ダイイングメッセージの(ような)注意書き

ここはとある本屋さん。
いつもは平台に「これでもか!」と展開されている販促POPに目が行ってしまうのですが、どうもこのコーナーは立派な本棚ばかりで平台がないのです。
当然のことながらPOPもありません。
諦め半分で、そろそろお店を出ようかな……と思ったそのときでした。
何やら、苦しげにのた打ち回っているような、そんな感じの字が目に飛び込んできたのでした。

何だかダイイングメッセージのような字体の注意書き
本は丁寧にお取扱い下さい

いや、言っていることは至極マトモで納得できるのです。
そりゃ本ですもの、丁寧に扱わないと表紙カバーはこすれるわ、帯はビリビリに破れるわ、ページは折れ曲がるわ、指紋はつくわ……とろくなことありません。

が、この注意書きの字……コワイのですよ、コワイ。めちゃくちゃコワイ。
のた打ち回っているような見えるのは気のせい……ではないですよ!
文字が全体的に左に傾いでいるなか、なぜか「丁」の字だけが右に傾いでいるのです。
あと「寧」の字も、画数の多いのがアダとなり、下半分が書けなくなってしまっています。
そして、何より……字がかすれているよ……。
このヨレヨレ感がコワイのですよ。
ダイイングメッセージってちょうどこんな感じなんでしょうか?
(色もちょうど赤だし ← おい)
しかし、死してなお、その遺志を残そうとした注意書きの効果も虚しく(死んでません)、その上に並べられてた『トム・クランシーの海兵隊(上)』は、帯がメチャクチャ歪んでいるのでした。
頼むから丁寧に扱ってやってくれよー。

しかし『トム・クランシーの海兵隊』って、これがタイトルなんでしょうか?
だったら、本屋さんでこの本を頼もうと思ったら「すみません、トム・クランシーのトム・クランシーの海兵隊をください」と言わなければいけないのか。
そしてそのトム・クランシーが、さらに『トム・クランシーの『トム・クランシーの海兵隊』を読む男』と言う題名の本を出したら、、「すみません、トム・クランシーのトム・クランシーのトム・クランシーの海兵隊を読む男をください」と言わなければいけないのか。
そしてそのさらに……(以下、延々ループ状態)……。