ハードディスクで空は飛べるのか

ハードディスクのスペックも段々と上がってきて、何ですか、今では7,200rpmが当たり前だったりする訳です。
ちなみにこの「7,200rpm」とは、“オレ様は1分間に7,200回もまわってやってるんだぜ”という意味なんですね。
1分間に7,200回転と言うことは……1秒間で120回転。
ここでフト疑問です。

これぐらいの勢いで回転しているのであれば、空ぐらい飛べるんじゃないかしらん。

そんな訳で、調べてみました。
電動ラジコンヘリコプターの場合。
空を飛ぶのに1,800rpmもあれば十分だそうです
空を飛ぶのに必要な回転数は……1,600~1,800rpm程度なのだそうですよ!
つまりハードディスクの約1/4ということなんですね。
ということは……、ハードディスクでも十分に空は飛べるということなんですね!
ブンブンとあまりにハードディスクが唸りをあげるような負荷の高い作業ばかりしていたら……そのうちPCが浮かび上がっちゃうかもしれません。気をつけましょう。

ブンブン唸りをあげて回転するといえば、電動ノコギリも思い浮かびます。
一見恐ろしそうですが、回転力はハードディスクの約半分
ちなみに電動ノコギリの回転数も調べてみると……3,600rpm。
一見恐ろしそうな電動ノコギリでも、回転数はハードディスクの半分なのです。
ということは、ハードディスクの方が電動ノコギリよりパワフルで切れ味抜群ということなんですね!
バラバラ殺人を犯してしまったあとで凶器の処分に困ることもあるかと思いますが(← 普通はありません)、そんなときは「葉は森の中へ、手紙は手紙入れに隠せ」ですよ!
そうです、ハードディスクとしてPCのなかに再び組み込んでしまえば、完全犯罪が成立なんです!
ただし、肉片や血糊がついたままでハードディスクを起動させると、PC内部がビチャグチャとエライことになってしまうので、注意する必要があります。

しかし電動ノコギリでも回転数が3,600rpmということは、ラジコンヘリの2倍の回転数。
これまた空を飛ぶ可能性もあるのですね。
危ないなあ……空飛ぶ電ノコ。

ところで、肝心のハードディスクの回転数が「7,200rpm」と言われてもピンときません。
そこでディスクの周辺部がどれぐらいのスピードで回転しているのか、計算してみました。
ディスクの直径を3.5インチ(=2.54センチメートル)とすると、ディスク周囲の長さは

3.5(inch)×2.54(cm)×3.14(円周率)=27.9(cm)

となります。これが1分間に7,200回転するわけですから、速度は

27.9(cm)×7200(rpm)÷60(秒)÷100(cm)=33.48(m)

ぬうぉぉぉ! ディスクの周辺部は、秒速33.48mものスピードでまわっているわけですか。
音速が秒速約340mということなので、その約1/10なのですね。

ということはですよ! いずれHDDがさらにハイスペック化して、10倍のスピード「72,000rpm以上」で回転するようになると……

音速越え

も夢ではないと言うことなのですね。
音速を超えるということは、“ソニックブーム”を起こしてしまうということなのですよ!
キーーーーーーーーン……(ここで音速越え)ズドグワァーン!
まさにマッハ、まさに戦闘機、まさにソニックブーム。
しかもソニックブームが起こった瞬間は、雲ができると聞いたことがあります。
ソニックブームが起こった瞬間
これがまさにPC内部で発生するのですよ!

ということで、ここで大胆に未来予想してみましょう。
「ぼくのミステリな備忘ログ」が想像する未来のパソコンの姿は

  • ハードディスクがソニックブームをたびたび起こしてしまい、その騒音で近所中に大迷惑
  • ハードディスクがソニックブームを起こすたびに雲が湧き、火事と間違えて慌ててしまう
  • PC自体が宙を浮きまくっている
    7,200rpmで宙に浮きます

などとバラ色どころか、とんでもないシロモノになっている可能性が高いということなのですね。