誰かがお前のあとをつけている

恩田陸『夜のピクニック』を略すと、“よるぴく”。
……惜しい!
あと一文字で“よろぴく”ですよ、“よろぴく”。
だったらいっそのこと、これを機会に『喜びのピクニック』と題名を変えてしまいましょう。
で、愛称が“よろぴく”。
そうしたら堂々と「恩田陸の『夜のピクニック』改め『喜びのピクニック』読んでみてね。おもしろいよ。よろぴく」と紹介できるのです!
ふと、そんなことを思ってしまった、今日の午後の出来事なのでした。
(ちゃんと仕事してます)

会社帰りに、とある大きな本屋さんに立ち寄ってきました。
すると、店の隅にこんな張り紙があったのです。

安心しろと言われても……
当店は私服警備員常駐店です
安心してお買物をお楽しみください

よく見かける張り紙ですね。
要は「こらっ! そこの万引きヤローっ! テメー、陰でコソコソ盗(や)ってんじゃないっ! 私服警備員が張り込んでるんだからな」と脅しを掛けているのでしょう。
判らないのはそのあとの、心持ちフォントサイズが小さな文章の方です。
「安心してお買物をお楽しみください」……って。
そんなもん、私服警備員がいるから、どうして安心して買い物ができるというのでしょうか。

  • 立ち読みをしていたら「ちゃんと買え」って怒られないか
  • カバンの口が開いているだけで万引きしてると思われないか
  • 面白い販促POPを探してキョロキョロしていたら挙動が不審と疑われないか
  • 店内でデジカメ撮影をしていたら覗き写真を撮っていると思われないか
  • ぼくの存在そのものが犯罪になっているのではないか

などと、もう安心どころか心配になってしまうのですよ。
いったいこの店は、私服警備員を配置することでお客に「何を」安心して買い物を楽しんでもらいたかったのでしょう。

あるいは、日常的にこの店では、スリ、カツアゲ、チーマー、オヤジ狩り、アル中、ヤク中、通り魔……など、ありとあらゆる犯罪が横行しているデインジャラスゾーンなのかもしれません。
だったら安心だ……どころか、ますます心配になってきてしまいました。

コメント

恩田陸といえば…先日、岡田睦という作家の小説を読んで大変な衝撃を受けました。似たような名前でもゼンゼン見ている世界は違うのだなぁ…と思いました。
ちなみに恩田陸、私の知る限りではウインク率ナンバー1です(キーッ!)

私服警備員の件は私も同感です(笑)。

よく似た名前といえば、『こち亀』の秋本治がデビュー当初は山止たつひこと名乗っていたのは有名な話ですよね。
ぼくもペンネームは「恩田睦(おんだむつ)」にしようかしらん。
木林博嗣というペンネームで、絶対に縦書きしか名前を表示することは許さないというのもありですね。
(↓)こんな感じです。