これは子供たちへの罰ゲームなのでしょうか

年末年始に録りためていた番組をチョコチョコと消化しています。
しかし最近の特番って、放映時間が長いですよね。
昔は2時間で「ああ、特番なんだな」と思っていたのですが、何ですか、最近は3時間超なんていうものも、当たり前のように放映しちゃっているではないですか。
そんなもん、まとめて見る時間がないから、どうしても長いものばかりが残っていって、最終的にはいちばん肝心な番組が「残量不足」という恐怖のメッセージとともに、途中で止まっていたりするのですよ。
そんな訳で、ヒマさえあれば録りためている番組をせっせとDVD-Rに焼くか、ゴミ箱に捨てていくかの作業を繰り返しているのです。

そんな今日発見した恐るべきコマーシャル。
8時代というゴールデン枠に、しかもキー局でありながら、やたらと安っぽいCMが流される不思議な番組をみていたのでした。
(テレビ神奈川はもちろん、テレビ東京でもありません。全国キー局による全国放送なんです)

駄々をこねる自分に手を焼くお母さんに、思わず笑みを浮かべる悪魔のような子供
お母さん、野菜嫌いの子供に何とかしようと手を焼いています。
「いらない」と横を向く子供……薄ら笑いを浮かべています。
これ、ワザとお母さんを困らせているのでしょうか。かなりイヤなガキです。

昔の子供は栄養のバランスが取れていた……らしい
今の子供はポテチにコーラ、ハンバーガーにラーメン……と栄養が偏っているが、昔の子供はとても栄養のバランスが取れていたそうです。
しかし、この昔の子供、どうも変です。
顔をしかめているあたり、無理やり、おやつを食べさせられているようにしか見えないのです。

子供に必要な野菜の量はこれだけ
そんな昔の子供に負けないよう、バランスよく栄養を取るには、なんと!
1日にこれだけの野菜を摂らなければいけないそうなのです!
しかしウチの子供は野菜嫌いで、それでなくても野菜を食べてくれなくて……とお嘆きのお母さん!
朗報ですよ!
子供に不足しがちな野菜の栄養素を簡単に補えることができる画期的な商品、それが
青汁だったのです
青汁だったのですよ!

「なるほど、青汁かぁ」……って、

おい!

大人でさえ飲みづらい、あの八名信夫がコマーシャル撮影本番中に思わず「マズイッ!」と言ってしまうほどの青汁ですよ。
気になるのはその成分。
それもバッチリ紹介されていました。
大麦の若葉
「大麦」ならまだしも、その“若葉”と言うのがかなり風味をアヤシくしているし、
大人でも苦手な人が多いゴーヤ
ゴーヤですよ、ゴーヤ。大人だって、あの苦味がまったくダメと言うヒトもかなり多いはずだし、
青虫じゃないんだから!
何ですか、これは!
青虫のエサみたいなものまで入ってるのですよ!

こんな大人でも苦手な青汁、しかもその成分もかなり大人の嫌悪感を高めてしまいそうなクセのあるものを、野菜嫌いの子供たちが進んで飲むのでしょうか。
いくら子供たちの不足しがちな栄養素を補うといっても……まだ野菜を食べさせている方がマシなような気がします。
現代に生きる子供たちのために爽やかさもアピール
そしてこの画像。
おそらく、「南アルプス天然水」のように“クセのない味なんですよー”ということを演出したかったのしょう。
背景にまるで南アルプスをおもわせる山を映し出し、コップに爽やかに注ぎこまれているのです。
が、やっぱりこれは青汁ですよ。青汁。紛うことなき、青汁。
南アルプス天然水を装おうとしても、かなりのムリ感があり過ぎなんですってば。

しかしそんなこと言っていても、これはコマーシャルですから仕方ありません。
早速、野菜嫌いのお子様たちに飲んでいただいています。
寄り目になって頑張っています
おいおい、何もそんな寄り目になるまで頑張って飲まなくても……。
これでは、まるで何かの罰ゲームを受けている子供状態です。

口をつけている……だけ?
出たぁー! どうやら、これは口をつけているところだけを撮った雰囲気がバンバンしてきます。
まったく生気を感じさせない女の子のこの無表情さが気になるところです。

さらに正直にコップに口をつけている……だけ?
また出たぁー! 先の女の子より、まだ小さいので正直なのでしょう。
コップに口をつけているところだけを撮りましたというオーラがプンプンにおうシーンですね!
やはり、まったく生気を感じさせない男の子のこの無表情さも気になるところです。

引きつった笑いで美味しかったとアピールする少年
おそらく、このコマーシャルのなかではこの男の子が最年長なのでしょう。
一応、自分を騙す術を学んでいるようです。
ニッコリ笑って「美味しかったよ」とアピールするはずが……かなり引きつった笑いにしかなっていません。

そんな訳で、子供向けの商品としてのコマーシャルのはずなのに、その肝心の子供たちが一切笑顔を見せなかったという、コマーシャル史上ありえない問題作なのでした。
電話番号が出ても、まだ女の子、生気を感じさせない無表情さで口につけているだけだし。
最後の最後まで笑顔が見られませんでした

あ……いや、そういえば一箇所だけ子供の笑顔が見られたシーンがあったっけ。
駄々をこねる自分に手を焼くお母さんに、思わず笑みを浮かべる悪魔のような子供
全然無意味で逆効果だよ……。

コメント

私は、今欲しいんだけど買えない
もっとCMをして評判を上げたらいいんちゃうん!もっともっと

コメントをありがとうございました。
しかし、ぼくがこのCMを観たのはこのときが最初で最後だったのでした。
ひょっとしたら、昼間の時間帯にやっているのかもしれませんが。
それにしてもこの子供たちの「やらされた感」丸出しの表情、かなりインパクトあります。
やはり青汁は大人向けでも難しいのに、子供向け、ましてや野菜嫌いの子供向けに作るのは無理があったのでしょうか……。