ニャンコにはツライけど、これも暖冬の影響?

いつもニャンコが集会を開いていたり、子ネコが遊んでいるネコだまりスポットですが、段々と寒くなってくるとその姿が見えなくなっていくのです。
寒さに弱いニャンコたちのことですから、きっと「お、そろそろ寒くなってきたな。皆の衆、そろそろ行くぞ」とボスが一声掛けると、あちらこちらのネコだまりスポットからニャンコたちがニャーニャー鳴きながら出てきては合流していき、南の暖かな地方へ渡って行っているに違いありません。
で、また春先になって暖かくなってくると、南の地方から戻ってくるのでしょう。きっと。
そうでなければ、あれだけ見事に冬の間は姿は見せなかったニャンコたちが、暖かくなってくると再びネコだまりスポットでネコの集会を開いていたり、ママニャンコが子ニャンコにオッパイをやっている姿なんて見れるわけがないのです。

ところが!
これもある意味、今年の暖冬の影響でしょうか。
年を越しても、いまだにニャンコの姿をあちらこちらで見かけるのです。
今日だって帰り道、「どこからか視線を感じる!」と見回すと、こんなところに隠れていたのでした。
兄弟仲よく暖かなクルマの下でジッと過ごす
きっと停まったばかりのクルマで、その下は程よく暖かくて気持ちいいのでしょう。

「兄ちゃん、ここは暖かいね」
「ああ、いいところだ、ここは」
「父ちゃんや母ちゃんにも見せてあげたかったね」
「父ちゃん母ちゃんの話はするなといっただろ!」
「……ゴメンよ、兄ちゃん」
「兄ちゃんこそ、ちょっと強く言い過ぎた。すまん」
「兄ちゃん、ここは暖かいね」
「ああ、いいところだ、ここは」

このような会話が聞こえてきそうなほどです。
見ているこちらまで、その兄弟愛にハートウォーミングな暖かさを感じさせるのでした。
(何をうまくまとめようとしているのだ、ぼくは)

しかしこうして兄弟がいて、しかも暖かなクルマの下に潜り込めたヤツらは幸せものです。
一方では、ストイックなニャンコ野郎もいるのです。
一匹狼のネコです(……なんか変な言い方だな)。
とにかく群れて行動することをよしとしない、無頼派なんです。
そんなキャツは自らにも厳しく生き抜いていきます。
どうですか、これ。
わざわざそんな風通しのいいところで寒そうにしなくても……
寒いのですよ、寒い。
メチャクチャ風通しのいいところにポツンとネコ背で座り込んでいる姿は、わざわざ好き好んで寒中水泳に興じたり、滝に打たれたりする人間どもと同じ心境なのでしょうか。
そういえば、気のせいか、表情がとても凛々しくてよろしい。
しかし寒いものは寒いのでしょう、ネコ背がいつもより余計に急カーブを描いています。
気のせいか、ファーもややゆったりとした仕様になっているようですね。

いつもこうしてニャンコのことばかり書いているので、ぼくはどうやらネコ派と思われているらしいのですが、いえいえ、立派にイヌ派なんですよ。
ということで、イヌ派のぼくとしてはこんな寒い夜のワンコを捜し求めて……いました。
スーパーの大将のボーダーコリーのジョンです。
クロのノラネコとすっかり仲良しになっているヤツです。
今日も大将がスーパーを店じまいするまで、相方のムク犬とクルマのなかでお留守番です。
やっぱり飼い犬はいいものです。
こんなに暖かそうにムニャムニャ眠れるのですから。
人間みたいに包まりはしていないけど、やはり新聞が暖かいのか、枕にしています
新聞がクチャクチャになているのは、きっと大将が「寒くなったらこれを布団代わりにするんだよ」と言い聞かせていたのかもしれません。
が、さすがに新聞で包まるということを知らないのでしょう、ボーダーコリーのジョンは、新聞を枕にしてスースーと寝ているのでした。
相方のムク犬は、「新聞なんてガサガサ音がうるさくてイヤー!」と思ったのでしょうか、全部足元に落ちてしまっています。
おかげで寒そうに自分自身で包まって、こちらもスースーと寝ていたのでした。