光文社創業60周年の謎

8月のカッパ・ノベルス新刊の書店用販促物として、石持浅海と加賀美雅之の手書きPOPが飾られていたことは、以前にこのブログで書きました
こちらが、そのときの石持浅海『顔のない敵』販促用の手書きPOPです。

石持浅海『顔のない敵』の販促用著者手書きPOP
テーマは重いのですが、物語は気軽に読めるハズです

"テーマは重い"のに"気軽に読める物語"とはこれいかに......と思わされたその時点で、おそらく我々は作者のワナに仕掛けられているのです。
また、"ハズです"と何だかよく判らないところでカタカナ表記にしているのも、一見「ハス? 蓮? モネか? レンコンか?」と惑わせる作戦なのかもしれません。

そしてこちらが加賀美雅之『風果つる館の殺人』販促用の手書きPOPです。
が、前回にも書いたように相変わらずPOPそのものがかなり俯き加減で、肝心の文面がよく見えません......。
かなり低い位置から、無理な姿勢で頑張って撮ってみました。

加賀美雅之『風果つる館の殺人』の販促用著者手書きPOP
前代未聞○遺言状! 莫大な遺産を手にする○は誰?

加賀美雅之のPOPは、やたらと「○」なんて伏字が多いなあ......と思っていたら、いえいえ、これはどうも「の」のようなのですね。
確かにこんな文節一文字だけを伏字にしても、読むのにまったく支障ありません。
「加賀美雅之の書く、"の"という文字は伏字になる」。思わぬところで知ってしまったトリビアのネタなのでした。

そんなこんなで作者手書きPOPをジロジロ見ながら、ノベルスコーナーの平台周辺をウロウロしていたのですね。 このときに、たまたま石持浅海手書きPOPの裏側が見えたのでした。
石持浅海手書きPOPの裏側
裏側ですので、当然のことながら何も書かれてありません。
ただ単にカードの左上に「光文社 60th」とのロゴがあるのですが......ん?!
何やら汚れのようなものが見えるのですね。
このロゴの部分を拡大してみました。

ロゴの部分を拡大してみました
で、で、で、出たーっ! 謎の修正テープ!

「光文社 60th」というのは、恐らく創業60周年ということを表しているのでしょう。
それはいいのですが、何を修正する必要があったというのでしょうか?
しかも、位置的には非常にビミョーなところ......。修正すべき言葉なんて想像もつかないのです。

念のため、加賀美雅之の手書きPOPの裏側も見てみました。
加賀美雅之手書きPOPの裏側
こ、、こ、こ、これは......!
念のために、こちらも「ブレードランナー」並みに写真を拡大して解析してみます。

ロゴの部分を拡大してみました
やっぱり出たーっ! 謎の修正テープ!

やはり同じところに同じ謎の修正テープ。
いったい、この修正テープの下には何が隠されているのでしょうか。

  • 「+1」「+2」「+3」......となっているので、毎年使えるようになっている
  • カッパのマークを入れてしまったが、カッパ・ノベルスだけしか使えないので社内から総スカンを食ってしまった
  • 武藤敬司ファンの社員が「kobunsha LOVE」と入れてしまい、社内から総スカンを食ってしまった
  • 発注を間違って、「68th」と印刷されてしまい、8の下の部分を消して誤魔化した
  • 発注を間違って、ここでは書けないような、とても卑猥な文字が印刷されてしまった

いずれにしても、こんな風に修正されているのを見ると、剥がしてみたくなる性分なんです。
爪がメチャクチャうずいて仕方がなかったのですが、そこは大人、グッと我慢して家路に着いたのでした。
しかしあのビミョーな位置の修正って、本当に気になって仕方がありません。