近所のいつもの店で年越し蕎麦を

そんな訳で大晦日ですよ。
毎年のことながら、大掃除もせず、年賀状も書かず、お正月の飾りつけも何もせず、K-1も観ず、ただ「何かの祝日で会社が休みなんだ」という感覚でしかない罰当たりなぼくがここにいますよ。
しかしなのですが、これだけは欠かすわけには行きません。
そうです、年越し蕎麦ですよ、年越し蕎麦。ソバ。ソヴァ。Soba。Sova。
Viva、Soba !
この街に引っ越してくるまでは、年越し蕎麦は自分でゆでてズルズルとすすっていたり、または日清のどん兵衛天ぷらそばを「おお、後のせサクサクだぁ」などと自分で自分を誤魔化したりして来たのですが、いえいえ、この街は違いました。
家から歩いて5分ほどのところにお蕎麦屋さんがあるのです!
しかも手打ちです!
いつ行ってもお客さんがいません! 貸切状態でついつい長っ尻してしまうお蕎麦屋さんに今年もレッツゴウウ!ですよ。
大晦日にお蕎麦屋さんの門をくぐる
いつものように門を潜り、関西人のくせにいなせな江戸っ子風に「ハイ、ごめんよ」とお邪魔すると……
何じゃこりゃあ!
もうね、松田優作状態なんですよ。
普通のお宅の居間がそのまま店内となっているのですが、お客さんが結構いるではないですか。
去年行ったときは「余っちゃったので好きなだけ食べてください」と言われ、わんこ蕎麦状態だったはずこのお店が……!

そんな訳で、まずはお酒とお正月らしく特別メニューの数の子、白菜の自家製漬物に、しらす大根おろし、おでんで軽く胃袋をウォーミングアップ。
特別メニューの数の子に、お酒です!
っかぁぁ~、うめ~。
数の子のこのダシのつかり方が辛すぎず、水っぽすぎず、ちょうどいいんですな。
白菜のお漬物も、小皿にチョコンと出るのかと思いきや、大き目の小鉢(←大きいのか小さいのかよく判りませんが、とにかく“大き目の小鉢”なんです)に「これでもか!」と山盛り状態でドン。
ポリポリと食べだすと、これまた「うめ~」。
お店のテレビで紅白歌合戦を横目に眺めて、お酒をチビリチビリやりながら、数の子やお漬物、しらす大根おろしにおでんをつまむ予定だったのですが……!
あっという間になくなってしまいました。
がっつきすぎです。欠食児童かって言うの。

予定よりもメチャクチャ早い時間になりましたが、いよいよメインのお蕎麦を頼みました。
本年一年、「無事」とはまったく言えませんでしたが、こうして面白おかしく過ごせてこれたことに感謝しつつ(誰に感謝すればいいんだろう……ぼく自身?)、今年最後の贅沢として、お蕎麦をズルズルとかきこむのでした。
そして最後は年越しにお蕎麦をいただきましょう
っかぁぁ~、うめ~。
やっぱりこの店のお蕎麦はウマイわ。
今年はあまりこのお店に来られなかったのですが、来年こそはまたいつものように通おうとかたく決心しながら家路につくのでした。