物カゴに全種類をポイ、ポイ。
おかしいのです、何かがおかしい。
世の中のマナー云々というよりも、「人間」としてのが何かがトチ狂ってきているのでしょうか。
まったく正直者がバカを見て、厚かましい人が得をする、そんなイヤな時代になったものです。

「あー、やだやだ。これだから大人にはなりたくないんだよねー」など思い、“お前はピーターパン症候群(シンドローム)なのかっ!”と自分でツッコミながら、引き続き2点の商品を厳選しようとした、そのときでした。

そりゃ12個も買えればよりどりでしょう
ああっ……!

なんと、「お1人様よりどり2個まで」ではなく、「お1人様よりどり12個まで」だったのですよ。
そりゃ1人で12個も買えるのだったら、確かに“よりどり”選びたい放題でしょうよ。
が、1人で12個も買わせるって言ったら、もうほとんどフリーランス状態じゃないですか。
そもそも、インスタント食品(しかもかさばるカップ系)を12個も買う人はまず、いないでしょう。
とすると「お1人様」で販売できる数を限定している意味がよく判らないのです。
子供2人連れて、家族4人連れできたファミリーの場合だったら、48個も買えちゃう計算になるのですよ。
食べ切れませんって。
もういっそのこと「お1人様いくつでも!」と潔く外してしまってもよかったような気もするのですが……。