死して屍、拾う者なし

最近、駅やその他公共スペースで見かけるようになった「自動体外式除細動器」、略してAED。
駅で見かけたAED
おそらく、ひと目で“ヒトの命を救う器械なんだな”ということが判るようにという狙いからなのか、ハートマークを意識したほのぼの模様なんてつけられ、暖かさが醸し出されているのです。
……が、このマークが曲者になってしまっているのですよ!
まず

ハートマークがひび割れたようになっていて、“失恋マーク”になってるーっ!

ハートブレイクですよ、ハートブレイク。
一刻一秒を争う、まさかのハートアタックのときにハートブレイク。
悲しみよ、こんにちは。死神よ、こんにちは。
おうおう、それはとてもシャレになりません。
そして、器械の横手には「AED」の上にこのハートブレイクなマークを付けるものだから、

穴埋め問題のようでもあるのです
まるで「●AED」みたいに、穴埋め問題のようにも見えるーっ!

あるいは、「アタック25」の最後の問題で、肝心な部分がパネルで隠されている状態とでもいうのでしょうか……。

そして、その穴埋め問題の答えは……どうもDEADにしか思えません。
「死」ですよ、「死」DEAD。
生命維持を目指した器械なのに、「死」
この器械を使おうにも、ケンシロウに「お前はもう死んでいる」と言われたも同然のデザインなんです。
「世の中」という矛盾に満ちたこの世界に、ぼくはひそかに滂沱の涙を禁じえないのでした。

……と書いたところで、あれ?
死は「DEAD」だけど、この機械の名前は「AED」。
穴埋め問題で“D”を入れても「DAED」となって、死にはしません!
そうなんです、武田鉄矢ばりに叫んでやりましょう!
ぼくは死にましぇーん!
やっぱり世の中はうまくできているのですね!
(なんだかよく判らないまとめ方)