小竹向原でポタライブ・ワークショップ「2.観察」

昨日は雨と寒さのため中止になったポタライブのワークショップの第2回目。
振り替えとなった今日開催されました。
場所は前回に引き続き、池袋の向こう側で未知なる世界である地下鉄有楽町線は、小竹向原駅に来ています。
今日の参加者はぼくを含めて5名。
集合場所である小竹向原駅の改札口を出ると、住宅街の中を通って今日の会場である公園に向かいます。
その途中で、今日第1回目の指示が出ました。

公園に付くまでに、何か気になるものを1つ見つけて写真に撮っておいてください。

公園前での所要時間は10分程度。
住宅街の中を通ると、気になるものはたくさんあるのですが、意外と選びきれません。
皆もかなり苦戦している模様です。
住宅街のあちらこちらで携帯カメラの「シャリーン☆」と言う音が鳴り響いています。
ワークショップの実践中

ぼく自身も「あれが気になる」とカシャリ、カシャリ。
大きくダメ出しをされている道路 植物の名前が……判りません

「あ、これも気になる」とカシャリ、カシャリ。
電柱から謎の物体が“こんにちは” まるでガウディな塀の模様、しかしお宅は純和風様式……

しかしいちばん気になっていたのはこれだったりして。カシャリ、カシャリ。
うぅ、日向ぼっこが気持ちいいんだぜ 仲良くネコ道を歩いているトラとシマ

しかしニャンコの写真なんて再現性がありませんので泣く泣く諦め、最終的にぼくが選んでのはこれなんです。
固く閉ざされた門扉 外からがんじがらめにされた門扉のノブ
がんじがらめの門扉。
門としての機能はもはや果たされていません。
しかしながら、ノブの固定が外側からされているので、ドロボーは切ったリ破いたり、入りたい放題です。
いや、それを言うなら門そのものが低いため、ラクラク乗り越えられます。
外からがんじがらめにしている理由がよく判らないのですね。
こんなもん、密室トリックのネタが「外からがんじがらめにされておったのじゃ」だったら……物語が成り立ちません。

やがて公園に到着すると、各自「気になるもの」を決定します。
ここではまだネタは明かさず、公園中央にあるテーブルを囲んで座ると第2の指示が出ました。

今から5分間、聞こえる音をすべてメモしてください。

風の音、子供の声、樹木のざわめき、クルマのエンジン音……。
「はい、そこまで」のところで皆、フーと大きく息を継ぎます。結構集中力がいるんですね、これ。
そして皆で順に1つずつ聞こえてきたものを挙げていくのですが……、ぼく、結構聞いていないものがあるなあ……と愕然。
特に自分自身が発する音(服の衣擦れ、鼻をすする、ペンの音など)がすっぽり抜けているのです。

主宰の方いわく、これは人によって“音の捉え方”が違うからだそうです。
クセというのでしょうか。
例えば連続した音しか聞かない人もいれば、一過性の音しか聞かない人もいる。
“電車の発車音”などを1つの固体として聞く人もいれば、“モーター音の高くなる音”“パンダグラフのすれる音”“連結器のきしむ音”“レールのつなぎ目を踏む音”など、個々の音として聞く人もいるそうです。
そういう意味では、ぼくの場合、「他人のことばかり見ているくせに、自分自身のことになると“知ラネー”という非常にイヤな野郎節が全開のようなのですね。
気ヲツケナケレバ。

「観察」の方法、コツを掴んだところで公園を出て、再び各自気になったところまで戻ります。
そこで自己紹介を絡めて、「自分は何が気になったのか」を発表していくのですが……オオウ。
このとき、他のヒトはただ黙ってボーッと話を聞いているだけではいけないのです。
第3の指示がでました。

話している人を観察して、その様子をメモしてください。

これがかなり難しいのですね。
見て、その様子をメモするだけ、もうイッパイイッパイ。
内容がまったく頭に入ってきません。
そんな訳で大変失礼しました。

そしてぼくの発表のときなんて、「うう……見られているよ……何か書かれているよ……」。
皆がぼくの何を観察しているのか、どう見られているのか、メモには何を書いているのか、気になって気になって仕方ありません。
おかげで支離滅裂になってしまいました。
そしてその気になるメモの内容を一人ずつ発表されていくのですが……それがまた恥ずかしいったらありゃしない!
キャー、イヤー、ヤメテー!
もうほとんど横山弁護士状態です。
自分のビデオを見せつけられているよりも恥ずかしいです。
特に無意識のうちに出ていた動作やクセなどは、他の見ている人からすると非常に気に掛かるらしいのです。
なのでそういった指摘をされると「イヤーン」。

無意識のうちに股間を掻いたりしていなくてよかったぜ。