島田荘司新刊は帯が2種類!

この間『帝都衛星軌道』が出たばかりだと言うのに、もう新刊が出た島田荘司。
その新刊、『溺れる人魚』なのですが、どうやら2種類の帯があるようなのです。
もう版を重ねたのか、2種類の帯が並ぶ島田荘司『溺れる人魚』
ひとつは表紙の意匠に合わせた背景で、表題作のあらすじが書かれてあるものなのですが、もう一方がヒドイのです。ヒドすぎます。
表紙の意匠に合わせる気がこれぽっちも感じられなく、「へっへっへ、目立ったらいいんだもんねー」とばかりに真っ赤っ赤なんです。
そして「ミタライ・ワールド最新刊!」の文字がドーン。
ははーん、タイミング悪く先に出ちゃった『帝都衛星軌道』がミタライモノじゃなかったから、ガッカリしたファンに向けて「こっちはちゃんとミタライモノですよー」とアナウンスしようとしているな......という出版社の鼻息は判ったのですが......うーん、この帯の変えようはいったい何なんでしょう。

きっと増刷された新しい版からこんな帯に変えられたんだろうなあ......と奥付を見てみるとあれれ?
初版なんですよ、初版。この真っ赤っ赤のヒドイ帯が初版なんですよ。
もちろん、表紙デザインに意匠を合わせた美しい帯の方も初版。
いったいどうなっているのでしょうか。
初版なのに2種類の帯を用意しているというのでしょうか。
訳が判りませんよ、原書房さん。
......などと思いながら、真っ赤っ赤のヒドイ帯の方をよくよく見ていると、こ、こ、こ、これは!
帯の下に帯が隠されていたバージョンの『溺れる人魚』
なんと、元の帯の上に真っ赤っ赤なバージョンの帯を重ねていただけなのでした。
ますます持って訳が判りません......。

でも同じ買うなら、帯が2種類付いている方がオトクに感じる様な気がしてきました。