大汗かいた“もうやんカレー”初体験

ようやく西新宿まで来たのはいいのですが、開場まであと30分。
さてどうしようか、と劇場周辺をウロウロしていると……おお。
劇場の近くに、何やら心をざわつかせて止まない胡散くさそうな店があるのです。
そうです、もうやんカレーなんですよ、もうやんカレー。
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もし「1年間カレーだけしか食べられない刑」を言い渡されたとしたら、喜んで受けてしまうほどカレー好きなぼく。
これはぜひとも食べてみたいものです。
しかしこの店との相性は最悪に近く、通りかかるたびにいつも待ち行列がズラリと並んでいるのを見て、引き返していたのです。

ところが。
今日はたまたま6時と、開店直後に通りかかったのがよかったのでしょう。
お客さんの姿がまったく見えません。ようやく念願のもうやんカレーに挑戦するときが来たようなのです。
ところが困ったことに、どうも独特のローカルルールがあるようで、それがよく判りません。
店員さんは注文を聞くだけ聞くと、「入り口脇に薬味とジャガイモがありますのでお取りになってお待ちください」
入り口に戻ってみると……確かに薬味が数種類、ドンと置かれています。
オカラとかニンニクの芽とか、およそ薬味らしからぬものもあります。
これを自由に持って言っていいの……?
しかも好きなだけ? 全種類持っていってもいいのでしょうか?
ジャガイモだって、小さな一口ジャガイモがゴロンゴロンと蒸し器でスタンバイしているのですが、これを何個でも持っていってもいいの?

よく判らないので、遠慮して小さな薬味入れにホンのひとすくい、オカラをパラパラ。
その上にジャガイモを1個だけ(しつこいようですが、一口大の小さなジャガイモです)ポツン。
えらい寂しい薬味取り放題になってしまったのでした。

さらに食後、「すいませーん、ホットコーヒー追加で……」と急がしそうに動いている店員に無理やり声をかけると、「こちらを自由にお飲みください」。
見ると確かにコーヒーサーバーが置かれてあるのです。
す、す、す、すみません……。

そんな訳でローカルルールをまったく知らないものだから、ずっと緊張のしっ放しです。
店員に訊こうにも、ぼくが席に着くと同時にアッという間に満席になってしまって、ずっとてんてこまいなので声も掛けられず……。
(コーヒーみたいに思い切って声をかけると、「ご自由にどうぞ」って言われて恥ずかしい思いをしちゃったし)

吹き出す汗はきっと辛口カレーのためだけではなく、ずっと極限の緊張状態でずっといたからに違いありません。
よし、ローカルルールを習得したからには、次回こそスマートにキッチリ、しかも損のないようにキッチリといただくものはいただいてみせるぜ。
問題は、6時の開店と同時に店に入れるように西新宿に行けるかどうか。
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