紀伊國屋書店で行われる米澤穂信サイン会に行こう

米澤穂信が新刊『ボトルネック』を刊行した記念として、9月17日に紀伊國屋書店新宿南店で同書の購入者先着200名に対してサイン会が実施されるそうです。
米澤穂信『ボトルネック』刊行記念サイン会のお知らせ
……え? 200名?
ぼくの脳裏には、200名もの行列が紀伊國屋の空中廊下にズラリと並んでしまっているところが浮かんできてしまって……、おおぅ。
しかも並んでいるのは野郎ばかり。なぜか、米澤穂信のファンって野郎率が高そうな気がするんですよね。
それでさらに……、おおぅ。
あの「TRICK+TRAP」で行われる“まったり”としたサイン会に、もうすっかり馴染んでしまっているぼく、もう歳なのでしょうか、ずらりと並ぶことに凄まじい抵抗感を覚えるのですね。
しかも野郎ばっかりのなかに(もちろん、ぼく自身もその野郎の一員なのですが)
200名も並んでいたら何時間待ちになってしまうのでしょうか。
ちょっと計算してみました。

1人30秒掛かったとして、200名×30秒=6,000秒……100分。

下手すると、こりゃもう2時間待ちになっちゃいますよ。うはー。
新幹線に乗っていたら、京都に着いてしまいます。
そんな200名もの人間が並んでいるようなサイン会に参加するには、さすがに体力的な自信がないのです。

そんな訳で今回は諦めようかな……とか何とか言いながらも、結局ぼくのなかでは“ミーハー精神”が勝ってしまったのでしょう。
会社帰りについつい、紀伊國屋新宿南店に立ち寄ってしまったのでした。
まあ、200名といっても早めに並べばいいんですよね。
そのためにも整理券を早めにゲットするに限るのですよね。
そもそも『ボトルネック』が発売されてからまだ数日、そんな200冊なんて数字はそう簡単にはけないだろう……と余裕ぶっこきまくりなんです。
ところが! おお! 何と言うことでしょう!
見事に本がないのです。本があるべき場所なのに、本がありません。
サイン会のお知らせが虚しい、空いた平台

おそるべし、米澤穂信。
侮るなかれ、米澤穂信。
あがめ奉れ、米澤穂信。

あんなに「並ぶのはイヤだ」「自信がない」とか散々文句を言っておきながら、いざサイン会に行けないとなると、逆に悔しさがこみ上げてくるものなのです。
半ベソかきながらレジで訊いてみることにしました。
「あの、あの、あの、サイン会は、米澤穂信の本は……」と支離滅裂な質問をした瞬間、レジのお姉さんの目がスッと横に逸らされたのでした。
思わず一緒になってそちらの方向を見てみると……おおぅ、何ということでしょう!
あるじゃないですか、あるじゃないですか、あるじゃないですか。
レジカウンターのうえに堂々と『ボトルネック』が積み上げられていたのでした。
イヤーン、恥ずかしい~……と言うか、どうしてくれよう、この気まずい雰囲気。
もうMAXハイテンションレベルで「ください! この本ください! そしてサイン会の整理券もください!」とお願いしたのでした。

しかし渡されたサイン会整理券を見て、あらビックリ。
あんなに平台が空っぽになっていたのに、整理券番号がまだ定員数の4分の1ほどなのですよ。
51人×30秒=1530秒……25分。まだ待てる時間ですね
……いや、配り始めてまだ日が経っていないのにもう4分の1と言うべきなのでしょうか。
何だか久しぶりに本屋さんでのサイン会申し込みだったため、訳が判らなくなってしまった“昨日の夜の出来事”なのでした。
(昨日はブログ更新が多すぎましたので、今日のアップとしてしまいました。)

しかし、今日のブログはある意味叙述トリックですね、ブログ記述の叙述トリック。
あるいは、ブログウォッチャーに更新日を誤って思い込ませるというアリバイトリック。
ひょっとすると、ずいぶんと文章が上達したBlogPetが書いていたというアリバイトリック。
ついでに、書き手のぼくが「ぼく」と言いながら実は「女性」だったという叙述トリック。
あるいはぼくは「朴さん」だったという叙述トリック。

……ますます訳が判らなくなってしまいました。