坂木司が傾いでる

仕事中でも会議中でも、あるいはお風呂に入っている最中でも、突然に頭の中で歌がリフレインして止まらなくなってしまうことって、よくありますよね。
いつものぼくがそうです。
ところが、なんと今日は大山のぶ代の声が響いてきたのです。

農林水産省

と。
ドラえもんの声ですよ、ドラえもん(昔のですが)。
大山のぶ代が、あのドラえもんの声で、ずっと、ぼくの頭の中でなんて言い続けるものだから、もう気が狂ってしまうかと思いましたよ。

しかし、おかげで発見しました。
大山のぶ代が、ちょっと伸ばし気味に単語を言うだけで、未来のスゴイ道具のように聞こえてしまうのですよ。
ほら、皆さんも一緒に想像してみてください。
大山のぶ代の声で、「のぉ~りんすいさんしょう~」......ね、何だか判らないけどスゴイ道具みたいでしょ?
そんな訳で、色々と大山のぶ代の声で想像してみました。

  • シンジラレナ~イ
  • ナムアミダブツ~
  • ニッケ~ヘ~キン キョ~ノ オワリネ~
  • キムジョンイル~
  • キムジョンナム~

気のせいでしょうか、最後の2つは「道具」というより、「最終兵器」という感じがしてなりません。

さて、そんな頭の中に渦巻く大山のぶ代ボイスに悩まされながらも、渋谷駅からセンター街を通り抜けて、久しぶりにブックファーストに行って来たのでした。
2階の単行本コーナーをぐるりと観て回っていると......おお。
坂木司の新刊『シンデレラ・ティース』のプロモーションコーナーができています。
坂木司の直筆ボードが飾られた特設コーナー
ちょっと読みづらいのですが、棚に立てかけられた広告ボードには、坂木司の直筆で「虫歯は放っておいても 治らないってこと 知ってましたか?」と書かれてあるのです。
しかし......この広告ボードの文字に釣られてはいけません。
何かがひょっこりと本と本の隙間から、こっそりと触手を伸ばしているのです。
坂木司の本の隙間から、何かが飛び出しています!

もっとよくよく見てみましょう......。
どうも「坂木司」の文字が見え隠れするこの何か......
どうも「坂木司」の文字が見え隠れしてなりません。
ん~、これは一体何なんだ!
しかしながら、もともとこの棚は低い位置にあるのです。
その低い位置にある本棚から生えている謎の物体は、さらに物体の重みで下を向いてしまって、まず普通の姿勢では見えることなどできません。
仕方ありません、背に腹は代えられないのです。
思い切ってしゃがんでみました。
いつ、どこから、誰が、

「キャッ! この人、スカートの中を覗き込んでいるわ!」
「イヤラシイ奴め、U草教授じゃねえのか?」
「手鏡を没収しろっ!」
「いや、コイツ、デジカメなんて持っていやがるぞ」
「U草教授じゃない、T代まさしじゃないのか!」
「風呂場ノゾキかっ!」
「ノゾキだ、ノゾキだ......(ヒソヒソ)......」

と騒がれてしまってもおかしくない姿勢なんです。
ああ、早く、早く、早く、中身を確認したい!
しかし、中腰で下から覗き上げるような変な姿勢なので、腰が痛いのです。
不自然な姿勢で、手が震えるのを押さえつけながら、アングルを決めるのにたっぷり10秒は掛かったでしょう。
人通りの多い通路の真ん中で、パントマイムをやっているのか、はたまたノゾキをやっているのか、自分でもよく判らなくなってきました。
そんな訳で連写モードにして一気呵成にカシャ、カシャ、カシャ、カシャ。
ようやくシャッターを押したのでした。
そして、そこに何が書かれてあったかというと

口がないと できないことを 考えてみて下さい。
口がないと できないことを 考えてみて下さい。

ナゾナゾ......。
なぜか、予告編のナレーションで番組紹介もせずナゾナゾばかりを出していた黄レンジャーを思い浮かべてしまったのでした。

しかし「口がないとできないこと」......多すぎて答え切れません。
山手線ゲームのお題に出してもいいぐらいじゃないでしょうか。
そんな訳で、ぜひとも山手線ゲームを企画されている皆さま、単に「国の名前」とか「赤いものの名前」だけではなく、ぜひとも「口がないとできないこと」を出題してみてください。
(これが合コンとかだったら、ロクな答えを言わないだろうなあ......うひうひうひ)

コメント

>口がないと できないことを 考えてみて下さい。

そのカードに歯ブラシみたいな絵があるようにみえるのですが、歯ブラシですか。

このカードに歯ブラシみたいな絵があるようにみえるのですが、確かに歯ブラシです。

この『シンデレラ・ティース』には作者サインを入れていただいたのですが、やはり同じく歯ブラシイラスト入りのサインでした。
ちなみに、クリーニング店を舞台とした前作『切れない糸』のサインでは、干された洗濯物のイラストが入っていました。
(残念ながら直筆POPは発見できず……)

そのさらに前の作品ではサインだけだったので(って、何冊サイン本を持っているんだ)、前作あたりから「ちょっと小粋な演出」のサインを狙ったのかもしれません。