今日こそ間違いなくポツドール「女のみち」(THEATER/TOPS)

いったいぼくの脳内で何が起こったのか、チケットの日付を1日間違えていたポツドール「女のみち」ですが、ちゃんと今日は観に行くことができました。
その前にまずは腹ごしらえです。
昨日もすっかりお世話になった「モンスナック」へ直行です。
紀伊國屋書店新宿本店地下にある「モンスナック」
昨日は普通のカレーを食べたので、2日連続はちょっとなあ……ということで、無駄に贅沢をすることにしました。
なんと! カツカレーですよ、カツカレー。
「モンスナック」のカツカレー
しゃぶしゃぶのカレー汁の海にポッカリ浮かんだライスという名のアイランド。
その上に揚げたてのカツがドーンとのっています。
しかも今日はサービスデーらしく、カツカレーが100円引き!
無駄に贅沢をしたのですが、ちょっと得した気分になったのでした。

そして開場時間もいいあたりでTHEATER/TOPSへ移動です。
間違いなくチケットもちゃんと持ってきており、無事に入場することができました。
ポツドール「女のみち」初日告知

さて、そんな今日のポツドール公演ですが、まずビックリしたのは会場が満員だったこと。
平日の夜ですよ、いくら19時30分開始とはいえ、なかなか来れるもんじゃないでしょう。
なのに、満員。初日効果なんでしょうか。
男性比率が6.5:3.5とやや高いのは、やはりいつものポツドール観客比率らしいエロ目的の野郎諸君なのでしょう。
内容は、今回は特別公演ということでいつも作・演出を行う主宰者である三浦大輔の手を完全に離れているそうです。
いつも三浦大輔描くところのテーマは、男性の群像が中心であり、女性はあくまでそのなかの添え物の的な存在に過ぎません。
そこで今回はそういった“扱い”を受けている女優が「女性の視点で描きたい」として企画した番外公演だということだそうです。

物語の舞台はAV撮影現場。この道何年というベテランを中心に、中堅と新人たちが、撮影の合間に控え室でくっちゃべっている……言ってしまえばただそれだけのことです。
しかしそこはやはり作者は違えどポツドール、確かに“女性の視点”から見据えた“女性の群像”を描いているのですが、やはり根本的な人間くささ、人間の持つイヤな面を「これでもか」「これでもか」と見せ付けてきます。
ただしいつもの三浦作品であれば、その人間の持つイヤーな面を「これでもか」「これでもか」と見せ付け、観客を徹底的に苛め抜いたところで、舞台が突然に終了してしまうという、救いも何もないストーリー展開が多いのですね。
ところが今回はちゃんと救いもあり、またラストにおける主演女優の一言で非常にさわやかな幕切れとさせるなど、「こうも違うのか」とある意味感心させられてしまいました。

今後はまたこのような「女性版」ポツドールを公演する機会はないそうですが、例えば、まったく同じ素材を用意し、それをそれぞれ「男性版」「女性版」として作・演出して見せるということも、また面白いのではないかと思うのです。

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ポツドール「女のみち」を観に、新宿THEATER/TOPSへ。 今公演は番外公演ということで、主催の三浦大輔ではなく、劇団の旗揚げ当初から役者・スタッフ... 続きを読む

コメント

始めまして。私も「女のみち」を見た者です。
こちらのHPに寄らせてもらったのは初めてではないのですが、コメントさせて貰うのは初めてです。宜しくお願いします。

とても審美眼のある、的を射たレビューだと思いました。
普段のポツドール公演と違って、人間の嫌な面をこれでもかと晒してそのまま幕をおろすのではなく、安藤玉恵さんのあの一言によっての閉めは本当にびっくりするくらい爽やかでした。
いつものポツドールも大好きですけど、こういう雰囲気もまた凄くイイ。個人的に安藤さんが気にいってしまったというのもありますが・・・。
次回作も必ず観にいくでしょう。

バリカンさん、こんばんは。
初めてのコメント&TBなのに、そのお返事とトラックバック表示がメチャクチャ遅くなってしまってすみません。
Blogのスットコドッコイなシステムがスパムコメント&TBとみなしてしまったようで、表示しないようになってしまっていました。
なんとかならないものか……と今日以降、気をつけますので、またお気軽にコメントくださいね。
(もうご覧になられていないでしょうか……)

ポツドールは毎回、かなりの賛否の意見が出てくるので、ある意味ドキドキしながら観にいっています。
三浦演出の場合はいつも観客を放り出して終了してしまう、あの手法がとてもイヤーな感じを与えるのでしょうね。
今回は、やはり途中のセリフのやり取りや「男性中心的」な手法は相変わらずのポツドール武士だったのですが、やはりラストにあのセリフを入れること、そしてカーテンコールを持ってくることで観客がしっかりと“締めくくる”ことができ、後味のさわやかさに繋がったのではないかと思います。

今後とも、よろしくお願いいたします。