今頃芥川賞の話題でスンマセン

もう十分にその話題を消化しきってしまった感のある芥川賞ですが、流行遅れのこのブログでは今頃取り上げたりしちゃっています。
全然知らなかったのですが、今回の芥川賞受賞作である伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」は、単行本に収載された作品ではなくて、雑誌「文學界」に掲載されたものらしいのですね。
6月号と、もうかなり古い号になっているはずなんですが、芥川賞人気に授かろうとしてか、紀伊國屋書店でもカウンターで堂々と販売されているのでした。
6月号と古いのですが、芥川賞受賞作品掲載雑誌として堂々と売られています

そして今頃気が付いたのですが、この「文學界」6月号って、以前に「今月のスゴイ本」として下北沢のヴィレッジヴァンガードで売られていると紹介した雑誌じゃないですか。
(以前に紹介した写真がこちら↓)
ヴィレッジヴァンガードお勧めの「今月のスゴイ本」

このときには、ヴィレッジヴァンガードが“元職場”としてのツテなのか、この雑誌を新人賞受賞作家の初サイン入りにし“スゴイ本”としてアピールしていたのですが、ここに来て、この雑誌には芥川賞受賞作も掲載されているとなると、ますます“スゴイ本”度もアップしているんじゃないかと思うのです。
そんな訳で、きっと売り場のPOPも、「文學界新人賞受賞作家、初めてのサイン!」に加えて、「なんと、芥川受賞作も掲載されています!」というキャッチコピーも増えているに違いありません!
何しろ、あの天下の紀伊國屋書店でさえ、今頃になってカウンターで販売しているほどなんですから!
そんな訳で様子を見に行ったのでした。
すると相変わらず……というより、前回よりますます大量に(およそ30冊はあったと思います)この新人賞作家のサイン入り「文學界」6月号が積み上げられていたのですが、どこにも“芥川賞受賞作掲載”という文字は見当たりませんでした……。
さすがはヴィレッジヴァンガード、街の本屋とは一味も二味も違う売り方をして見せてくれるお店です。
そんなPOPに魅せられて、“表紙買い(ジャケ買い)”ならぬ“POP買い”でマンガを5冊ほど買ってしまっていた帰り道なのでした。

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