小路幸也を剥がしてみる

いつもおなじみ定点観測所である紀伊國屋書店の新宿南店に行ってみました。
すると……おお、小路幸也『キサトア』がサイン入りとなって山積みなんです。
小路幸也『キサトア』のサイン本、山積み
前回のサイン本、『東京バンドワゴン』ではわざわざ“初版ではございませんので、ご了承くださいませ”の断り書きが掲げられていたのですが、今回はそれもありません。
しかし気になったのは「直筆サイン本」という表示の紙片なんです。
通常の場合であれば、
通常のサイン本表示
のように、帯にサイン本である旨の紙片が折り込まれているのです。
が、このサイン本表示の紙片は異様にデカイ。
出版社であらかじめ用意されたサイン本表示
どうやら出版社の方であらかじめ用意したサイン本表示の紙片のようなのです。
……そしてその表示をよくよく見てみると、おお!
これ、シールなんですよ。
しかも、本体と帯に掛かるように貼り付けられています。
こ、これはキビシイ……。
下手に剥がそうとすると、帯を破ってしまいかねません。
わざわざ、「このシールは簡単にはがせます」なんて表示されているのですが、いえいえ。
自慢じゃないですけど、ぼくはものすごく不器用なんですよ。
包装されたものなんて、包装紙がいつもグチャグチャのビリビリに破いてしまわなければ開けられない野郎なんです。
ああ、これはブックオフの値札シールの悪夢が蘇るのです。
ブックオフの値札シールって、貼られてすぐは簡単に剥がせるのですが、時間が経つにつれて糊の成分がカバーに癒着してしまい、薄皮を残して剥がれてしまうか、爪でこすって無理に剥がしても糊の跡が残ってしまうのですね。
これまで何度、それで泣く目にあってしまったことか。

そんな訳で、このシールもブックオフの悪魔の値札のようになってしまわないうちに、慎重に剥がすことにしてみました。
まずは包まれているビニールを剥がして本をスタンバイさせます。
まずは本をスタンバイ
そして慎重に爪を入れて、剥がすきっかけをつくりました。
そしておもむろに剥がしていきます
おお、これはスムーズです。
シールそのものに記載されているように、“簡単にはがれ”ていくのです。
その感覚はまさに官能的。
剥がす快感にウットリとしながらも……いけません、いけません。
油断は禁物です。
順調に剥がれていくのでした
なかなかいい塩梅で進んでいきます。
ゆっくりゆっくりと剥がす作業を進めること約10分(←体感時間。実際は10秒ぐらいでしょう)、とうとう無事にシールは剥がれたのでした。
無事本来の姿に戻った『キサトア』
これほどまでに簡単に剥がせるのであれば、ぜひともブックオフの値札シールにも採用して欲しいくらいです!
でもブックオフの場合、勝手に100円シールに張り替える輩がいるって言うからなあ、無理かな。
いやいや、ここはIT大国ニッポン、POSシステムで管理は出来るでしょう。
ぜひとも新社長である清水國明のお姉さんには鶴の一声で新シールの導入と、新POSシステム導入を決定してもらいたいものです。

……あれ? そんなブックオフの話なんてどうでもいいのです。
(どうでもいいことないけど、小路幸也のサイン本とはまったく関係ない)
そんな苦労をした表紙をめくると、そこには確かに小路幸也のサインがあるのでした。
小路幸也のサイン

コメント

そうか、こんなふうになっていたのですね。地元では見かけないので(泣)大変嬉しいです。ありがとうございます。

前回の“『東京バンドワゴン』のPOP”に引き続き、またしても小路さん自らの書き込みをありがとうございます。
というか、いつも読書感想ではなく、こんなどうでもいい内容ばかりでどうもスミマセン……。
またこれからも、マニア心がくすぐられるプロモーションを見かけましたら取り上げると思いますが、どうぞご寛容いただきますようお願いします。