ヴィバ! 集英社、ナツイチ、フリーダム!

夏休みの時期にあわせて、角川文庫に新潮文庫、そして集英社文庫がキャンペーンを始めたようです。
角川文庫はキャラクターに宮崎あおいを起用して、ケロロ軍曹やスヌーピー(なぜ?)、アトム(さらになぜ?)のブックカバーをプレゼントするようです。
新潮文庫はキャラクターは「Yonda?君」……って、そのままやん。
応募すると、もれなくYonda?君のマスコット人形がもらえるそうです。
そして集英社文庫のキャンペーンは「ナツイチ」。
キャラクターに蒼井優を起用して、もれなくその場で栞がもらえるそうなんです。
集英社文庫「ナツイチ」キャンペーン
って、要は「ハチミツとクローバー」での使い回しやん……などと思ってしまっても、何も気が付かなかったことにいたしましょう。

そこで各書店では、角川文庫や新潮文庫の棚とは別に、集英社文庫の「ナツイチ」コーナーも設置し、このような箱が置かれているのでした。
「ナツイチ」キャンペーン文庫を購入すると、もれなくその場でグッズがもらえるシステム
角川文庫にしろ、新潮文庫にしろ、グッズはもれなくもらえるのですが、ただし、そのためにはわざわざ応募しないといけないのですね。
その点、集英社文庫のシステムは合理的なのです。
欲しい人は本と一緒に箱の中から袋を持っていけばいいのですから、わざわざ応募する手間がいりません。
会社だって個人情報保護の必要性が叫ばれる今、管理が大変だろうし、そもそもいちいち応募者にグッズを送っていたら送料もバカにならないと思うのです。
ところが……出ました!

欲しいヤツは自由に持っていきやがれ!とかなり太っ腹な書店
ご自由にお取りください。

もう持ってけドロボー状態ですよ、これじゃ。
集英社のプロモーション戦略なんてもう関係ありません。はっきり言うと、思いっきり無視しているといってもいいでしょう。
きっとこの本屋さんとしては、「こんなにグッズを送ってこられても、ウチの店はこれだけの数は売れないよなあ……だったら不良在庫になっちゃうのか。よーしそれだったらもういっそのこと自由に持っていってもらおう!」と大盤振る舞いの気持ちになったのかもしれません。
次の日の朝イチ、どうしても気になって仕方がなかったので件の本屋さんを覗いてみました。

箱の中は見事にスッカラカンになっていたのでした
やっぱり……

もしここが関西だったら、きっとオバちゃんが平気で1箱とか持っていき、わずか1分で(箱ごと)なくなってしまうような気がします……。

ちなみにこの写真のお店では
これよりかなり減っていますが……
箱を見かけて1ヶ月ほどになりますが、だいぶ中身が減ってきたとはいえ、いまだにちゃんと残っています。

コメント

今日の日記は本屋と客のモラルが問われる問題作ですね。
いろいろ考えさせられました(柴犬の尾は何故巻いているのかとか…違う)。

いや、でもやっぱり「ご自由にお取りください」とあるから、自由に持ってちゃってもいいんでしょうねえ。
もう15年か20年ほど前でしょうか、地方からトラックで大阪までリンゴ直売にやってきたおじさんがちょっと電話をしに行っている間に、「これタダなんですって」とおばちゃんたちが群がり、持ち去って行ってしまったという“事件”がありました。
おばちゃんが群がっている最中におじさんは戻ってきて「タダじゃないです、商売ものです」と叫んでも、もうあっという間になくなってしまったとか。

ぼくにとってはそんな“事件”を思い起こせる今回のナツイチなのでした。

花博の最終日に植木が持ち去られた事件というのもありましたね(遠い目)。

「植木」でなくて「鉢植え」か「花壇の植え込みの花」でした。訂正致します(植木はないよな…)

花博……懐かしい。
やっぱり「安い」「タダ」という言葉にかける関西人のバイタリティはそりゃもうただ事ではありません。
これをうまくエネルギーに変換できるのであれば、きっと原子力発電なんていらないと思うのですが……。

しかし植木を持って帰るほどダイナミックな人も中にはいたかもしれません。
それぐらいに豪快だったら、もう許しちゃいそうな気がします(←ダメです)。