常軌を逸しています

相方のツテで、川口にあるダイニングレストランのタダ券が手に入ったのです。
「4名様まで有効」とのことでしたので、早速そりまちご夫妻をお誘いして行ってきたのです。
場所は川口ダイヤモンドシティ。
……しかし何ですか、この広さは! 建物のなかに一歩入るなり、いきなり4人とも遭難状態。
いや、遭難状態というよりも「ここはどこ? わたしは誰?」の記憶喪失者状態とでも言った方がいいのでしょうか。海辺のピアノマンです。
ぼくなんて、ちょっとトイレに行って、その帰りに気になるお店を覗いてしまったら、もう皆とはぐれてしまいました。
大人でさえこんな調子ですから、子供なんて迷子になるようなために来るような場所に違いありません。
どおりでひっきりなしに迷子の店内アナウンスが流れているはずです。

お店はビュッフェスタイルということで、「たぶん申し訳程度にチョコチョコと食い物が置かれていて、あっという間になくなっちゃうのだろうなあ」などと、単にホテルでの立食形式のパーチーみたいなものを想像していたら……あうあう、全然違うのです。
メニューがメチャクチャ豊富なんです。
和・洋・中と世界三大料理の全てが揃っているのです(←明らかに“世界三大料理”を間違っている)
しかも、人気のおかずがなくなりそうになると、次から次へと「お待たせいたしましたー」と厨房から出てくるのですよ。
腹ペコ諸君にしてみれば、もうここはオアシスなんです、天国なんです、パラダイスなんです!
そんな訳で、ぼくの取り皿(それも)大皿には食べたいおかずが恥ずかしげもなくてんこ盛り状態になっていて、まるで犬のエサ状態ですよ。
そしてお代わりすること3回、それと忘れずにちゃんとデザート。
もう食いも食ったり十分に元は取りましたとも……って、あれ?
もともとタダ券で来ているんだから、元も取るも何もないのです。
ごちそうさまでした。
この時点で時間は8時半。
6時に店に入ったはずだから、延々2時間半はくっちゃべっていたことになります。
しゃべり過ぎ……。

帰りはそりまち嬢ご夫妻をおウチまで送って、そのまま帰るつもりだったのですが「お茶でもどうぞ」の一言に抗しがたく、厚かましくもお邪魔してしまいました。
ゴミ屋敷状態の我が家と違い、相変わらずきれいに整理整頓されているそりまち家に相方はため息をつくばかり。
ゴミ屋敷の主であるぼくが、相方にこのあとどれだけイヤミや皮肉攻撃を受け続けたのか、皆さまには判りますまい。
まあいいや。
そして、なぜかせっかくの楽しいお茶の時間だと言うのに、ここで話し出したのは我らが夫婦の病気自慢。
いかにお互いの精神状態が危ないのかを延々3時間は話してしまっているのでした。
明日からまた仕事だというのに、他人様のことも考えない我々夫婦は完全に常軌を逸しているのです。
しかしそこはそれ、マジでお二人さえ「いいよ」と言ってくれたら、そのまま朝まで居させてもらってクルマで会社までお送りさせていただきたいほどでした。
日付が変わる頃、ようやく重い腰を上げた我々に、きっとお二人は心の底から安堵したことでしょう。
大変申し訳ございませんでした。

そんな訳で、そりまち嬢がお茶の用意をしてくれている間に、前回に引き続き、またしても勝手に人の家のなかを勝手に写真を撮っているぼくなのでした。
夏らしい装いに満ち溢れたリビングなのでした

トラックバック

» 川口 野の葡萄 from こころにうつりゆく よしなしごとを
中橋さんから「レストランの招待券をもらったので行きませんか?」とお誘いをいただく。 横浜かしら、それとも東京駅付近かしらと思っていたら、なんと場所は川口... 続きを読む