コンドルズ「ELDORADO ~New Best of CONDORS」(シアターアプル)

今日はコンドルズ「ELDORADO ~New Best of CONDORS」を観に、新宿は歌舞伎町のド真ん中にあるシアターアプルにやって来ています。

今回、チケットを"なぜか"マチネ(昼公演)でとっていたぼく、すっかりソワレ(夜公演)の気分でのんびりしており、「さてチケットの用意でもしておくか」と取り出したところで、ギャアァァァァ~!
慌てて着替えて顔を洗って歯を磨いて家を飛び出して駅まで走って駅から走って......間に合ったのでした......死ぬかと思いました。

今回の内容は、「New Best of CONDORS」と名づけられているように、これまでに行われた公演のなかからのベスト版というスタイルなのですが、ちょっとずつ趣向や演出も変えられており、なかなか楽しめる2時間でした。
コンドルズのダンスといえば、ただのコンテンポラリーダンスではありません。
解釈を観客に任せた"難解なダンス"ではなく、ただひたすら「どのように動けば、飛べば、まとまれば、カッコよく見えるか」を追求しているのだと思うのですね。
このあたり、「どのように銃撃戦をすればカッコよく見えるか」を追求していって、ついに"2丁拳銃"や"横っ飛び"を生み出した映画監督のジョン・ウーにも通じるものがあるのではないかと、勝手に思っています。
あるいは、ダンスとしては「観てもらっているお客さんには、とにかく楽しんでいってもらおう」との姿勢を貫く、珍しいキノコ舞踊団にも通じるかとも思います。

ステージは2時間、ずっと踊り続けているのかというとそうではありません。
ダンスに加えて、コントもあります。映像のコントもあります。
ただし、今回のコントについては、台本どおりに演ずるスタイルのものが多く、ぼくが好きな「メンバーの持つアドリブ力を活かした」ものが少なかったのがちょっと残念なのでした......。
あ、でもコントが面白くないというわけではありません。
恐らく(年代的にも)ドリフに影響を受けたと思われるコントは、同じくドリフ世代として育ったぼくたちには腹を抱えて笑わされるものです。
そういえば客層も、20代後半から30代あたりと、ドリフ世代が多いような気がしました。
男女比は、7:3かひょっとすると8:2と圧倒的に女性が多いです。

終演後は、あれだけ踊って動いてしゃべってと、かなり体力を消耗しているはずなのに(しかも今日はこのあと夜公演もあるのに)、メンバーの何人かはロビーに出て来て、物販の手伝いなんてしているではないですか。
その場でサインも貰えたりして、メンバーのファンにはたまらないサービスですね。ご苦労さまでした。
CD販売コーナーでは、その場でサインにも応じてくれていました。ご苦労さまです! 終演後にもかかわらず、販促に出てくるメンバーたち。ご苦労さまです!

外に出てみると、おお......空一面にうろこ雲が広がっているのでした。
夏の勢力がまだ強いからでしょうか、全体的に小粒で形も不ぞろいなのですが、それでも確かにうろこ雲なのです。
日中は暑かったのですが、それでももう季節はすっかり秋に突入しようとしているのですね。
ガラス張りのビルにも無数の雲が映り込んでいるので、まるでビルそのものが透けて見えているかのようでした。
あるいは、このビル自体が光学迷彩化されているのかもしれません。(←されてません)
ぽっかり浮かんだうろこ雲と、それを映し出すガラス張りのビル